『機兵とドラゴン』プレイレビュー!機兵と共に空を駆けるリアルタイムバトルロイヤル!
アルテマ攻略班
『機兵とドラゴン』は、株式会社DONUTSより配信予定の新作スマートフォン向けアプリです。
『城とドラゴン』『ドラゴンポーカー』『ドラゴンリーグ』などをゼロから作ったヒットメーカー森山尋氏(株式会社PICTOY)が、総指揮・ゲームデザインを務めています。
森山氏曰く「ドラゴンシリーズ第4弾の位置付けであり、他シリーズ同様に濃厚なリアルタイムの協力・対戦バトルが楽しめる」とのこと。
最大1チーム3人×4の12人によるバトルロイヤルが楽しめます。今回は、機兵とドラゴンの先行プレイレビューをお届けします。
※ゲーム内容は開発中のものです
4チームで争うウキシマバトル
機兵とドラゴンでは、ウキシマ(浮遊艦)に乗って4チームで争うバトルロイヤル「ウキシマバトル」が楽しめます。バトル中の移動は基本自動で行われ、プレイヤーは状況に応じてともに戦う「機兵」を召喚します。
制限時間は5分と決められており、延長もないので空いた時間にサクッとプレイできます。また、4チームそれぞれがフィールドの四隅に分かれてスタートするので、初動が被って開始直後にやられるといった事故もありません。
機兵を召喚して共に戦う
ウキシマバトルで鍵となるのは、プレイヤーと共に戦ってくれる「機兵」です。バトル開始後、右下のデッキからフィールドに機兵をスワイプすると、機兵を召喚できます。
1回のバトルで召喚できる回数は、機兵ごとに決められています。召喚するごとにカードに表示されている召喚回数が減るので、状況に応じて無駄なく機兵を召喚するのが重要となります。
モンスターを撃破して艦パーツを獲得
バトルでは他のチームと相見える前に、フィールド上に出現する雑魚敵「チビドラ」やチビドラの巣、大型モンスターのデカドラなどと戦うことになります。
巣を破壊したり、ドラゴンを撃破すると「艦パーツ」が手に入ります。部品をウキシマに増築すれば、武器による攻撃が可能になったり、移動スピードが上昇します。敵を倒して装備を整え、万全な態勢で他チームとの戦闘に臨みましょう。
移動指示を出して交戦開始
艦パーツを手に入れて装備を整えたら、いよいよ他チームとの戦闘開始です。自分から仕掛けたい場合、右下のデッキから「投票」をフィールドにスワイプすると、他プレイヤーの艦に対しての攻撃指示を出せます。
反対に、準備が整っていない段階で敵チームから狙われた場合、投票から「逃げる」を選ぶと戦線から離脱できます。機兵の召喚と同様、投票の回数にも上限があるので、指示の仕掛け所が試合の勝敗を大きく左右します。
バトル前にデッキ編成
バトルで使用するデッキは、所持しているカード全てからランダムで決まります。ただし、リーダーに設定した機兵は例外で、確実にデッキ編成できます。
デッキは何度か引き直しができるので、設定したリーダーと相性の良い機兵を引けるまで粘るのもありです。狙いの機兵が引けなくても意外なシナジーが見つかるかもしれません。
バトルは2種類
バトルは、「強化バトル」と「ランクバトル」の2種類が時間で切り替わります。強化バトルでは全ての機兵や艦パーツのレベルが同じになり、同条件でバトルが楽しめます。また、プレイすると経験値アイテムなどを入手できます。
対してランクバトルでは、育てた機兵の能力をフル活用してより高いランクを目指す真剣勝負に挑めます。強化バトルでゲームの理解度を上げつつ機兵を育成し、自信がついたらランクバトルに挑戦、というゲームサイクルが基本になりそうです。
1チーム最大3人まで一緒に遊べる
1チームは最大3人で、バトルに入る時に仲間の人数を選べます。ソロでもタッグでもトリオでも遊べるので、メンバーが揃っても揃わなくてもすぐにプレイできます。
先行体験会プレイレポート
ここからは、開発者の方も交えた先行体験会のプレイレポートをお届けします。
先行体験会でとりわけ印象的だったのは、ソロプレイと複数人プレイ、特にトリオのプレイフィールの違いでした。ソロプレイではウキシマ艦への指示を行う「投票」がそのままウキシマ艦の行動に反映されますが、トリオだと投票先がばらけた場合、多数決で行動が決定します。
自分の思い通りだけには進まないもどかしさがありつつも、味方と意見が一致して勝利を手にした時の達成感は格別です。実質的にソロよりも自分の責任が軽くなるので、とりあえずカジュアルに遊びたい、という場合はトリオでのプレイが良さそうでした。
トリオの終盤は大怪獣バトル
トリオでは、当然ながら各プレイヤーそれぞれが機兵を召喚でき、艦パーツも1回の入手で3人分手に入ります。3人の機兵とソロの3倍の艦パーツがフィールド上にひしめき合い、ゲーム終盤は大怪獣バトルの如き様相を呈します。
3人分の火力がウキシマ艦に襲いかかるので、一度交戦すると短期決戦になりやすいのもトリオならではです。チーム全員の命が懸かっている分、ソロより慎重な立ち回りになりやすいのもあってか、残り1分で育ちきった4つのウキシマ艦が集合する大規模戦闘が結構な頻度で繰り広げられます。
開発チームでも意見が分かれる「最強キャラ」
ゲーム攻略メディアである以上、避けて通れないのは「最強キャラ」、ということで開発チームの方に自分が思う最強の機兵をお聞きしました。
すると、屈折するビームで広範囲を制圧する「シュバルツ」、火属性機兵を一撃で倒せるほどのバースト火力を誇る「ロッティ」、シンプルに高ステータスなディフェンダー「オズヴァルト」など数々の意見が上がり、見事なまでに全員の思う最強機兵が分かれていました。
確かに、進行方向のランダム性や属性相性の概念から、どの機兵でも「この瞬間は最強」というタイミングが不意に訪れるゲーム性で、どの機兵がデッキに来ても使い所を見出だせるようになっています。
ちなみに筆者は、デバフは強いという信念の元に防御デバフを持つアタッカー「フー」を毎回リーダーに選んでいましたが、トリオでは味方全員にバリアを付与する「ベネディーレ」にパワーを感じてキャラ変えしました。
まったく新しいバトルロイヤルを体験
今回は機兵とドラゴンの先行プレイレビューをお届けしました。短時間で決着が付くリアルタイムバトルロイヤルで、ランダムで決まるデッキや艦パーツが毎回のアドリブ性を生み、繰り返し遊べるゲームデザインになっています。
難しい操作は求められないので、バトルロイヤル系のゲームに興味はあるけどアクションが苦手、という方でも安心してプレイできます。現在事前登録中なので、興味がある方は事前登録をしてリリースに備えましょう!