『リバース:1999』プレイレビュー！壮大なストーリーで描かれるタイムリバースRPG！

『リバース:1999』は、「ストーム」の影響により時間退行をする世界で様々な時代を渡りながら「ストーム」の謎に迫っていく世紀末タイムリバースRPGです。レトロな世界観、作り込まれたシナリオ、映画のように美麗なグラフィック映像作品としても完成度の高い作品となっています。

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謎の現象ストームによって「巻き戻った」時代

1999年12月31日23時59分。20世紀が終わる瞬間に「ストーム」という謎の現象が発生し、世界は「巻き戻って」しまった。

ストームの影響を受けない「タイムキーパー」の主人公・ヴェルティが時代の波を歩きながらストームの謎に迫っていく。

洋画のようなレトロな世界観

リバース:1999では時代を逆行するストーリーのなかで、60年代のロンドンや20年代のニューヨークなどが舞台となっています。

先の読めないシナリオ、どこか陰鬱とした世界観と美しいグラフィックが相まってレトロな映画を観ているような世界観は没入感が非常に高いです。作り込まれた世界観が本作の最大の魅力と言えるでしょう。

個性的で魅力のあるキャラクター

ヴェルティ	CV:高森奈津美 時代の誕生と消滅を記録する、時を司る者（タイムキーパー）。 「ストーム」の影響を受けない唯一の存在として、止めどなく遡る時代を旅する。
ソネット	CV:内田秀 聖パブロフ財団の優秀な卒業生であると同時にヴェルティの第一助手でもある。 彼女の詩歌は幸福と理想の象徴だ。 たとえ、真の外界を見たことすらないとしても。
レグルス	CV:山本希望 お茶の間でおなじみの海賊ラジオ「APPLe」のディスクジョッキー。 宝物のレコードを背負って「ツイスト」のダンスステップを踏みながら、自由自在に彼方を目指す。
APPLe	CV:平川大輔 博識なリンゴ。 錬金術、光学、自然哲学、力学分野に至るまで…医者を遠ざけはしないが、豊富な知識を共有してくれる。
X	CV:土岐隼一 機械で無限の可能性を創造する天才。 ホットティーが欲しいと思えば、小さな鉄の玉を指先で押すだけ。
サザビー	CVS:伊藤美来 博学であるが常識に欠ける大富豪家のお嬢様。 神秘学（アルカナム）の理論で自動車、映画などを含む現代文明の産物全般を理解しようとする。
ドルーヴィスⅢ	CV:石川由依 没落貴族のお嬢様、一流のワンド製造家。 森に戻ろうとする彼女の足どりを、ドレスもハイヒールも止めることはできない。
シュナイダー	CV:悠木碧 シカゴのギャングで最年少のボス。 イタリアから移住したファミリーの一員として、彼女には十二人の姉と信仰深い両親、そして十数人の凶暴で忠実な子分がいる。
ミス・モアッサン	CV:小原莉子 謙虚で穏やかな家庭教師。 面倒見が得意で、簡単な質問も複雑な質問も、唐突でお茶目な質問にさえ答えてくれる。残念なことに、このお節介な長所のせいで彼女の教師キャリアは多難なものになってしまった。
マチルダ	CV:伊藤彩沙 最前線学院の風紀補助教員。 マチルダ、マチルダ、マチルダ。 もう一度。マチルダ、マチルダ、マチルダ！ 永遠のトップ、可憐で親身な乙女…あぁ、我らがマチルダ。
ボイジャー	CV:本渡楓 彼方からやってきた宇宙人。 その星には「音」がなかった。そのため、55種類の地球の言語を習得してもなお、ほとんど言葉を発しない。たいていはバイオリンの音色で感情を表す。

リバース:1999には多くの魅力的なキャラクターが登場します。キャラクター設定が事細かく記されているので、詳細を理解することでストーリーをさらに楽しめます。

育成することで特別な衣装が解放

星4以上のキャラを育成して洞察を2回行うと、本色コスチュームが解放されます。本色コスチュームはどのキャラもとても魅力的なので、すべてのキャラを育成したくなること間違いなしです。

戦略と運が絡む特徴的なバトルシステム

リバース:1999のバトルは、ランダムに配られたカードを使用して戦うターン制バトルです。コマンドを選択するかわりにカードを使用するという点が特徴で、カードの使い方で戦況が大きく変わるためプレイヤーの腕が試されます。

またどんなカードが補充されるかわからないので、運要素も絡み奥の深いバトルを楽しめます。

戦略の鍵となるのがカードのランクアップです。カードには1～3のランクがあり、同じランクの同名スキルが隣に並ぶと融合し1つ上のランクに上がります。限られた行動回数の中でカードを使うのか、移動させてランクアップさせるのかなど戦略が求められます。

特定の条件を満たすと出現する「アルティメット」では強力なスキルを発動することができます。アルティメット発動時の演出は凝っており、本作の世界観にあったエフェクトを楽しむことができます。

ウィルダネス(箱庭)で放置報酬をゲット！

ウィルダネスでは、施設から時間経過でダストや咬噛銭貨を獲得できます。孤島を大きくすることで、報酬の回収効率が上がるので、まずは島を拡張しましょう。

島を拡張する際は、様々なパネルを設置する箱庭的な要素が含まれているので、迷ったらミッションを元に進めることをおすすめします。

キャラの絆を深めると設定の詳細が解禁

また「キャラ招待」からキャラを配置すると絆を上げられます。絆レベルを上げると、キャラを深掘りしたコンテンツが解放されるので、ストーリーや高難易度以外の別のベクトルで『リバース:1999』を楽しめます。

作り込まれたシナリオと圧巻のグラフィック

本作はシナリオやグラフィック、音楽など、どれも素晴らしく、世界観を作り出しています。普段ゲームをあまりしないという人にも映像作品としておすすめをしたいと思いました！

バトル面もシンプルながら戦略性を求められる奥の深いシステムになっており、ゲーム好きの方も満足できる作品です。『リバース:1999』をぜひプレイしてみてください！

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