【FFRK】フレンドクラウドショック【405】

クラウドの超絶が熱い

あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします。

さて、多くのRKプレイヤーがご存知の通り、2016年大晦日、FFRKにとんでもない必殺技が実装されました。

クラウドの「凶斬り・覇」です。

これまでクラウドは超必殺の「破晄撃」、バースト必殺の「フェンリルドライブ」、オーバーフローの「画竜点睛」と、他のキャラに先んじて新機軸の必殺技が実装され、その度に物議を醸しては「蓋を開けてみれば思った程強くない」という結果に終わり、いつしかクラウド自体が新機軸の「実験台」呼ばわりされるようになっていました。

……ところが、今回の「凶斬り・覇」は、今までのようなビミョー新機軸ではありませんでした。

2017年1発目のブログは、実験の結果大暴走してしまったようなデタラメな性能の「凶斬り・覇」について考えていこうと思います。

凶斬り・覇の効果

『敵単体に5回連続の強力な風&闇属性物理攻撃+一定時間、自身のクリティカル率をアップ(効果：超特大)+自身の一部を除く物理攻撃をダメージ限界突破させダメージアップ(効果：中)のEXモード【ソルジャー】』

ダメージ倍率は1.5×5の7.5倍

ソルジャーモードの効果時間は15秒(ヘイスト状態で3ターンほど)

最初にこの効果を見た時は、「クラウドでダメージ限界突破したところで、纏いが乗るのは倍率が低いトルネド剣と、バーアビくらいだし、微妙そうだなぁ……」と思ってしまいました。

が、実際使ってみると、オーバーフローすら過去にしてしまうほどの恐ろしいポテンシャルを秘めていました。

クリティカル率が100%

クリティカル率アップ(超特大)の効果は、なんとクリティカル率が100%になるというとんでもないモノでした。

つまり、凶斬り・覇を使った後は全ての物理ダメージが必ず1.5倍になるわけです。

ラムザの「おまじない」のようなクリティカルの威力がアップするバフを乗せれば、確定でダメージが2倍になります。

この時点でもうヤバイです。

物理ダメージが1.3倍に

ダメージアップ(中)の倍率は1.3倍です。

攻撃力アップではなくダメージアップなので、減衰の影響を受けません。

ということは、(クリティカル1.5倍+クリダメアップ0.5倍)×1.3倍で、確定で2.6倍のダメージを与えられることになります。

この状態でダメージが限界突破するため、オメガドライブ(最大5.24倍)を使えば、13.624倍のダメージ。

オーバーフローの多くは倍率が13倍なので、オメガドライブが素撃ちのオーバーフロー並の火力になってしまいます。怖い。

バーストと組み合わせると…

クラウドには、優秀なバーストアビリティがついた風纏いのバーストがあります。

バーストアビリティのソニックラッシュは、最大で2.6倍、纏いを乗せると3.9倍、さらに風属性強化装備2箇所で5.46倍まで伸びます。これにソルジャーモード+クリティカル威力アップの倍率をかけると……

バーアビで14.196倍！！

危険運転致死傷罪で取り締まられそうです。

ちなみに風纏い&ソルジャーモードで再度凶斬り・覇を使用すると、凶斬り自体の倍率が49.14倍まで伸びます。風強化装備の纏いフローが32.76倍なので、余裕でオーバーフローを超える倍率です。

さらに風弱体&チェインを組み合わせると…

弱体は最大で1.6倍、チェインは1.2倍のベースアップがあるので、バーアビが約31.8倍に。

ここまで来ると、核ミサイルが服を着て歩いているようなもんです。

レジェンドマテリアが発動すると…

クラウドのレジェンドマテリアには「物理攻撃アビリティが中確率で2回発動」の効果があります。

この効果が発動すると、バーアビを1回使うだけで約63.6倍。

もはやオーバーフローを遥か彼方に置き去りにする凄まじい火力です。意味がわからない。

これにレコマテ「取り戻す真実(剣装備時ダメージ1.3倍)」を乗せると、82.68倍まで威力が上がります。

では、極すべてを超えしものを相手に、その火力を見てみましょう。

魔晄中毒恐るべし。

カウント中に倒した挙句、連続発動の運があったとはいえ、最後一人であの量のHPを削りきった時は目が点になりました……。

行動をしっかり詰めたら、同じ構成で全員生存のマスクリもできました。

フレンド召喚でさらに恐ろしい事に……

自前でもかなりの火力を出してくれましたが、この必殺技はフレンド召喚でも使えます。

ということは、スコールやオルランドゥはもちろん、全ての物理アタッカーがとてつもないダメージを生み出せるようになってしまったという事です。

オルランドゥの場合

オルランドゥでクラウド超絶をフレンドで使うと、纏いこそ乗らないものの、聖チェイン&聖弱体の恩恵は受けられます。

バーストの全剣技が合計10倍の威力なので、

10倍×(クリティカル1.5倍+クリ威力アップ0.5)×物理威力アップ1.3×装備補正1.4倍×チェインベースアップ1.2倍×レコマテ1.3倍×弱体3段階1.6倍=90.85倍

そのへんの纏いフローを大きく上回る火力を出せる上に、バーアビは36.34倍。

このバーアビに攻撃&防御ダウンまでついているので、実際はさらにダメージが上昇します。

スコールの場合

スコールでストライフデリバリーサービスを利用する場合、レジェンドマテリアの効果がいかに発動するかが重要です。

魔法剣アビリティが2回発動するので、バースト必殺「冷刃」のドロー&ジャンクションが2回発動したら、次のターンにはレーヴェに移行できます。

また、レジェンドマテリアとレコードマテリアの効果は重複するため、運が良ければ3連攻撃が発動します。

レーヴェの倍率はドロー2スタックで6.3倍、3スタックで8.75倍なので、

2スタックレーヴェ6.3倍×(クリティカル1.5倍+クリ威力アップ0.5)×物理威力アップ1.3×装備補正1.4倍×弱体3段階1.6倍=36.69倍、2連発動なら73．38倍、3連発動なら110.07倍。

3スタックレーヴェ8.75倍×(クリティカル1.5倍+クリ威力アップ0.5)×物理威力アップ1.3×装備補正1.4倍×弱体3段階1.6倍=50.96倍、2連発動なら101．92倍、3連発動なら152.88倍。

しかも氷チェインが未実装なので、スコールはさらに伸びしろが残されています……。

オーバーフローとは一体なんだったのか。

雷神の場合

オルランドゥではなく、だもんよの方の雷神です。

バーストアビリティの雷神爆裂撃を最大チャージ状態で使うと、素の倍率が19.6倍。

セルフ元気玉19.6倍×(クリティカル1.5倍+クリ威力アップ0.5)×物理威力アップ1.3×装備補正1.4倍×チェインベースアップ1.2倍×レコマテ1.3倍×弱体3段階1.6倍=178.07倍。

もう一度言います。

178.07倍です。

ちなみに超サ○ヤ人になると通常時の50倍の戦闘力になり、超サイ○人2はその2倍=100倍らしいので、超○イヤ人2以上に強化されている事に……。

纏いアタッカーは全員超強化

他にもレフィア、バッツ、セフィロス等、単体纏いの必殺技を持っているキャラなら、全員オーバーフローを使うまでもなくトンデモ火力を発揮できます。

オーバーフローが無くてもオーバーフロー以上の火力を期待できるため、最低でもクリティカル威力アップを使えるキャラが1人パーティ内にいれば、フレンドクラウドを利用する価値は十分あります。

FFRKにしては珍しく、とんでもないインフレが起きてしまいましたが、クラウドの超絶を引いていなくても、今まで入手していた装備やキャラでも活用できる点は素直に喜んでおきましょう。

ただ、できる事ならオーバーフローのダメージ上限99999をもう一桁引き上げて欲しいですね。さすがに最高レアのオーバーフローより超必殺の方が倍以上の火力が出てしまうのはゲームバランス的にマズイ気がします……。

フレンドクラウド使用手順

準備するもの

• ・単体属性纏いアタッカー※必須
• ・クリティカル威力アップバフ※必須
• ・攻撃力アップ大バフ※必須
• ・属性チェイン
• ・属性弱体化
• ・防御デバフ
• ・属性強化装備

特に重要なのが、クリティカル威力アップバフ。

クリティカル「率」ではなく「威力アップ」という点に注意。ラムザの「おまじない」やザックスの「ラッキースター」ですね。

やり方

• 1.攻撃力大&クリティカル威力アップのバフをかける
• 2.纏い必殺を使う
• 3.纏いを使ったキャラでフレンドクラウド超絶を召喚する
• 4.1～3をこなす間に弱体や防御デバフ、チェイン等も入れておく
• 5.属性必殺やアビリティを使って敵を木っ端微塵にする

バフが整うまで耐える力も必要

フレンドクラウド戦法は、1人のアタッカーを他の4人で全力でサポートするパーティを組む事になります。

アタッカーの超火力で、ボスの弱状態、超弱状態をスキップして一気に倒せるのが、この戦法の強みですが、高難易度ボスは序盤でも油断していると全滅の危険性があります。自前鉄壁と、踏みとどまる付きの大回復は用意しておきたいところ。

弱体やチェインを切るのであればデバフ役や回復役を増やせるので、火力は落ちますが安定感は増します。

基本的にはこんな感じの構成になります。

デシは鉄壁を発動後、アタッカー、ラムザ、白魔のどれかにいかり&たくすでゲージを供給します。

スペシャルスコア次第では弱体役をファリス等のデバフに代えるか、ラムザにフルブレを持たせましょう。

フレンドクラウド戦法は万能ではない

さて、こと火力に関しては間違いなく現環境で最適解と言ってもいいほど強力な「フレンドクラウド戦法」ですが、実際に運用してみると、弱点も結構多い事がわかりました。

不安要素その1「凶デスペルに弱い」

バフを盛りまくって一人の火力を徹底的に上げる戦法なので、凶デスペルでバフを消されると、途端に機能停止します。

準備を整えるまでにゲージ、アビリティ、行動をかなり消費するので、普通のパーティよりもデスペルによる影響が大きく、デスペルのタイミングを見誤ると最悪の場合詰みます。

敵のHPを調整しつつデスペルの使用を超火力でスキップするか、あえて先にデスペルを撃たせてやり過ごすか、よく考えて行動する必要があります。戦い方をかなり詰めないといけないので、普通のパーティで普通に攻略した方がラクという場合も……。

不安要素その2「属性耐性に弱い」

最も火力を出せるのは、纏いアタッカーによるフレクラ発動です。ということは、属性耐性があると与ダメージが激減してしまうわけですね……。

半減程度なら纏い+弱体化で圧倒できますが、無効や吸収の場合は纏いも装備の属性強化も乗らなくなるので、アタッカーを全力介護してまでフレクラ戦法を使う意味がなくなってしまいます。

無属性の場合はフルダイブ済みのヴァンでシーフズレイドを撃つか、自前超絶クラウドでオメガドライブする運用になりそうです。

不安要素その3「ミッションではまず使えない」

バフや弱体化が必須なので、装備が揃っていない場合が多いミッションではほとんど使えません。

特にクリティカル威力アップ系のバフは実装数が極端に少ないため、現状ではFF7とFFTのミッションでしかまともに運用できません。

不安要素その4「そもそもフレクラを運用できる人は普通のPTでクリアできる」

叫ぶ&おまじない、纏い必殺、自前鉄壁、大回復必殺、弱体などを揃えられる時点で、既にかなり専用装備を持っている事になり、あえてフレンドクラウド戦法を使わなくても普段のイベントやナイトメアくらいなら、サクサク消化できているはずなんですね……。

敵の行動パターンをスキップしてフィニッシュまで持っていけるというのが最大のメリットですが、フラクラ戦法をする場合は相手の行動をしっかり把握していないとむしろ全滅しがちなので、「行動把握するのめんどいから脳死でフレクラ！！」という目的で使うのもなかなか難しいものがあります。

まとめ

フレンドクラウド戦法はめちゃくちゃ強い！

高難易度の実戦でも十分すぎるほど通用する！

が、あえて使うメリットは意外と少ないかも……？

そして、そうこう言っている間に、今度はクラッシュ状態……？レジェンドマテリア付き装備登場……？

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