『ARC Raiders』の大型アップデート「Frozen Trail(凍った道)」を一足先に体験!
アルテマ攻略班
ARC Raidersの大型アップデート「凍った道(Frozen Trail)」のメディア向けプレビューイベントに参加しました。雪山の新マップ「ペンドラ・パス」を中心に、瞬間凍結やバリスティック・ゴンドラ、新武器といった新要素を紹介します。

10月8日に配信される「Frozen Trail(凍った道)」は、リリース以来最大の規模になるとされているアップデートです。配信に先がけて9月30日にオンラインで行われたプレビューイベントに参加し、新マップを約2時間半にわたって探索してきました。
この記事では、まずゲームの概要をおさらいし、そのあとイベントで確認できた新要素を順番に紹介していきます。
目次
ARC Raidersとは

ARC Raidersは、ネクソン傘下のEmbark Studiosが開発・販売しているPvPvE形式の脱出シューターです。2025年10月30日に発売され、世界累計販売は1,600万本を超えています。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)、PS5、Xbox Series X|Sです。
舞台は、「ARC」と呼ばれる機械に地表を奪われた未来の地球。プレイヤーは地下居住区スペランザで暮らす「レイダー」となり、地表へ出て物資を集め、生きて持ち帰ることを目指します。倒されると持ち込んだ装備を失うため、どこまで欲張るか、いつ引き上げるかの判断が毎回問われるゲームです。
ソロ、または最大3人のスクワッドで出撃でき、地表ではARCだけでなく他のレイダーとも出会います。手を組むのか、撃ち合うのかはその場のプレイヤー次第で、この読めなさが本作ならではの緊張感を生んでいます。
「凍った道」は10月8日配信。プレビューイベントの内容

「凍った道」は、本作が大型アップデートを年2回のペースに切り替えてから最初の1本にあたります。新マップ、新ARC、新武器、ガジェット、拠点の拡張、進行システムの刷新と、追加される範囲はかなり広めです。
今回のプレビューイベントは、開発チームによるプレゼンテーションと3つのプレイセッションで構成されていました。次の項からは、プレゼンテーションや実際のプレイで確認できた大型アップデートの詳細な情報をお届けします。
新マップ「ペンドラ・パス」

ペンドラ・パスは、ラストベルトの最北端に位置する雪深い山岳地帯です。古いイタリアの村と、エクソダス計画で輸送拠点として使われていた施設群が同じ谷に収まっており、その一角に倒れた巨大な地上型ARC「エンペラー」が横たわっています。
開発チームの説明によると、倒れたエンペラーを置いたのは「ARCでも失敗することがある」と見せたかったから。その舞台として、巨大な機械ですら手こずるほど厳しい土地を選んだそうです。厳しい環境はプレイヤーにとっても新しい種類の試練になりますし、既存マップは暖かい土地や色合いが中心だったので、雪景色が1枚加わることでローテーション全体の幅が広がる、という狙いも語られていました。
主なロケーション

マップの北には「落ちたエンペラー」があり、そのふもとに「旧市街」と「ルーペ広場」が広がります。中央には「アルマテラ駅」「操車場」「荷積みプラットフォーム」といった鉄道関連の施設が連なり、高台には「シエロ・セレノ天文台」と「深宇宙望遠鏡」が建っています。
このほか「司令塔」「研究者用宿泊施設」「鉄道ジャンクション」「交通トンネル」「トラックショップ」「変電所」「オールド・ハムレット」といった場所も確認できました。村の生活の跡と大規模なインフラが隣り合っているのが、このマップの特徴です。
局地的な嵐「瞬間凍結」
ペンドラ・パスでは、セッションの前半に「瞬間凍結(フラッシュフリーズ)」と呼ばれる局地的な嵐が発生します。仕様は次のとおりです。
| 瞬間凍結の仕様 |
|---|
| 1回目は残り時間28分ごろに始まる |
| 1回あたり3分間続く |
| 終了後、1分間のクールタイムを挟む |
| 次の瞬間凍結は別のエリアで発生する |
| 1セッションに計4回発生する |
発生エリアが毎回変わるため、同じルートを通っても安全とは限りません。凍結が迫ると稼働する避難施設も用意されており、身を守れるうえに物資も期待できますが、同じことを考えた他のレイダーと鉢合わせする危険もあります。探索の序盤から「いまどこにいるべきか」を考えさせる仕組みです。
落ちたエンペラーは本作初の「ダンジョン」
エンペラーは現時点では戦う相手ではない巨大ARCで、間近で見られるのはペンドラ・パスが初めてです。マップの象徴である落ちたエンペラーは、外から眺めるだけの背景ではなく、内部に入って探索できます。開発チームはここをARC Raiders初の「ダンジョン」と位置づけていました。
内部はおおむね一本道に近い構造ですが、セッションごとに空間が組み替えられます。必ず通ることになる主要なポイントはいくつか決まっているものの、たどる順番は毎回変化。レアな技術が眠っているという設定どおり見返りは大きいですが、狭い通路で他のレイダーと出会えば逃げ場は限られます。
新たな脱出手段「バリスティック・ゴンドラ」
ペンドラ・パス専用の脱出手段として「バリスティック・ゴンドラ」が登場します。自分で呼び出し、着陸地点まで移動して乗り込むという手順を踏むのが、これまでの脱出との大きな違いです。
定員が3人なので、同じゴンドラを狙うスクワッドが複数いれば席の取り合いが発生します。ただし抜け道もあり、グラップリングフックやスナップフックでゴンドラにぶら下がったり、出発前に屋根へ乗ったりしたプレイヤーも脱出扱いになります。
ペンドラ・パス専用のマップコンディション「リダイレクション」

新しいマップコンディション「リダイレクション」は、ペンドラ・パスだけで発生します。エンペラーが倒れて作業が止まった隙を突き、飛来するハーベスターのペイロードを自分たちの手元へ落とさせる、という内容です。

リダイレクションが発生しているセッションでは、まずマップ上で稼働している「エンペラー中継地」に近づきます。空へ向けて赤い大きなレーザーを放っているのが目印です。その後中継地から「エンペラーのビーコン」を奪い、設置する場所を選びます。設置するとペイロードがその地点へ誘導され、先に周囲へ危険なデブリが降り、しばらくしてペイロード本体が着陸するというのが一連の流れです。
着陸したペイロードからは貴重な報酬が手に入ります。一方で、ビーコンを置いた場所にはARCも他のレイダーも集まってきます。守りやすい場所に呼ぶのか、脱出しやすい場所に呼ぶのか、設置場所の選び方が勝負どころになりそうです。
そのほかの新要素
「凍った道」では、このほかにも多くの要素が追加されます。今回のプレイでは十分に確認できなかった要素もあるため、ここでは公式に発表されている内容を簡単にまとめます。
- ・武器強化:レベル4までアップグレードした武器を、さらに改良できるシステム。銃の挙動そのものを変える改良を選べる。
- ・新ガジェット:移動の選択肢を増やす「グラップリングフック」、2点をワイヤーでつなぐ「テザーランチャー」、周囲の対象を引き寄せる「ヤンクグレネード」、撮影用の「カメラ」の4種類。
- ・新ARC:攻撃的で動きの速い大型の「ブリー」と、滑空して移動し、待ち伏せから尻尾で攻撃してくる小型の「スカルカー」が登場。
- ・新武器:小型弾薬を使うバトルライフル「スティレット」と、大型弾薬を使うスナブノーズリボルバー「バンタム」の2種類。
- ・楽器:「ハーモニカ」と「バンジョー」の2種類。
- ・ARC フリゲート:ARCが一帯に送り込んだ巨大な空中空母。内部に侵入でき、3基の砲塔を備えた新ARC「ハイドラ」が待ち構える。
- ・前哨基地:スペランザの外に持てるレイダーの拠点。モジュールや家具でカスタマイズできる。
- ・報酬パス:レイダーデッキに代わるパス。「課題」の達成で進行し、「無料トラック」と「プレミアム・トラック」の2本がある。
あわせて、武器のカスタマイズを習得するための「テンプレート」、スキルツリーのリワーク、新しいクエストラインも追加されます。
まとめ

ペンドラ・パスは、雪山という見た目の変化だけでなく、瞬間凍結・エンペラー内部の探索・バリスティック・ゴンドラという3つの仕組みによって、探索から脱出までの流れそのものを変えるマップでした。どこで嵐をやり過ごすか、エンペラーに踏み込むか、誰とゴンドラに乗るか。既存マップとは違う判断が次々に求められます。
新マップや新武器に加えて、武器強化やガジェットなども同時に加わるため、長く遊んでいるレイダーほど変化を大きく感じるはずです。「凍った道」は10月8日に配信されます。






































