【FFRK】私のレコードクロニクル-FF8-【367】

二周年目前に各タイトルを振り返るシリーズ。FF8といえば、ドロー？ジャンクション？カード？いいえ、シュウ先輩です。

FF8の裏ヒロイン・シュウ先輩

皆様は、FF8の「シュウ先輩」というキャラクターを覚えておりますでしょうか？

覚えていた貴方はお目が高い！！

リノア、キスティス、セルフィ、風神、カドワキ先生といった魅力的な女性キャラクターが多いFF8ですが、その中でも密かにがっちり熱烈なファンを獲得していたのが、このシュウ先輩。

「FFの中でシュウ先輩が一番好き！」という人は少ないながらも、シュウ先輩好き同士は多くを語らずとも彼女の魅力を暗黙の了解で共有できる、そういうキャラクターです。

しかし、公式のキャラクター絵が存在せず、ムービーでもエンデイングでそれらしき人がちょっと映る程度のほとんどモブ同然の扱い。

外見に関してはプレイヤーの想像に委ねられる部分が多いキャラクターですが、もし野村氏デザインのキャラ絵が出ていたら、私が敬愛する殿下すら食いかねない程の魅力を秘めています。

シュウファンたるもの寡黙であるべしとはいえ、やはり言語化して後世に伝えなければ、シュウ先輩という存在はG.F.に奪われた記憶のように失われていきます。

「もうドルガンとかブラスカまで出てきたんだしそろそろシュウ先輩出してもいいんじゃないのFFRK！？」という願望を含みつつ、今回はあえてシュウ先輩について多くを語っていこうと思います。

プロの軍人……と思いきや

シュウ先輩は、読んで字の如くスコールの先輩SeeDにあたるお方。キスティスの同僚でもあり、作中では何気にプレイヤーとも長い付き合いとなるキャラクターです。

物語冒頭では、先輩として、スコールたちの実地試験に帯同し、作戦を説明してくれます。

着席！
本件のクライアントはドール公国議会。SeeD派遣の要請があったのは18時間前だ。
ドール公国は72時間ほど前からガ軍の攻撃を受けている。
開戦から49時間後ドール公国は市街区域を放棄。現在は周辺の山間部に退避し部隊の再編を急いでいる。以上が現在の状況だ。
次に具体的な任務と作戦の説明に入る。 報告によるとガ軍は周辺山間部のドール軍排除作戦を展開中。
我々はルプタン・ビーチから上陸。市街地に残るガ軍を排除しつつ速やかに市街地を解放する。
その後、我々SeeDは山間部から戻るであろうガ軍を市街地周辺部にて迎撃のため待機する。

プロです。プロの説明です。完全にGIなんちゃら的な軍人です。むしろちょっと怖いくらいです。

圧倒的お姉さん感

クールで厳格な軍人女性なんだな～という印象を与えておいて、試験が終わると、この↓セリフ。

任務成功。めでたしめでたしってとこね。

あれ……?なんかノリが軽いぞこの人。

キミ、なかなかやるじゃない？

えっ、あっ、ハイ！あざっす先輩！ウエヘヘヘ……とはならないのがスコールですが、DUALSHOCKを通してスコールを操作しているプレイヤー（私）は、お堅い軍人だと思っていた女性に急に褒められて内心ドキドキです。

SeeD合格後、さっそく任務で招集がかかると、廊下にシュウ先輩の姿が。

あっ、スコール、もう初仕事もらったって？すごいね、期待されてるジャン

ジ、ジャン……？ウ、ウッス！オッス！頑張るッス！ヌエヘヘヘ……という反応をスコールはしませんが、ブラウン管の向こう側にいる私は、気さくに話しかけてくるシュウ先輩のお姉さん感に「あーやめてくれマジそういうの勘違いするからホントぼく先輩のこと好きになっちゃうから合格パーティで踊ったヒロインとか忘れそうになるからもうホントやめてください」と困惑するばかりでした。

頭もキレる頼れる先輩

バラムガーデンの内紛イベントでは、まずシュウ先輩を探すことになります。

内紛が起きた際、咄嗟に指揮をとったのがシュウ先輩。敵の戦力を分断し、各個撃破することで時間を稼ぐ事に成功していました。

SeeDとしての力もしっかり見せてくれるあたり、つくづく優秀な先輩です。

スコールを操作する私はカードばっかやってましたが、それもシュウ先輩の作戦のおかげです。

あなたたち、どっち！？

騒動の中、シュウ先輩を見つけると、マスター派か学園長派か問い質してきます。

どっちでもないもんよ！俺はシュウ先輩派だもんよ！……とは絶対に言わないのがスコールという青年ですが、私は久々のシュウ先輩登場に心のミサイルがガーデン直撃でMD層に属性攻撃ファイガジャンクションで、それはもう大変でした。

普通の女の子的なセリフが増えていくシュウ先輩

スコール！スコール！！あ、あのね、シド学園長知らない？

白いSeeDイベントでのセリフですが、この「あ、あのね」が非常に高ポイント！これだけでSeeDランク急上昇、振り込まれる給料も跳ね上がります。

最初の軍人然とした態度はもはやほとんど見られず、嗚呼、我とシュウはそれだけ親しくなつたのだな、それだけの時を過ごしてきたのだなと、思ひふけるのもあはれ也。

四天王最強・シュウ

あらスコール。ちょっと驚きよね
あのスペードが負けるなんて…。
クスッ、でも嬉しいかな。最近、私と勝負してくれる人がいなかったのよ。
いいえ、勝負できる人がね。
改めて自己紹介するわ。私はシュウ。
もう1つの名は、CC団カードクィーン『ハート』
さあ、準備が出来たら来なさい。

実はシュウ先輩にはバラムガーデンのカード集団「CC団」の四天王というもう一つの顔があります。

カードクィーンとか自分で言っちゃうちょっとヤバ……かわいい一面を見せてくれました。

よくよく考えたらキスティスと年齢は多分変わらないので、シュウ先輩は18歳。案外、年相応なのかなと思うとさらに親近感を覚え、もうシュウ先輩のカードがなくなるまで延々とデュエルしていたい気持ちでいっぱいになります。カーバンクルのカードを奪い取るときは罪悪感に押し潰されそうになりました……。

ていうかカーバンクルのカードが切り札とか、あざといっす先輩！軍人なのにかわいいもの好きッスか！でも先輩のそういうところ自分は好きッス！……とは微塵も思わないのが、漢・スコール。ここまでくると、「お前エルお姉ちゃんエルお姉ちゃんってシスコンのきらいがあったのにこの理想のお姉さんたるシュウ先輩には無反応とかブラインかかってんのか？あ？」といった具合に主人公とプレイヤーの間で心理的な乖離が生じ始めてきます。

先輩というか友達化するシュウ先輩

おっはよー！なんかすごい久しぶりって感じね

ねぇねぇ、今度あの竜みたいな飛空挺に乗せてよスコール

物語が終盤になると、もはや先輩後輩の間柄というより友達に近い反応を見せてくれます。なんかちょっと甘えたノリのシュウ先輩に、思わず鼻の下がブラスティングゾーン。

飛空艇なんていくらでも乗せてあげますとも！なんならデリングシティで車借りてドライブと洒落こもうではありませんか！もちろんレンタル代もガソリン代も全部僕がもちますよ！なぁに、メガポ錬金でギルなんていくらでも増やせますからね（笑）……なんて事はゼルが地球を100周しても言わないのがスコール・the Legend of SeeD。獅子の心を持つ男は流石です。

最終決戦に向かうスコールを応援するシュウ先輩

よ、よかったぁー。私たち、CC団のメンツでスコールに 挑戦しようとしてここに来たんだけど、誰もいないなぁー なんて、思ってた矢先に外は凄い事になって…
もう、わけわかんないわ。これも、あのアルティミシアという 魔女の仕業なの？

 

――ああ、時間圧縮が始まっている。
早くアルティミシアを倒さないと、この世界の時間が 圧縮されてしまう

 

うぅ～。よくわからないけど、スゴイことになってるのはわかるわ。
世界の命運があなた達にかかってることもね。
超がんばるのよ！！

うおおおおおおおおお！！！！燃えろ獅子の魂！！震えろ恋心！！エンドオブハート！！！！！

初期の優秀な軍人路線はどこへやら、いつの間にかマイペースでちょっと足りない感じの女の子と化し、そのギャップとトドメの「超がんばるのよ！！」で私の心は完璧にドローされてしまいました。

まとめ

課金するんでシュウ先輩実装お願いします。

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