『夜廻三』プレイレビュー。音だけで呼吸を忘れるほど怖い夜道探索アクションのホラーゲーム
アルテマ攻略班
7月も中旬に差し掛かり、2度目の梅雨が訪れたかのような蒸し暑さに見舞われる中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
筆者は「こんな暑さには耐えられない、どうにかして体感温度を下げたい!」となっており、ホラーゲームで体温を下げています。
そんな中「夜廻三」というホラゲーに出会ったので、今回はこの作品のプレイレビューをお届けします。
あらすじ
主人公は見知らぬ暗い森の中で目を覚ました。 |
「夜廻三」は、日本一ソフトウェアからリリースされている、忘れてしまった思い出を探す夜道探索アクションゲームです。
あらすじは上の通りですが、ゲームではまずこの冒頭シーンの時点で結構怖いです。覚悟の準備が必要です。
デフォルメされた可愛いキャラクター
主人公 | 思い出の中の少女 |
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「主人公」や「思い出の中の少女」は、デフォルメされたデザインとなっておりとても可愛いです。主人公はゲーム開始時に簡単なキャラメイクができ、髪型や性別などを設定できます。
ただし、お化けはデフォルメなんてされていません。普通に怖いです。
お化けから逃げながら思い出を探す
▲いわゆるボス戦シーン。正念場は難易度が少し高い
主な操作は移動とアイテムの使用のみ。懐中電灯と心音を頼りに、お化けから逃げながら失くした思い出を探します。落としものやお化けは、懐中電灯で照らすことでその姿が明らかになります。
石や紙飛行機を投げることで一部のお化けを引き付けることができ、チェイス要素もしっかりあります。
目を閉じてやり過ごす
▲赤いモヤがお化け。目を閉じている間は視界が狭くなる。
お化けは、基本的には目を瞑っている間は襲ってきません。お化けに追いつかれそうでも、目さえ閉じていれば大丈夫です。
ただし、目を閉じている時だけ襲ってくるお化けや、移動ルート上に主人公がいる時に襲ってくるお化けもいるので、目を瞑るのが安全策というわけではありません。
音で攻めてくる怖さ
▲心音やキーン音が本当に怖い。死ぬほどレバガチャしました。
本作の怖さは、ジャンルとしてはビックリ系デカ音タイプです。道を探索していたら急にドでかいやつが出てきたりして、心音がバクバク鳴り始めます。意識外から急に来るやつの怖さは言わずもがな、です。
道を歩いている時も、泣き声や環境音が鳴っているため、プレイの際はぜひとも音量をMAXにしておきましょう。
謎解き要素が強い
ホラー系でありながら、謎解き要素がしっかりしているのも本作の特徴です。頭を使っている時に突然おばけが来るので、気持ちが落ち着いた頃には何をすればいいのかを忘れてしまっていたりします。
セーブポイントは各所に点在
お地蔵さんや公衆電話など、セーブポイントは各所に点在しています。セーブをした後は別のセーブポイントへワープすることも可能です。
ただし、10円玉が無いとセーブできないため、進捗がない限りは、細かくセーブするのはやめましょう。
おわりに
夜廻三は、2Dと思ってたかを括っていると心臓が止まりかける、油断ならないホラーゲームです。夜のトイレが怖くなるくらいには体感温度が下がりました。
そんな夜廻三ですが、PlayStation®4とSwitich版で体験版がリリースされています。本記事で伝えられなかった音による怖さを、読んでいただけた方にも味わってほしいため、ぜひダウンロードして遊んでみてください。
体験版はこちら! | |
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PlayStation®4 | Nintendo Switch |