『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア リマスター』プレイレビュー!様々なゲームジャンルが融合した斬新なバトルシステム
アルテマ攻略班
「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア リマスター」は、2008年にニンテンドーDSで発売した「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア」のリマスター作品です。
あらゆるゲームの中でも屈指の斬新さを誇るため、今までにないゲーム体験ができること間違いなし。そんな本作の特徴と魅力を紹介していきます。
ナイツ・イン・ザ・ナイトメアリマスターとは
他に類を見ない斬新な戦闘システム
本作は味方を操作して敵を倒していくRPGなのですが、そのゲーム性は「ロールプレイング+シミュレーション+弾幕シューティング+アクション+パズル」をかけ合わせた全く新しい斬新なバトルシステムです。
今後どれだけのゲームが世に生み出されようとも、本作と同じゲーム性を持った作品は絶対に生まれないでしょう。
主人公はウィスプと呼ばれる白い玉
▲白い玉がプレイヤー。赤い虫は敵の攻撃
プレイヤーはウィスプと呼ばれる白い玉を操作して戦います。ウィスプが味方をタッチすることで味方が敵を攻撃するので、ガンガン攻撃命令を出してダメージを与えましょう。
味方にHPやMPの概念はなく、ウィスプが被弾することでプレイヤーが使える残り時間が減っていきます。攻撃面ではシミュレーションRPG、防御面では弾幕シューティングゲームの要素が組み込まれているのが特徴的です。
4種類の攻撃を使いこなそう
攻撃の種類 | 特徴 |
---|---|
通常攻撃 | ・攻撃力はほぼゼロ ・MPを溜めやすい |
スキル攻撃 | ・MPを消費して強力な攻撃 |
ハイスキル攻撃 | ・武器/キャラの属性一致時に使用可能 ・しばらく武器が使えなくなる |
EXスキル攻撃 | ・ヒロインのみが使用可能 |
味方キャラに出せる攻撃命令は全4種類。基本的には通常攻撃でMPを溜めて、強力なスキル攻撃を使って大ダメージを与えていく流れです。
本作はターン性ではなくキャラを動かしたい時に動かせるので、キャラAのスキル発動中にキャラBのスキル発動準備を進める……といった波状攻撃でガンガン攻撃していけます。
戦い方は様々
ただ強力な攻撃を連発して敵を倒すだけではなく、戦闘中にどんな行動を取るかも重要です。例えば、特定のアイテムを使用することで戦闘に参戦していたキャラを正式に仲間にできます。
あえて戦闘を長引かせて多くの敵を倒すことで、経験値やアイテムを稼ぐプレイングも可能です。最初は敵を倒すだけで精一杯ですが、慣れてくると効率の良い戦闘ができるようになっていくためプレイングスキルの向上が実感できますね!
戦闘に持ち込めるアイテムは4つまで!
戦闘に持ち込めるアイテムは4つまで、という制限があります。仲間キャラを増やすためのアイテムを持ち込めば持ち込むほど、敵を倒すために必要なアイテム枠が減ってしまう恐れが!
後々のために仲間を増やすことを優先するか、目の前の戦闘に勝つためのアイテム構成で行くかなど、戦いの前から駆け引きが始まっています。
豊富な育成/やりこみ要素
本作は「ストーリー」→「戦闘」→「育成」の順番にゲームが進行していきます。戦闘によって得たアイテムや経験値を使って味方を強化し、次の戦いに臨みましょう。
世界観が広がるポーズトーク
戦闘中にキャラが喋る
戦闘中にキャラにウィスプを乗せてBボタンを押すと、ポーズトークというちょっとした会話イベントが発生します。
一言二言話すだけの簡単なイベントですが、1人のキャラに複数パターンある上に民間人にも用意されているので全て網羅しようとすると膨大なテキスト量です。ただプレイしているだけでは見つからない様々な裏設定が垣間見えることも?
敵の話も聞ける
話を聞けるのは味方キャラだけではありません。敵キャラやボスキャラにも複数パターンのテキストが用意されているので、本作の作り込みの深さが伺えます。
キャラの育成で役立つ
キャラAの魂をキャラBに捧げる「トランソウル」で、任意のキャラの能力を強化できます。魂を捧げる相手は人種や個人的な人間関係が良好である場合に効果が上がるため、ポーズトークでキャラの人となりを把握しておくことは大切です。
対立する派閥関係だとほとんど効果が見込めない場合がありますが、ストーリーだけではキャラ同士の人間関係はほとんど分かりません。積極的にポーズトークを聞き、キャラの背景を深掘りしていくことが効率的な攻略に繋がります。
他では味わえない唯一無二のゲーム体験
斬新なゲーム性と深いやり込み要素を持つアクティブ&タクティカルRPG「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア リマスター」はいかがでしたか。丁寧なチュートリアルや難易度調整もあるので、複雑なシステムも自然と覚えていけますよ。
今回はSwitch版に焦点を当ててゲームを紹介しましたが、スマホ版も配信されています。無料の体験版もあるため、まずは体験版で遊んでみて面白かったら購入してみるのもおすすめです。