『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』開発者インタビュー付き！発売日は2025年1月30日(木)に決定！

ですね！笑

今回20年ぶりにどうスタートしようかと思ったときに、前作やっていただいた方ももちろん喜んでいただける形にしたいですし、何ぶん20年前のタイトルなので、もしかしたら世代交代で……。

特に今高校生の方はもちろんやっていないので、難なく入っていただけるように現代的なアプローチを取り入れながら、シナリオを進めさせていただきました。

ありがとうございます！

システム的にも、例えば頭身が大きいキャラクターがマップ上でぶっとばして剣が滑っていった描写を作る時、妙にリアルにする必要があるので、コミカルの要素としては小さいキャラクターの方が相性が良くて、今作のキャラ作りのきっかけの1つになっています。

前作と同様に童話の物語みたいな感じなんで、前回結構好評だった部分はダークな部分でして、童話って親切な行いをしても返ってくるのが親切とは限らない。そういった童話的な要素は大事にして、今回多くのユーザーに楽しんでもらおうかなと！

少し話が飛んでしまうのですが、ファントムブレイブをディスガイアに並ぶシリーズ化を目指しておりまして、次に繋げていこうと思ったときに、いつまでもマローネとアッシュだけではなかなか難しいと思っていまして。

多くキャラクターの土台を作ろうと思ったときに、いろんな出会い・出会ったキャラクターが個性豊かであることが必要だったので、今回、海賊のフレーバーも入れて個性豊かなキャラクターのバックボーンとして配属の選択を取ってみた感じです！

PVの方に出てきました要素としてコンファイン、絆コンファイン、あとはPVの方では深掘りはしなかったんですけどガジェットであったりとか、各種要素が他にも連動システムの挙動として前作と同様に滑ったりですとか、敵をぶっ飛ばしたりですとか……！

あとはアイテムに各種特徴のある技があるんですけども、持っているキャラクターや何を装備するのかなどの組み合わせによって、例えば前作にもあったヒトデのヘリコプターであったりとか、ぱっと見何これ？っていう状況が起きるんですよ。

例えば元々の想定では花につけたアクションの技があるんですけど、花をマップ上に植える、植えるのが毒のトゲ、それだけ聞くと地面の方にズバッとトゲがでてくる、そこまで聞くと自然ではあるのですが、ファントムブレイブの特徴上色んなキャラクターが技を違う武器に移植できたりするので……！

例えばアッシュを装備した状態でその技を使えてしまう。そうすると何が起こるかというとアッシュが地面から生えてくる。これは前作にもあった要素なんですけど、そのあたりの要素もあってやりたい放題というところを謳わせていただいております。

色々な組み合わせがありますので、時には「これバグちゃうか？」という見た目の技もあるので楽しみにしていただければ。ちょっとカスタマーサポートが怖いですね(笑)

そうですね。戦闘の要素の他にも、拠点の方で新聞ですとか、シナリオ進めていくとキャラクターや村人などから手紙が届いたりします。あとは依頼というサブシナリオもありますので、本編のシナリオとは別にそちらの寄り道をして遊んだりもできます。

プレイ時間としては寄り道を省いて本編だけみたとしても、30時間程で結構やりごたえのある要素になってますのですべてを楽しもうとすると……すべてじゃないですね。本当に「すべて」ですと無限になってしまいますので、一通り楽しもうとすると100時間以上は余裕で遊べるような内容になっています。

あ！詳しくですか！笑

まずファントムというところが、前作での内容としてコンファインというシステムが他のRPGではちょっとやりづらい部分になっていると思っていまして、コンファインっていうのはファントム(幽霊)だからこそマップ上の色んな所からポップさせられる。

それによってどこにどのキャラクターをポップさせるか、コンファインさせるかによって戦略も変わってきまして、変な所ですとすぐに目の前の敵にやられてしまったりとか。

あとは今回マローネが死んでしまうと味方をポップ・コンファインさせられないので、まず大事なのはマローネを守るという選択が第一に必要です。コンファインを支える要素としてファントムだからこそできるということなんですね。

生きた者をそもそも憑依させられないので、今の「コンファイン×ファントム」という設定があるからこそですね。

海賊の要素に関しても、今回戦闘の方にも大砲とか、ガジェットの方にも海賊ならでは……もしくは「あれっ？海賊？」っていえるような、例えば「扇風機」とか！

はい笑

そういった要素もありますし、拠点の方にも仲間にした海賊たちの船を手に入れて、味方へのバフなどの効果が付いたり、依頼の方でも海賊ならではのアイテムや小話もあるので、是非楽しんでみてください。

まずはIPの成長を目指していますので、あまり多くは変えすぎないことを意識しています。ただ、20年前のタイトルなので、細かいところでいう操作性とかやり辛いところはあるので、現代的なシステム……ディスガイアの便利だった機能を輸入したりして、最近のユーザーも入りやすいように違和感なくしております。

また、前作になかった要素として、絆コンファインやガジェットの方が増えております。絆コンファインに関しては発動には条件がありますので、バンバン撃てるわけではなく、条件を整える必要があるものの、効果的な場面で使えたらRPGが苦手な方でも十分クリアできるかと。

RPGが得意な人は使わずにクリアもできるかもしれませんが、ワンモアによる連続攻撃のターンで爽快感がありますので、是非使ってほしいですね。

編成依存ですね！あとはキャラクター達との友好度(絆)がありますので、そちらを上げる必要があります！対象との絆はコンファイン、拠点で会話、何かを渡したりで上がります！

何より、弊社原田のイラストの「かわいさ」は一目に付くと思っています。

また、今回は難易度の調整も可能でして、ディスガイアのユーザーが好む歯ごたえのある難易度から、RPGが苦手な方まで楽しめるように用意しています。いつでも難易度を変更できるので、自分に合わせてお楽しみいただければと思います！

もしかしたら違和感あったかもしれませんが、今作のジャンルはRPGと謳ってるんですよね……！

あれ？これシミュレーションRPGじゃないのって感じられると思いますが、シミュレーションRPGだとどうしても小難しい印象がありますので、難易度の要素、見た目のかわいさ、20年ぶりのシステム改善と触りやすくなっています。

SRPGのような見た目ですが、その辺りの要素が絡まってきて、RPGをあまり手にしなかった方にも取っ付きやすい仕様となっています。

多くユーザーがいらっしゃるからですね！弊社Steamは1年とか後追いで対応させてもらっていたのですが、Steamユーザーが日本でも増えたと肌で感じておりまして、発売同時ではないのですが、1月、2月ほど遅らせての発売を今回させていただきます。

今回、Nintendo Directさんにもお取り扱いいただいており、Switchをメインに最適化を行っております。プレイステーションさんは4Kに対応しておりますので、きれいな解像度で遊んでいただきたい人はPS5でもお楽しみいただけると！

ディスガイアでお馴染みの佐藤でございますが、魔界のイメージがありますが、最初合うのかなぁ？と思っていました……が！そんなこと杞憂でした笑

南国の暖かさを感じるポップな明るい感じと、今回気合いを入れてオーケストラの生収録もいただいております。聞いてて気持ちの良いダイナミックな形になっており、さらに絆コンファインも専用のテンションが上がる曲なので、耳もお楽しみいただけると思います。