【インタビュー】キズナアイコラボで注目の『VGAME』先行プレイ&開発チームに聞くVGAMEの魅力と展望
アルテマ攻略班
【©enish,Inc. ©VANEPLUS PRODUCTIONS】
VGAMEは、株式会社enishと上海のMorningTecの連携ゲームアプリ第一弾として開発されている未来型アクションRPGです。中国語版のVGAMEは、事前登録者数が350万人を突破するなど、国内のみならず国外からも注目の高いゲームです。
なぜここまでVGAMEが注目されているのか、それは「ガード(カウンター)」「回避」「スキル」「コンボ」の4つを駆使して戦闘する奥深いバトルと、2つの世界を行き来する近未来的世界観にあると思います。
PV第1弾/トレーラームービー
2019年に公開されたトレーラー映像では、近未来な街中を歩くシーンやバトルシーンを見ることができました。『未来型アクションRPG』の要素が一目瞭然でわかってしまうトレーラー映像を皮切りに、国内外問わず注目が集まることになります。
世界観(その1)
2019年10月に公開されたトレーラーでは、VGAMEの世界観を深堀りする内容で、『現実世界』と『閾界(いきかい)』2つの世界観について紹介しています。閾界には、奇体(きたい)と呼ばれる敵が存在しており、VGAMEではこの奇体を倒しながら閾界の謎を追求していきます。
現実世界 |
閾界 |
閾界は裏世界のようなもので、現実世界とはガラッと雰囲気が変わります。ゲーム中では、閾界に移動して奇体と戦っていくことになります。
バーチャルスティックを使った爽快なアクションバトル、閾界と現実2つの世界を舞台に繰り広げられるストーリーやVTuberのキズナアイとのコラボでも注目を集めているVGAME。今回はローンチに向けて実際にVGAMEをプレイしながら運営の方に話を聞くことができました。
先行プレイ&開発チームにインタビュー
ゲームデザイナーの上山大輔氏
―はじめに、VGAMEの世界観を教えていただけますか
上山大輔(以下上山):現実世界と閾界と呼ばれる2つの世界が存在しています。そして閾界には奇体と呼ばれるものが存在していて、現実世界とは別の次元というか、普段は見えないし感知できないけど、すぐ身の回りに潜んでて、現実世界に侵食してきています。
―閾界だけではなく現実世界にもですか
上山:はい。登場キャラであるヴィラトや一部の人間は、奇体がいる閾界に入ることができるので。そこで奇体たちと戦っています。
―選ばれた人間じゃないと行けない世界なんですね
上山:能力がある人じゃないと行くことはできません
奇体とのバトルの様子 |
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―スキルはどのようにして発動するんですか?
上山:ゲージが溜まったら発動できます。序盤では通常攻撃だけでも攻略できますが、スキルを使うことによって爽快感がでてバトル自体のテンポも上がります。
―ただ攻撃して避けるのではなく「ガード(カウンター)」がバトルの奥深さを出していますね
上山:「ガード(カウンター)」はバトルではかなり重要です。敵の攻撃する瞬間にオレンジ色の枠が出現した場合はガードが可能です。赤い枠が出る攻撃に関してはガード不可になっています。
―バトルしながらだとオレンジと赤の判別がなかなか難しいです
上山:すぐガードを押すのではなくて、ワンテンポ置いてから押すと決まりやすいです。社内でも格闘ゲームに慣れちゃっている人はすぐに押してしまうらしく結構苦戦しています(笑)
―必殺技的なものも存在するんですか?
上山:奥義が存在します!奥義もスキル同様、各キャラ固有になっていて、キャラ毎に武器の種類が違ったりするので、武器の特性を活かした奥義になってます。
―オートプレイはあるんですか?
上山:オートプレイも実装しています。ただ、アシストっていう形で、勝手に攻撃してくれるんですが、避けてくれないし、防御もしないのでカウンターが発動しません。
―高難易度のクエストでは使えませんね
上山:そうですね、ただオート中でも自分で回避とかはできるんで、攻撃だけはどんどんまかせて、たまに回避したりだとか、片手で少し操作するだけで高難易度もそこそこいけると思います。
―キズナアイさんとのコラボについて色々聞かせてほしいです!
上山:そもそもVGAMEは「Equinox(エキノックス)~侵食されたセカイ~」というタイトルだったのですが、VGAMEというタイトルに変更した時に、VTuberのVを意識しました。世界観もリアル世界とバーチャル世界という2つの世界で活動を行うVTuberとマッチしていますし、VTuberと絡ませることによって何か面白いことができるんじゃないかと思いました。
―コラボでは実際にキズナアイちゃんを操作できたりもするんですか?
上山:コラボでは、バトル用のスキンと現実世界で着用するスキンでキズナアイちゃんになることができます。更には、現実世界では様々なところにアイちゃんがいるのでファンの方にはたまらないコラボになっていると思います。
コラボ中の現実世界の様子 |
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―バトルでもキズナアイちゃんが戦うんですか?
上山:ヴィラトというキャラのスキンでキズナアイちゃんになれるので、攻撃モーションやスキルはヴィラトのものと一緒ではあるんですが、ボイスはキズナアイちゃんになっています。
拡大する | 拡大する |
バトル用のスキンは2種類 |
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バトル中の様子 |
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―今後他のVTuberとのコラボも考えていますか?
上山:そうですね。今後もVTuberとのコラボはやっていきたいと思っています。
―コラボ以外の要素で追加されていくコンテンツはありますか?例えばレイド戦やギルドなど
上山:レイド戦はリリースの段階から実装されると思います。ただ、アクションゲームなのでみんなで1体のボスに挑むというよりかは、1対1の合計ダメージで競うような形式になる予定です。ギルドに関しては、まだ計画段階でどのタイミングで実装するかは決めてないですね。
―PvPはどうですか?
上山:アクションゲームなので厳しいところですね。ラグがどこまで許容されるかなど色々シビアな問題があるので難しいかなと思います。ただ、街中にいる他のプレイヤーと何かできるような遊びは入れようかなと思っています。
―この度は先行プレイやお話聞かせていただきありがとうございました!
上山:ありがとうございました!
VGAMEをプレイしてみて
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VGAMEでは爽快なバトルと世界観、そしてVTuberキズナアイとのコラボで国内外から期待の声があがっています。個人的にプレイしてみて注目したい点はやはりバトルシステムではないでしょうか。
属性や流派が異なるキャラを使い分け、場所や敵、状況に応じて攻略し、キャラの数だけ攻略方法や楽しみ方があると思っています。そしてただ攻撃しているだけでも十分すぎるほどの爽快感も魅力だと感じました。
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あとは、マルチプレイの実装は検討中のようですが、同じ街中に他のプレイヤーが存在するオープンワールドの世界観も魅力だと感じました。コラボのスキンを身にまとって徘徊することができ、なんと言ってもグラフィックが非常に綺麗なので、コラボに適したゲームでもあると思います。
ソシャゲをよくプレイする人には嬉しいオートプレイも備えたアクションゲームということで、ローンチ後にはどっぷりVGAMEの世界観にはまれるのではないでしょうか。