バトルタワー「激闘!アダマンタイマイ」のあらすじ
次元の狭間にそびえる試練の塔。そこに向かうと一人の男がいた。
男は主人公を知っている口ぶりで「また来たのか、幾度挑んでも超えることはできない」と言った。
人違いであることを伝え、自分の名を名乗ろうとするが男は主人公の言葉を遮り、名前を聞こうとしない。
主人公のような若造は威勢は良いが、簡単に死ぬヒヨっ子だと、そんな未熟者の名を覚えても無駄だと言い放った。
主人公は未熟者であるかを確かめてくれと男に伝える。
男は名をヴォイドという。
主人公はヴォイスの同類なのかとの考えが頭をよぎる。
ヴォイドは主人公にこの高き塔に挑む覚悟があるなら、傷跡を残してこいと言いアダマンタイマイを召喚して、主人公は戦いに挑んだ。
塔を進んでいき、20層に達するとヴォイドが話しかけてくる。
よく這い上がったきたが、まだ半ば。この先に待ち受ける絶望に苦難するがいい。
その言葉に対し主人公は、出てきた敵と戦うだけだと言うとヴォイドは無謀だと言う。
だが、万が一生き残ることができたらパラミティアを変える存在に成り得るかもしれないと伝えてきた。
40層に達すると、ヴォイドは主人公を認め、名前を覚えてやるから無理せずに引き返せと急に態度を変えてくる。
その態度に主人公は、名前はどうでもいい、自分が戦いたくて進んでいるのだと言う。
ヴォイドは主人公がパラミティアを変える希望だから、ここで無理をしたら元も子もない。だからこそ引き返して欲しかったのだろう。
50層まで辿り着くと、ヴォイドは見事だと一言だけ主人公を褒めた。
主人公はここまで頑張ったのに一言だけかと、少し不満を漏らすがヴォイドは、自分を称えるのは自分自身だと言った。
50層までで鍛え上げた実力、厳しい戦いを生き抜いた経験こそが自信につながり、たとえ全ての人に罵られ、蔑まれても自信を持っていれば人は挫折することがない。だからこそ、ここでの経験がこれからの主人公を支えていくのだと伝えた。
自信無くして生きることはできないが、自信を持ちすぎることは時として死を招く。その見極めが難しいが主人公には自信を捨てず、されども自身に踊らせられることのないように生きてほしいと悟った。
最後に、ヴォイドは自分を空虚なままにある者「空(から)」であると言った。
今はわからなくてもいずれわかるその日まで戦いの旅を続けるのだと主人公に伝えた。
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