『DE-EXIT -Eternal Matters-』プレイレビュー！死んでから始まるアクションアドベンチャー

「DE-EXIT -Eternal Matters-」は、死んで骸骨姿になってしまった主人公を操作して冒険するアクションアドベンチャーゲームです。最初からクライマックス感たっぷりですが、ポップで明るい世界観なのでご安心を。

死を超越し、生き続ける旅へ。荒廃した記憶次元の謎を解き明かすため、死後の世界での冒険に旅立ちましょう！

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DE-EXIT -Eternal Matters-とは

死後の世界を旅する

プレイヤーが操作するのは、命を落として骸骨姿になってしまった主人公です。死なないために頑張るゲームは数あれど、死んだところから始まるのはなかなか珍しい。

本作は「死とあの世を前向きな視点で探求する」というコンセプトで作られているため、死後の世界を冒険するゲームでありながら悲壮感だけではなくコミカルな要素も描かれます。

記憶次元の謎を解き明かす

冒険の目的は「記憶次元の謎を解き明かす」ことです。死後の世界を冒険するってどういうこと？　そもそも主人公はどうして死んだの？　湧き上がる様々な謎を解明するために冒険します。

難易度はそこまで高くないので、各地のメモや人々からの情報収集によって謎が解けていく、ストーリー性に集中できるゲームデザインです。

アクション&パズル&ステルス

本作は穴を飛び越えたり崖をよじ登ったりといった、アクション要素がメインです。加えて、ダンジョン攻略ではゼルダの伝説シリーズのような謎解きパズル要素もあります。

また主人公は既に死んでいるため、敵との戦闘はできません。敵がいる場面では隠れてやり過ごすステルス要素が主になるでしょう。アクション・パズル・ステルスと多くの要素が盛り込まれている点も本作の大きな特徴です。

攻略の鍵を握る「アーティファクト」

ゲーム性を広げ、攻略の鍵を握るのが「アーティファクト」と呼ばれるアイテムです。敵を目視するアーティファクトや、障害物を破壊するアーティファクトなどを状況に応じて使い分けながらゲームを進めます。

ゲームの進行に合わせて使えるアーティファクトが増え、同時にゲーム内でできることが増えていくシステムです。ストーリーが進むことでゲーム性が広がっていくので、どんどん面白くなっていきます。

遊びやすく引き込まれる世界観

初心者にも遊びやすいゲームデザイン

本作では敵にやられたり、特定の障害物と接触したりすると死んでしまいます。最初から死んでるだろというツッコミはNG。

しかしゲームオーバーにはならず、チェックポイントに戻されるだけですぐにゲームを再開できます。再挑戦しやすく、トライ&エラーによって確実に攻略を進めていけるので普段アクションゲームに慣れていない方にもおすすめです。

洞察力が問われるステージギミック

次のマップへ進むために、ステージギミックを解かなければいけません。地面、空、建物など、目に映る全てのオブジェクトに対し洞察力を働かせ、次へ進むためのギミックを解き明かしましょう。

謎が解けて次のマップへ進めるようになった時の爽快感は癖になります。パズルゲームが好きな方、謎解きが好きな方には特におすすめできる作品です。

死後の世界を生き抜く独特な世界観

主人公が死んだところから物語が始まる通り、悲壮感溢れる緊迫した世界観です。しかし終始シリアスな展開が続くわけではありません。

骸骨姿の愛らしい主人公の見た目や、不思議なテンションで話す街の人々など、親しみやすい世界観をしています。死や骸骨という言葉からホラー色の強い世界観をイメージするかもしれませんが、決してそんなことはありません。

死から始まる謎解きアクションアドベンチャー

アクション・パズル・ステルスと様々な要素が盛り込まれた謎解きアクションアドベンチャー「DE-EXIT -Eternal Matters-」はいかがでしたか？

主人公が最初から死んでいるという設定通り、他作品では味わえないような独特な世界観を堪能できますので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

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