【ファンパレ】呪術廻戦ファントムパレードの評価・レビュー【呪術廻戦ファントムパレード】

呪術廻戦 ファントムパレード(ファンパレ)の評価とレビューです。ゲームの方向性、バトル、世界観のレビューを掲載しています。

ファンパレの評価

アルテマ攻略班の評価

ファンパレはこんな人におすすめ

• ・呪術廻戦のアニメが好き
• ・キャラをじっくり育成するゲームが好き
• ・呪術廻戦のシナリオを追体験したい
• ・オリジナルストーリーが気になる

ファンパレは、呪術廻戦のアニメに沿ったシナリオと演出が随所に盛り込まれているゲームです。

シナリオの追体験、バトル、キャラ育成の3つが軸となっており、さらにオリジナルストーリーの「福岡分校編」のほか、サイドストーリー、イベントストーリーといった軸でもシナリオが用意されています。

総じて「呪術廻戦のシナリオ・世界観を堪能する」という点に重きを置いた作りとなっていて、原作・アニメのファンなら、触ってみる価値のあるタイトルです。

ファンパレのレビュー

Live2Dでキャラがヌルヌル動く

本作のシナリオは、キャラの立ち絵＋テキストという一般的なスマホゲームの形式で進行します。

いわゆる紙芝居形式ですが、Live2Dでキャラがしっかり作り込まれており、身体のあらゆる部位から視線に至るまでヌルヌルと動き、当然テキストはフルボイス付きなので、アニメを観る感覚でシナリオの追体験ができます。

原作未読・未視聴でもシナリオに入っていける

本作ではアニメ・原作の1話目からのシナリオを丁寧に追体験できるため、呪術廻戦の原作もアニメも未読・未視聴でも、シナリオを理解しながらゲームを進められます。

ファンパレを「呪術廻戦」という作品の入り口とした場合、かなり駆け足に感じるかもしれませんが、そもそも原作の序盤がそういうテンポなので、物語に対する感触としては原作組・アニメ組とさほど変わらないです。

原作再現度が高いキャラでのターン制バトル

本作のバトルシステムは、属性による弱点・耐性を意識しつつ、ブレイクゲージを削って大ダメージを狙っていくという、往年のJRPGによく似たシステムを採用しています。

各キャラに得意な属性、得意な戦い方が用意されており、「五条が無敵スキル持ち」「棘がスキルで自傷」「真希が呪力消費無しで攻撃」等、それぞれが原作でのイメージに沿った特徴を持っているため、「呪術廻戦でJRPGのターン制バトルをやりたい」という願望に正面から応えてくれます。

ゲームバランスよりも原作再現をまず大事にしたと言っても過言ではない作りなので、まさしく「呪術廻戦のゲーム」を味わえます。

凸の依存度は低め？

本作では、各キャラに最大5段階の覚醒(いわゆる限凸)のシステムが採用されていますが、ステータスやスキルの倍率が微増する程度です。

キャラにもよりますが、例えば五条悟の場合は1凸での上がり幅が最も大きく、2凸目でさらに微増、3凸目以降はほとんど誤差のような数値でしか伸びないため、現状では凸を過剰に求めてくるゲームバランスでは無さそうです。

気になった点

ガチャのピックアップ確率は渋い

本作のガチャは最高レア(SSR)が2.5%、そのうちピックアップの確率が0.7%なので、ピックアップされていても特定のキャラを狙うにはなかなか渋い確率です。

ガチャは10連が3000円相当で天井が実質250連なので、そのあたりは一般的なガチャゲーと比較して平均的な仕様です。

どんな人におすすめ？

呪術廻戦のファン

とにもかくにも、呪術廻戦のファンであれば、おすすめできるタイトルです。

ゲーム全体のシステム及び仕様は、言ってしまえば、よくあるスマホゲーです。しかし、そのぶん「呪術廻戦のスマホゲー」として過不足のない王道とも言える作りなので、原作・アニメのファンであれば触ってみる価値は大いにあります。

呪術廻戦未読だけどなんとなく興味はある人

呪術廻戦という作品の名前自体は知っていて、「いつか読もう」くらいに思っている人でも、シナリオを1話目から追体験できるゲームなので、ファンパレを入り口にして、気になったら原作やアニメにも手を出すというのも十分アリです。

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