『四のの目』プレイレビュー!ローグライクと脱出ゲームを掛け合わせた新機軸アクション!
アルテマ攻略班
『四のの目(しののめ)』は、Steamにて現在早期アクセス版が配信中のローグライクアクションゲームです。
拾った道具を駆使して屋敷を攻略するローグライク要素と、屋敷から脱出する手立てを探す脱出ゲーム要素が掛け合わさった、全く新しいゲーム体験が可能です。今回は、そんな四のの目のプレイレビューをお届けします。
お化け屋敷がコンセプトのローグライク
四のの目は、江戸時代の「お化け屋敷」をコンセプトとしたローグライクゲームです。舞台はアヤカシの類が跋扈する幽世の屋敷で、鬼やぬっぺっぽうが辺りを彷徨いています。
主人公の「よの」は駆け出しの陰陽生で、身一つでアヤカシと戦える能力はありません。まさにお化け屋敷のように化け物たちから逃げ惑うことになる訳ですが、落ちている道具を拾うと一転、アヤカシへの対抗策を得られます。
道具を拾ってアヤカシを祓う
屋敷内には銃や虎挟みなどの道具が落ちています。道具はアヤカシを祓うために使用でき、銃を打ち込めば低級のアヤカシは一撃で、虎挟みで挟めば鬼などの強力なアヤカシも安全に祓えます。
道具は基本的に使い切りで、ストックが無くなると使用できなくなります。無駄に道具を使ってしまうと終盤が苦しくなるので、時には道具を使わずに逃げることも必要です。
料理はHP回復や撒き餌に使用
屋敷に落ちている料理は、食べるとHPや空腹度の回復ができるほか、地面に置くことでアヤカシへの撒き餌にできます。料理に食いついている間に仕留めたり通り抜けたりと、料理ひとつとっても使い道は豊富にあります。
様々なギミックでアヤカシに対抗
屋敷内には、火を灯すと燃える囲炉裏や落ちると即死する串刺しの罠など、よの自身にもアヤカシにも平等に機能するギミックが配置されています。
ギミックをうまく扱えば、道具を消費せずにアヤカシを退治できるため、クリアに大きく近づきます。
とにかく生き延びて脱出を目指す
四のの目の目的は、兎にも角にも屋敷からの脱出を目指すことにあります。まずは屋敷内を探索して外への扉を開く鍵を探し出し、次に外への扉を見つけるのが大まかな流れです。
本作にはレベルの要素はなく、いわゆる経験値稼ぎを行う必要はありません。その場その場で生存のために最善を尽くし、時にはアヤカシから逃げながら屋敷からの脱出を目指しましょう。
痕跡や音で敵の手がかりを探す
アヤカシにはそれぞれ固有の痕跡や発する「音」があり、隣の部屋からでも痕跡や音によってどのアヤカシがいるかを判断できます。例えばぬっぺふほふであれば小さな足跡が付いており、鬼であれば不気味な呪詛を唱えてます。
道具の中には隣の部屋に攻撃できるものもあり、痕跡を見つければ無駄撃ちせずに隣の部屋に攻撃可能です。事前にアヤカシの種類が分かれば、そのアヤカシに効く道具やギミックが手に入るまで戦闘を避けることもできます。
3つのモードで遊べる
四のの目では、アヤカシや道具の特徴を知りながら固定マップを探索する「祓」、ランダム生成の屋敷を素早く抜け出すことを目指す「禊」、果てしなく続くマップを死ぬまで探索し続ける「行」の3つのモードがあります。
モードによってゲーム性がガラリと変わり、祓ではアヤカシをどの道具やギミックで倒すかを考える謎解きパズル的な楽しみ方、禊ではランダムに手に入る道具で毎回異なる攻略を考える楽しみ方が可能です。
新機軸のローグライクを体験しよう
今回は新作ローグライクアクションゲーム「四のの目」をご紹介しました。ローグライクと脱出ゲームを組み合わせた新機軸の作品で、プレイ中の緊張感やクリアした時の達成感は格別なものがあります。
独特な和のテイストで描かれたグラフィックや、アヤカシたちが発する音もこだわり抜かれており、和風ホラーな雰囲気を存分に体験できます。興味がある方は、ぜひ遊んでみてください!
東京ゲームショウへの出展が決定!
開催期間 | 2023/9/21(木)~9/24(日)10:00 |
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9/21(木)から9/24(日)にかけて行われる東京ゲームショウ2023に、四のの目も出展されます。インディーゲームコーナーに出展されるので、当日参加する予定のある方はチェックしておきましょう。