アストラエ・オラティオCβTレビュー!アニメ文脈に深く迫る意欲作
アルテマ攻略班

アストラエ・オラティオ(アスオラ)のCβTプレイレビュー。戦闘システム、ゲーム進行の流れ、世界観、演出の方向性等を記載しています。
※掲載のスクリーンショットは、クローズドβテスト時のプレイ画面です。
新作アニメ調タイトルのCβT実施
アストラエ・オラティオは、Dynamis Oneが開発する新作スマートフォンゲームです。リリースに先駆けてクローズドベータテスト(CβT)が実施されており、アルテマでもテストに参加する機会を頂けました。当記事では、CβTの様子を細部にわたってお届けします!
なお、掲載しているスクリーンショットはいずれも開発中のものであり、正式リリース時に変更される場合があることをご了承ください。
89年の東京を舞台に展開する魔法と少女の物語
拡大する懐かしのブラウン管テレビ
拡大する時代を感じる庁舎
拡大するレトロ感のある制服
アスオラの舞台となるのは、89年の東京です。建設途中の東京タワー、万博といったキーワードが登場し、キャラクターの衣装もどことなくレトロ感が漂うデザインとなっています。
とはいえ、実際の89年に徹底して忠実というわけではなく、当時まだ無かったガラケーや匿名掲示板といった要素も登場し、年代そのものではなく「一昔前」という大きな括りで構成された世界観です。
魔法と行政をテーマにした物語
拡大するある日突然魔法使いの管轄を任されてしまった主人公
拡大する謎多き前任者の長官。めっちゃセクハラしてくる
本作の主人公「主任」は、東京で暮らす魔法使い達を管理する行政の人間です。東京という都市全体が主人公の管轄となっており、そこで暮らす魔法使い達と関わっていく中で物語が進行します。
登場する魔法使い達は、いわゆる「魔法少女」と言うよりは、「空の境界」的な雰囲気で、日常の中にそういった魔法使いが潜んでいる……といった世界観。学生の他にも様々な年齢、役職のキャラクターが登場し、ストーリーが進むにつれて世界が広がっていくという構造です。
90~00年代アニメを現代化したキャラデザ
拡大する芋っぽさが可愛らしい
拡大するとんでもない服装のキャラも……!
本作に登場するキャラクター達は、かつてのライトノベル原作のアニメ作品を彷彿とさせるデザインで描かれています。当時の絵柄に寄せているだけでなく現代的なバランスも備わっており、「古いのに新しい」「懐かしいのに今っぽい」という絶妙なさじ加減。特に制服の良い意味での「芋っぽさ」を感じるデザインは非常に秀逸です。
画作りに拘ったカットシーン
本作のビジュアルと演出の方向性を一言で表すなら「新海誠×山田尚子」。
自然光と人工光を巧みに使って表現される都会的な背景の中に、余白を効果的に使った叙情的なレイアウトでキャラクター達が描かれています。
物語の大部分は立ち絵+テキストのオーソドックスなアドベンチャーゲーム形式で進行しますが、導入や物語の山場では繊細なアニメ的表現がなされており、演出面でのセンスが際立っていました。
TVアニメのお約束を盛り込んだ演出
本作では、キャラクターデザインや画角以外にも、「提供画面」や「CM前後のアイキャッチ」といったTVアニメならではの要素が、演出として取り入れられています。
戦略性&ちょいアクションのバトル
拡大するアイコンに合わせて行動を選択
本作の戦闘をざっくりと表現するなら、「リアルタイム後出しジャンケン」といったところ。
UI上に表示される敵の行動を打ち消せる行動を選択し、APを消費して連続攻撃を叩き込むというシステムです。
目押しでのジャストガード成功時に発生する強力なカウンターはとても爽快で、3Dアクションではないクラシックなバトルながらもアクションゲームのような気持ちよさを体験できます。
また、スキルを一定回数使用後に発動できる「領地宣言」ではAP全回復&全キャラのスキルリキャスト回復で一気に連続攻撃を叩き込むことが可能。言葉通り、場を制圧している感覚でドーパミンがドバドバ出るシステムです。
頭一つ抜けた演出力が光る期待のタイトル

CβTを通して感じたのが、とにかくカットシーンにおける「静の演出力」の巧みさでした。レトロ感溢れるデザインと世界観を、現代的かつ上品な構図とアニメ演出で魅せる本作からは、アニメ調ゲームというジャンルにおける表現を一段上のレイヤーに押し上げる可能性を感じさせてくれました。






































