Dungeon Antiquaレビュー～ダンジョン特化のレトロドットRPG～

ダンジョン攻略に特化した古き良き時代のRPG、『Dungeon Antiqua(ダンジョン・アンティーカ)』のプレイレビューをお届けします。

Dungeon Antiquaとは

『Dungeon Antiqua』(以下ダンジョン・アンティーカ)は、ダンジョン攻略に特化したレトロ風味のドットRPGです。

ファミコン時代のファイナルファンタジーシリーズやWizardryからの影響を強く受けており、昔懐かしい古風なRPGを楽しめます。

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ダンジョン攻略特化のシンプルなゲーム性

ダンジョン・アンティーカは、とにかくダンジョンに潜っていくことに特化した設計のタイトルです。

キャラクターの職業を自由に選んで5人パーティを作成した後は、5つの武具を求めてひたすらダンジョンを攻略していくのが本作の流れとなっています。

シナリオ描写は必要最低限に抑え、ダンジョン攻略にひたすら没頭できる、まさにRPGのアンティークのようなゲームです。

複数の職業から選択

本作では、好きなタイミングでキャラを追加、変更できます。

各キャラは複数の職業のうちどれかを選ぶ必要があり、レベルアップでステータスを上げていき、一定値を満たすと上位職に転職できるという、RPGで御馴染みのシステムを採用しています。

ボコられて戻ってまた挑んで強くなっていく

こちとらFFと共に育ったおじさんゲーマー、こういったゲームはお手の物！というわけで、戦士戦士盗賊僧侶魔法使いのバランスが良さそうなパーティを組み、早速ダンジョンに挑みます。

――が、ゲーム開始からわずか5分、いきなり全滅の危機を迎えることに……。

なんだこいつは……黒騎◯か……？

某FFのチキンナイフを育てるがごとく逃げ回って、命からがら教会に駆け込み、仲間を蘇生。その後再びダンジョンに潜るも、またもや敗走。

しかし、幾度化の敗走を重ねつつも手元のお金は増えていき、レベルもじわじわと上がっています。

金で買った剣による攻撃で、◯騎士に勝利！

昔懐かしい成長している感覚が筆者を満たしていく……！

その後、ダンジョンの探索を続けていくうち、地下への階段が！この先、一体何が待ち受けているのか……。

隠し通路や罠宝箱といったお約束要素も

本作では、隠し通路、罠、何かが仕掛けられている宝箱といったRPGのお約束要素が、ダンジョンでは当然待ち構えています。

宝箱の中身は一定の範囲でのランダムとなっており、ダンジョンに入るたびに復活するため、ちょっとしたハクスラ的な楽しみ方もできます。

昔のJRPG好きにはたまらない一作

レベルアップと装備の更新で難敵を攻略していくという流れは、現代でも多くのタイトルに受け継がれている、ゲームの最も大きな快感の一つ。

ダンジョン・アンティーカは、その成長しながら攻略していく感覚にギュッと焦点を絞った、RPGの原液とも言える作品です。

昔ながらの成長しながらダンジョンを進んでいく感覚を味わいたいゲーマーは、ぜひプレイしてみてください！

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