【万紫千紅】遺跡の徹底解説

【万紫千紅】遺跡の徹底解説

ファイアーエムブレム万紫千紅(FE万紫千紅)の遺跡の徹底解説をご紹介。調停者や心核、ヴリトラ、アガルタ、大厄災、コンロン(ジョカ/白き卵の民)、オルフェウスの正体や考察に加えて、遺跡の解放条件や場所(行き方)、転移装置の使い方についても記載しています。

※本記事にはネタバレに関する内容が多く記載されていますのでご注意ください。

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遺跡とは

遺跡とは拡大する

遺跡とは、救世編またはディートリヒ編のイベントで行けるワールドマップのスポットです。メインストーリーでは多くは語られなかった「調停者」や「ヴリトラ」、「大厄災」など、主にコンロン(白き卵の民)の歴史について情報が残されています。

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遺跡から判明した考察①|調停者と心核

調停者は事態に対応するために造られた人造人間

調停者は事態に対応するために造られた人造人間拡大する

主な調停者 使命/役割
主人公/イシュマールイシュマール バロールの手から世界を救う
トロイアトロイア 同朋や同朋の子孫と連絡を取り合う
アナトリアアナトリア 同朋や同朋の子孫を助ける旅に出る
ナジャナジャ アナトリアに同行して補助する

調停者とは、あらゆる事態に対応するために造られた人造人間です。対話性能から武力まで全てにおいて高い能力を誇り、人類の文明を存続させるために、自らの複製を増やす単為生殖ができるように設計されています。

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  • 調停者(1)

    蛇に与えられた任務である極めて長期間にわたる航海においては、その過程で実に様々な問題が発生することが予想される。船体の破損や故障、蛇内部における反乱の発生、あるいは未知の知的生命体との接触など、想定しなければならない状況は非常に多岐にわたる。
    調停者とは、あらゆる事態に対応するために、蛇の内部で製造される人造人間である。調停者は様々な困難な状況に対し、当事者間を取り持ち、円滑な交渉を行うことを主な役割とし、対話のほか、必要に応じて武力での事態解決まで幅広い対応力が要求されるのである。

    調停者(2)

    調停者には、800万を超える数の標本をもとに編集された遺伝子情報が使用されている。統計的に相手から好意を抱かれ易い外見を持つ上、通常の人間よりも高密度に合成された骨格や筋肉のほか、高次元縮退炉を体内に内蔵することにより蛇の航海に十分に耐えられるほどの長寿命を持つ。
    また、調停者は極限の状況下において不測の事態に遭遇し、単独で生き残った場合を想定し、自らの複製を増やし、人類の文明を存続させる可能性を残すために、単為生殖が可能なよう設計されている。このことも、調停者の大きな身体的特徴となっている。
    調停者に与えられた数々の強化が施された肉体はあくまでも高次元縮退炉から副次的に得られるワーレン粒子によって維持される前提のものであり、もしもこの機関に何らかの異常が発生した場合、急速な肉体の老化現象をはじめとする、数々の深刻な問題が発生することが予想される。

    調停者(3)

    調停者が実際に製造される際は、すでに蛇が困難な事態に陥っている状況が想定されるため、あらゆる状況への対応可能性の向上を狙い、目的別に設計された複数の型が存在している。ここでは、調停者の型の種類のうち、いくつかの代表的なものを例にあげて解説を行う。
    <ユリシーズ型>
    もっとも基本的な型の調停者となる。外見上の特徴を持たないことが最大の特徴であり、通常の人間との差異を見出すことは難しい。特化した性能を持たない代わりに、いかなる集団の中にも自然に潜伏することが可能。
    <イカロス型>
    気圧が著しく低い状況や水中等にも適応しており、人類が生存不可能な環境でもある程度の活動を継続することが可能な型であり、潜在性能が高い。外見的特徴として頭部に翅が変形した特殊な器官を持ち、空間中のエーテルを取り込むことができる。
    <ギュゲース型>
    特に体躯の大きい筋力に特化した型。土木作業などに力を発揮する代わり、敏捷性は他に劣る。ただし、この役割はタイタニスが受け持つ場合が多いため、この型の調停者が実際に製造、運用される事例は極めて少ないことが予想される。
    <アレイオン型>
    主に肉体による直接戦闘を想定し、これに特化して設計された型。筋力、敏捷性、持久力に優れる。外見的特徴として、体内で発生した熱を光に変換したうえで大気中に効率的に放熱する役割を担う、あたかも燃える鬣のような見た目の頭髪を持つ。

オルヘルは調停者ではない?

オルヘルは調停者ではない?拡大する

クレールがオルヘルを造った?
オルヘルオルヘル クレールクレール

オルヘルは機械であることから調停者の疑いがありますが、調停者ではないと思われます。調停者は共通して蛇と呼ばれる宇宙船またはコンロンの里で製造されることに加えて、イリアナの発言からオルヘルはクレールが造った可能性が高いです。

調停者は本来ウロボロス計画のために造られた

調停者はウロボロス計画のために造られた拡大する

調停者は、本来ウロボロス計画と呼ばれる宇宙の調査と惑星への移住計画を遂行するために造られました。また、作中で度々登場する「蛇」とは、ウロボロス計画の際に造られた恒星間宇宙船のことであり、蛇の内部で調停者が造られます。

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  • ウロボロス計画

    ヴリトラによって立案された後「未知なる技術及び宇宙調和の為の大研究家連盟」によって承認され、人類共同の偉大な事業として実行された計画。その内容は、複数の恒星間宇宙船を同時に建造し、宇宙の各所に向かわせ、未知なる環境を観測、移住可能惑星の調査や移住などを行うためのもの。
    本計画のために規格が制定された恒星間宇宙船の共通の特徴として、タイタニス技術をその中核とする、自己修復、自己拡張機能を備えた船体、あらゆる質量を動力源に変換する高性能転換炉、グラン・メガリス級に準じる規模の量子演算装置を備える点などが挙げられる。
    また、それぞれに与えられた名称については、世界の各地にみられる神話に登場する蛇の名を与えられている点なども共通点の特徴であり、ウロボロス計画のために用意された船が共通して「蛇」と呼ばれるのはこれに由来する。

心核は長い寿命を得られる半永久機関

心核は長い寿命を得られる半永久機関拡大する

調停者以外で心核を持つ主なキャラ
ファビオファビオ ガンシン(ペリアンドロス)ガンシン コウカコウカ

心核とは、長い寿命を得られる半永久機関です。調停者の体で採用されるほか、ファビオやコウカなど人間に移植することで千年以上生きることができます。

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  • 心核(1)

    正式名称は心核炉もしくは、高次元縮退炉とも呼ばれる。分類上は半永久機関に属し、過去の時代に実現不可能とされた数々の難題を画期的な技術革新により達成、実用化された、まさに人類の英知の結晶である。
    心核炉内部には超空間が形成されており、封印した特異点に対し外部から質量を投入することで得られる第一次生成物は熱として放射される。これに対し、疑似カラビ・ヤウ多様体変換を用いることで非常に効率的にワーレン粒子を取り出すことができる。
    これを体内に移植した人間は、発生するワーレン粒子から得られる副次的效果により、常識の枠を超えた極めて長い寿命を得ることができる。だが、それは一つの側面に過ぎない。心核炉の真髄は、ワーレン粒子を無尽蔵に使用することができるようになる事である。
    心核炉の製造に関しては、要求する工学的技術と制作精度が極めて高い水準である必要があり、大厄災後の世界においては、新規にこれを製造することは不可能であると考えられ、現在でも稼働している個体は地上に100基以下程度しか現存していないと推測される。

    心核(2)

    心核炉は、その製造時期ごとに使用されている技術や特徴が大きく異なるため、比較的容易に世代として分類することが可能である。
    <最初期型>
    高次元縮退炉の基礎理論の実証を行っていた最初期は街一つ程度の大きさとなっていた。データを採取後に再設計と最適化が行われた結果、先行試作型では車両一つ程度の大きさと、圧倒的なまでに小型化に成功している。
    <第1世代型>
    従来比で大幅な小型化と、安定した量産技術が確立された。発展型である第1.5世代型では更なる小型化に成功し、ついに人体への搭載が可能となる。そこで示された未知なる可能性により、研究は新しい段階に踏み込むことになる。
    <第2世代型>
    従来よりも飛躍的な機能向上を遂げる。最大出力も大幅に増加した上、機械的寿命も桁違いに延長されることとなった。蛇の計画により宇宙に出ることとなった前期の船乗りたちの多くに実際に搭載されたのはこの型である。
    <第3世代型>
    画期的な新元素を用いて合成された精神感応素材「エピメニウム」を積極利用することで使用者との高度な意識的接続を実現し、潜在能力を飛躍的に高めた型。当初は不安定さもあったが、後に改良が重ねられて最終的に高い安定性を獲得する。

ナジャは調停者だが心核がない

ナジャは調停者だが心核がない拡大する

予備の調停者だから心核がない?
ナジャナジャ

ナジャは調停者ですが、心核を持ってないようです。ナジャは予備の調停者として製造され経緯があり、わざと心核を入れず長く運用するつもりがなかったのかもしれません。

遺跡から判明した考察②|ヴリトラとアガルタ

ヴリトラは世界で最も巨大な人工知能

ヴリトラは世界で最も巨大な人工知能拡大する

ヴリトラは、世界で最も巨大な人工知能です。世界中に設置された偉大なる石標と呼ばれる自律型の演算装置と通信して、あらゆる情報を得ていました。

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  • ヴリトラ(1)

    ヴリトラは人類史上で間違いなく最も巨大な人工知能であり、大厄災以前の時代より世界の各地に配置されたすべての偉大なる石標たちの上位に位置する存在である。世界中の石標たちと回線を通じて接続されており、あらゆる情報はヴリトラに集約される構造となっていた。
    ヴリトラの本体は月の裏側に建造されており、現在その姿をこちら側から視認する手段はない。ヴリトラが設計当初から強力な自己修復機能を備えていることを考慮すると、現在は自己増殖を繰り返し、自らを肥大化させ、大幅な機能拡張を行っていると予想される。
    他の偉大なる石標たちと同様に、ヴリトラにも対話用疑似人格が設定されていると考えるのが自然である。ただ、これは極めて機密レベルの高い情報であり、触れることができなかった。これについては、過去に得られた断片的な情報から推測することも難しい状態である。
    現在も活動を続けるヴリトラが今、何を企てているかは不明である。コンロンがヴリトラとの通信を遮断した回線である以上、我々がヴリトラの内部を覗き見ることができない事実は動かない。判断材料に乏しい状態で、これ以上の推測を行うことは有意義ではないと思われる。

    ヴリトラ(2)

    人間の肉体に外科的手法により心核を後天的に搭載し、その機能を補助するという構想はもともとはヴリトラからの提案に端を発している。これは、奇しくも自らを神と名乗る異星体を祖とするものたちの肉体構造と類似していることがこれまでの調査により判明している。
    このような一致が、もしもただの偶然でなく、明確な意図によるものだとしたら?
    偉大なる石標カシオペアによる推測として、ヴリトラは大厄災以前から異星体と何らかの接触を持っていたのではないか、という指摘がある。ただし、これに関しても判断材料に乏しい。

偉大なる石標は遺跡に設置された演算装置

偉大なる石標は遺跡に設置された演算装置拡大する

偉大なる石標(グラン・メガリス)は、世界中の遺跡に設置されている自律型の演算装置です。ディートリヒ編では、ファビオが偉大なる石標のカタリナやハンニバルを訪れて、情報を引き出そうとしていました。

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  • 偉大なる石標たち

    「偉大なる石標たち」とは、グラン・メガリス級量子演算装置規格またはそれに準ずる規模の演算装置に与えられた総称である。いずれもケイ素製の外装を持った一枚板のような外観で、古代文明が多く見られた巨石構築物に例えられたことがその名の由来となっている。
    偉大なる石標たちは通信や高度な情報処理などを分散して担うことを目的として世界中のあらゆる地区に一定間隔で設置されたものである。あらゆる石標たちは並列の序列であり、ヴリトラはそれらすべての上位の存在として位置づけられていた。

アガルタはヴリトラに従う超国家的集団

アガルタはヴリトラに従う超国家的集団拡大する

アガルタに所属していた主なキャラ
ファビオファビオ(アナカルシス) ガンシン(ペリアンドロス)ガンシン(ペリアンドロス)

アガルタは、人工知能のヴリトラに従う超国家的集団です。多くの研究者が所属していたため、通信技術や空間転移技術など数多くの歴史的な技術を生み出していました。

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  • アガルタ(1)

    大厄災以前、それまでの常識を覆す数々の技術が超国家的集団により生み出された。その集団は「未知なる技術及び宇宙調和の為の大研究家連盟」(Alliance of the Great Acolytes of Recondite - Technology and Harmonic Alignment)の頭文字から、アガルタと呼称される場合もある。
    偉大なる石標のひとつ、カタリナに接触したアナカルシスから得られた所属組織名と、「未知なる技術及び宇宙調和の為の大研究家連盟」がどのように関連しているかは依然として不明ではあるものの、ヴリトラに従う集団である点に関しては現時点ですでに疑いようがない。
    尚、アナカルシスの名で過去の記録の照会を行ったところ、大厄災以前の旧第1地区に同名の人物の記録が残されており、生体化学を専門としている研究者だったことをここに追記しておくものとする。

    アガルタ(2)

    「未知なる技術及び宇宙調和の為の大研究家連盟」は国家の枠組みを越えた新技術の共同研究を行うことを理念に創設された超国家的集団であり、この理念に賛同した高い理想と情熱を持った研究者たちが数多く参加したことで、相乗作用として画期的な技術が生み出されていくこととなった。
    光の速度を超えた通信技術、微細機械の発展から誕生したタイタニス技術、高度な重力制御、空間転移技術、まったく新しい半永久機関の開発、それらへの扉を開いた画期的なエーテル物理学、宇宙に適応可能な新人類の誕生など、数多くの歴史的な成果をもたらしたのだった。

ガンシンは初登場の時点で既に脱退

ガンシンは初登場の時点で既に脱退拡大する

ガンシンは、初登場の時点で既にアガルタを脱退しています。しかし、アガルタはガンシンの脱退を許しておらず、捕獲してガンシンが持つ特別な心核を回収するように組織内で命令が出ています。

遺跡から判明した考察③|大厄災とコンロン

大厄災は「それ」と呼ばれる脅威生物による災害

大厄災は「それ」と呼ばれる脅威生物による災害拡大する

大厄災は、「それ」と呼ばれる脅威生物によって世界の大部分を焼き尽くされた災害です。人工知能のヴリトラは、以前から「それ」について知っていたようですが、ヴリトラの対処ミスによって大厄災が発生します。

超巨大地震で「それ」の一部が発見されたのが発端

超巨大地震で「それ」の一部が発見されたのが発端拡大する

大厄災は、超巨大地震によって地層の中から「それ」が発見されたことが発端です。「それ」を分析すると、7.7光年も遠く離れた場所で確認された生物と情報がほぼ一致しました。なぜ、遠くで発見された生物が出現したか疑問に持ち始めます。

ヴリトラが「それ」に攻撃したせいで大厄災が始まる

ヴリトラが「それ」に攻撃したせいで大厄災が始まる拡大する

世間が戸惑う中、ヴリトラはアルテミスと呼ばれる衛生を使って「それ」を破壊しようとします。しかし、「それ」を破壊するどころかが完全に目覚めさせてしまい、「それ」が人類と敵対するきっかけになりました。

「それ」と出現した伝説のドラゴンで人類殲滅

「それ」と出現した伝説のドラゴンで人類殲滅拡大する

「それ」が目覚めたことにより、世界中の遺跡の中から伝説のドラゴンに似た生物が出現しました。「それ」はドラゴンに似た生物を率いて、人類の殲滅を進めていきます。

数十日間のうちに世界の大部分は焼き尽くされる

数十日間のうちに世界の大部分は焼き尽くされる拡大する

ヴリトラは「それ」に攻撃命令をするも通用せず、数十日間のうちに世界の大部分は焼き尽くされました。「それ」によって引き起こされた大厄災により、人類が地上に築き上げた文明は痕跡さえも残っていません。

「それ」の正体は神祖ソティス

「それ」の正体は神祖ソティス拡大する

後に、大厄災をもたらした「それ」は神祖ソティスと判明します。救世編でフォトナが、地下に眠る神祖ソティスの本体に攻撃を加えたことにより、神祖ソティスが不自然に目覚めて大厄災が起きたと発言しています。

ソティスの作中での活躍と声優はこちら

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  • 大厄災(1)

    あとになって考えてみれば……あの悲劇は、大陸全体を襲った例の超巨大地震によって引き起こされた、第9地区の山脈に発生した大規模な崩落の結果露出した地層の中から「それ」の一部分が発見されたときから……いや、それよりもずっと以前から始まっていたのだ。
    調査隊が持ち帰った「それ」の組織サンプルを分析した結果は、驚くべきものであった。40年前に発生した蛇の三番艦ヨルムンガンドが消息を絶つ直前に交戦していたとされる謎の敵性勢力から得られた記録に見られるパターンと、ほぼ一致したのである。
    我々は混乱の渦中に投げ込まれることとなった。遥かシリウスAを目指して航行していたはずのヨルムンガンドが謎の敵と遭遇し、消息を絶ったのはここから7.7光年も遠く離れた座標だ。なぜ、そんな場所にあるものと寸分違わぬものが地上で採取されたというのだろう。
    戸惑いの中、我々をはじめ、偉大なる石標たちがそれに関する仮説を組み上げるよりも早く、ヴリトラから「それ」に対するアルテミスの矢の使用命令が下った。しかしこれは不可解だ。まるで、ヴリトラは我々よりも以前から「それ」の存在を知っていたとしか……

    大厄災(2)

    「それ」は当初、何なのか誰にもわからなかった。建築物か生物か、そもそも無機物か有機物か、なぜそこにあったかも、どの時代からあったものなのか何一つわからなかった。サンプルの分析を進めていく過程で、どうやら珪素を主成分とした生命体の一部ということが判明した。
    ヴリトラにより決定されたアルテミスの「それ」に対する超重金属弾の攻撃は、結果から振り返る限り、完全な悪手だった。攻撃は対象を破壊するどころか、完全に目覚めさせてしまったのだ。そしてついに起き上がったその全貌を見たとき、我々は絶望するしかなかったのだ。
    「それ」は生物というにはあまりにも巨大な……まるで何かの冗談を見ているような代物だった。どんな建物よりも、山よりも、いや、恒星間移民船であるウロボロス級よりも遥かに大きかった。攻撃によって目覚めてしまった「それ」は、我々を完全に敵として認識したようだった。
    それだけでは終わらなかった。世界中に点在する古代の遺跡の中から巨大な生物が起き上がり、飛翔したのだ。それらは伝説のドラゴンによく似た姿をしていた。彼らはまるで「それ」に呼ばれたかのように、一箇所に集結すると、我々に対する攻撃を開始したのだった。
    ヴリトラはそれらに対する攻撃を命令し、我々の持てるあらゆる兵器による攻撃が開始された。だが、彼らの足を止めることすら出来ていない。おそらくこれから数十日間のうちに世界の大部分は焼き尽くされ、我々人類が地上に築き上げた文明は痕跡さえも失われる事となるのだ。
    多くの同志たちと共に避難した大規模地下構造EX-017の一角でこの報告を書き残しながら、私は問わずにはいられない。一体何故、このような事になってしまったのか。「それ」は何だったのか、どこから来たのか、そして、ヴリトラは何故あれほど素早い判断で攻撃を命じたのか……

大厄災の生き残りがジョカ

大厄災の生き残りがジョカ拡大する

大厄災で生き残ったのが、宇宙船「ジョカ」の船員で後にコンロンと呼ばれる集団です。ヴリトラはジョカに対して、「それ」に特攻を命令しましたが、ジョカの頭脳であるジョウガは命令を無視し、船員の命を優先して密かに砂漠に硬着陸しました。

ジョカからコンロンに変えて隠れて生活

ジョカからコンロンに変えて隠れて生活拡大する

ジョカは、ヴリトラに命令を無視したのが気づかれないように、コンロンと呼び方を変えて隠れて生活しました。さらに、偉大なる石標の管理者権限をヴリトラからコンロンへの変更に成功したため、コンロンの存在が気づかれずに済みました。

白き卵の民とも呼ばれる

白き卵の民とも呼ばれる拡大する

コンロンは後に、白き卵の民とも呼ばれます。由来は、コンロンの里に残る宇宙船「ジョカ」の残骸が、卵が割れた後のように見えるからです。

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  • コンロン

    コンロンとは、旧第7地区で大厄災の被害を免れ、現在も稼働し続けている偉大なる石標たちおよび、蛇シリーズ第18番艦ジョカの頭脳であるジョウガによって構成される独立性の高い回線の名称であり、そこに所属する集団の総称である。
    コンロンはヴリトラとの繋がりから隔絶された閉じた回線であり、完全な独立性を保つが、その代償として当然ながら外部通信網との情報を共有することが出来ない。従ってコンロンの持つ情報は、大厄災以後はそのほとんどが更新されていないものとなっている。

フェザーンの戦いはコンロンとダグザの軍事衝突

フェザーンの戦いはコンロンとダグザの軍事衝突拡大する

フェザーンの戦いは、大厄災の後に発生したコンロンとダグザ帝国の軍事衝突です。ダグザ帝国の巨大な竜によってコンロンは掌握され、コンロンは降伏する道を選びますが、10万人を超えるコンロンの民がダグザ帝国に連行されました。

▼フェザーンの戦いに関する文書はこちら(タップで開閉)
  • フェザーンの戦い

    地上のすべてを破壊しつくした、あの忌まわしき大厄災の後、ジョカが砂漠に硬着陸を果たし、地上に根を張ったときから数えておよそ2,250年が経過した頃、ジョカの未来を決定づける事件が起こる。ダグザ帝国においてフェザーンの戦いと呼ばれる軍事衝突である。
    ジョカは、ダグザ帝国に発見され、派遣された総数30万の軍団による苛烈な攻撃に晒される。気候変動により周辺の砂漠の緑化が進行した結果、気候操作装置による人工砂嵐の目隠しが弱まったことが、我々が帝国に捕捉される要因となったことは疑いようがなかった。
    当初、帝国軍はジョカ居住区の強固な外殻を突破することができず、膠着状態に陥った。だが、一頭の巨大な竜が出現し、恐ろしいまでの力で外殻を破壊し、内部に帝国軍が雪崩れ込んできた時から、状況が一変してしまった。
    数の不利は言うに及ばなかったが、我々はあの巨竜に対抗する術を持っていなかった。アルテミスならば可能性があったかもしれないが、我々の頭上を飛翔する巨竜に対しアルテミスを使うことは自らに神の杖を振り下ろすのと同義であり、その時の私にはそれを命じる勇気はなかったのだ。
    戦いの混乱の中で、気になる報告が混じっていた。敵の中に、500年ほど前にジョカから失踪したシュキオンの姿があるのを見たというものだった。まさか、調停者である彼が我々を裏切るようなことがあるなど、到底信じられないが……
    戦いの中で、戦闘隊長であるロクサーナをはじめ、多くの船員たちが倒れていった。地獄のような混乱の果てに、我々はついに降伏する道を選んだ。居住区の表層部分にいた多くの同朋たちも連れ去られてしまった。生き延びたのは、深層に避難していたわずかな者たちだけだ。
    この砂漠の厳しい環境の中、生命維持機能の大半が破壊され尽くした現在のジョカで、生き残った同朋たちをいつまで生き永らえさせることが出来るかはわからない。……だが、彼らの命を未来に繋いでいくことは、ジョカの船長たる私に課せられた使命なのだ。

コンロンが降伏してダグザの大釜で処刑

コンロンが降伏してダグザの大釜で処刑拡大する

ダグザ帝国に連行されたコンロンの民は、ダグザの大釜で処刑されました。しかし、ユファスの助力もあり、虜囚のうち幼い男女5千人は生き残ることができました。

ユファスの正体はこちら

ユファスが虜囚を助けてダマスカル王国を建設

ユファスが虜囚を助けてダマスカル王国を建設拡大する

ユファスは、虜囚の生き残りを率いて土地を開拓し、ダマスカル王国を建設しました。しかし、ダグザ帝国によってダマスカル王国は滅び、同時にユファスも処刑されました。

ダマスカル王国はサラミスの民の祖先

ダマスカル王国はサラミスの民の祖先拡大する

ダマスカル王国は、セオドラが率いるサラミスの民の祖先でもあります。セオドラ含むサラミスの民は、メインストーリー中にユファスを崇拝していました。

遺跡から判明した考察④|オルフェウス

謎の通信記録で新キャラのオルフェウスが登場

謎の通信記録で新キャラのオルフェウスが登場拡大する

オルフェウスの声優 子安 光樹

ハンニバルの謎の通信記録に、本編では語られなかったオルフェウスと呼ばれる新キャラが登場します。しかし、オルフェウスについて他に記録が残されておらず正体が不明なため、今後の追加コンテンツで登場するかもしれません。

追加コンテンツの最新情報まとめはこちら

アナトリアがソロモンに到達できるのを願う

アナトリアがソロモンに到達できるのを願う拡大する

オルフェウスは、アナトリアがソロモンと呼ばれる王国に到達できることを願っています。本編では語られませんでしたが、アナトリアはダグシオン大剣闘祭後に、実際にソロモン古王国を訪れているため、オルフェウスの願いはかなっています。

アナトリアが調停者だと知っている

白き卵の民の歴史を深堀り拡大する

オルフェウスは、アナトリアのことをジョカの娘と呼んでいるため、アナトリアが調停者だと知っている可能性が高いです。追加コンテンツでアナトリアのストーリーが追加されるため、関係者としてオルフェウスの登場はあるでしょう。

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  • 謎の通信記録

    ???「これを聞いているということは無事に旅立つことができたのだろうか。」
    オルフェウス「僕の名はオルフェウス。アナトリア、僕は君のことをずっと待っていた。」
    オルフェウス「アナトリア……ジョカの娘よ。僕は待っている。」
    オルフェウス「君がここへ……ソロモンに至る日を……………………」

遺跡の場所と文書まとめ

遺跡一覧
▼カタリナ ▼ハンニバル ▼ハイパティア
▼プトレマイオス ▼カシオペア ▼マゼラン

カタリナ

カタリナ拡大する

解放条件 異教徒の洞窟から移動
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  • 調停者(1)

    蛇に与えられた任務である極めて長期間にわたる航海においては、その過程で実に様々な問題が発生することが予想される。船体の破損や故障、蛇内部における反乱の発生、あるいは未知の知的生命体との接触など、想定しなければならない状況は非常に多岐にわたる。
    調停者とは、あらゆる事態に対応するために、蛇の内部で製造される人造人間である。調停者は様々な困難な状況に対し、当事者間を取り持ち、円滑な交渉を行うことを主な役割とし、対話のほか、必要に応じて武力での事態解決まで幅広い対応力が要求されるのである。

    調停者(2)

    調停者には、800万を超える数の標本をもとに編集された遺伝子情報が使用されている。統計的に相手から好意を抱かれ易い外見を持つ上、通常の人間よりも高密度に合成された骨格や筋肉のほか、高次元縮退炉を体内に内蔵することにより蛇の航海に十分に耐えられるほどの長寿命を持つ。
    また、調停者は極限の状況下において不測の事態に遭遇し、単独で生き残った場合を想定し、自らの複製を増やし、人類の文明を存続させる可能性を残すために、単為生殖が可能なよう設計されている。このことも、調停者の大きな身体的特徴となっている。
    調停者に与えられた数々の強化が施された肉体はあくまでも高次元縮退炉から副次的に得られるワーレン粒子によって維持される前提のものであり、もしもこの機関に何らかの異常が発生した場合、急速な肉体の老化現象をはじめとする、数々の深刻な問題が発生することが予想される。

    偉大なる石標たち

    「偉大なる石標たち」とは、グラン・メガリス級量子演算装置規格またはそれに準ずる規模の演算装置に与えられた総称である。いずれもケイ素製の外装を持った一枚板のような外観で、古代文明が多く見られた巨石構築物に例えられたことがその名の由来となっている。
    偉大なる石標たちは通信や高度な情報処理などを分散して担うことを目的として世界中のあらゆる地区に一定間隔で設置されたものである。あらゆる石標たちは並列の序列であり、ヴリトラはそれらすべての上位の存在として位置づけられていた。

    サラマンダー

    サラマンダーはかつてジョカの船員のために製造および支給された携帯型火器である。正式名称は96式携帯型電子砲といい、前部に配置されるコンデンサーに蓄えられた電力を消費して強力な荷電粒子線を発射、離れた対象を攻撃することが可能である。
    サラマンダーは小型で取り回しが良い上、操作に難がないため、子供や魔道に心得の無い者でも容易に扱うことが可能である。このため不用意に扱うことで思わぬ事故を引き起こす危険があり、使用の際には十分に注意を払う必要がある。

    ツェルベルス

    96式携帯型電子砲改、通称ツェルベルスはサラマンダーの発展型のひとつであり、調停者トロイア専用に調整された特別製造品である。非常に強力だが、重量バランスが極めて悪く、調停者のように通常よりも強化された筋肉を持つ者でなければ扱うことは難しい。
    3本に増設された発射口から生まれる、極限まで高められた出力に対応するために、コンデンサーも3基まで増設された結果、原型の面影を失うほどの特異な外見をした異形の銃器と化してしまった。また、過剰なまでの大型化の結果、携帯性と隠蔽性に大きな問題が生じてしまっている。

ハンニバル

ハンニバル拡大する

解放条件 暗がりの洞窟から移動
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  • 心核(1)

    正式名称は心核炉もしくは、高次元縮退炉とも呼ばれる。分類上は半永久機関に属し、過去の時代に実現不可能とされた数々の難題を画期的な技術革新により達成、実用化された、まさに人類の英知の結晶である。
    心核炉内部には超空間が形成されており、封印した特異点に対し外部から質量を投入することで得られる第一次生成物は熱として放射される。これに対し、疑似カラビ・ヤウ多様体変換を用いることで非常に効率的にワーレン粒子を取り出すことができる。
    これを体内に移植した人間は、発生するワーレン粒子から得られる副次的效果により、常識の枠を超えた極めて長い寿命を得ることができる。だが、それは一つの側面に過ぎない。心核炉の真髄は、ワーレン粒子を無尽蔵に使用することができるようになる事である。
    心核炉の製造に関しては、要求する工学的技術と制作精度が極めて高い水準である必要があり、大厄災後の世界においては、新規にこれを製造することは不可能であると考えられ、現在でも稼働している個体は地上に100基以下程度しか現存していないと推測される。

    コンロン

    コンロンとは、旧第7地区で大厄災の被害を免れ、現在も稼働し続けている偉大なる石標たちおよび、蛇シリーズ第18番艦ジョカの頭脳であるジョウガによって構成される独立性の高い回線の名称であり、そこに所属する集団の総称である。
    コンロンはヴリトラとの繋がりから隔絶された閉じた回線であり、完全な独立性を保つが、その代償として当然ながら外部通信網との情報を共有することが出来ない。従ってコンロンの持つ情報は、大厄災以後はそのほとんどが更新されていないものとなっている。

    ヴリトラ(1)

    ヴリトラは人類史上で間違いなく最も巨大な人工知能であり、大厄災以前の時代より世界の各地に配置されたすべての偉大なる石標たちの上位に位置する存在である。世界中の石標たちと回線を通じて接続されており、あらゆる情報はヴリトラに集約される構造となっていた。
    ヴリトラの本体は月の裏側に建造されており、現在その姿をこちら側から視認する手段はない。ヴリトラが設計当初から強力な自己修復機能を備えていることを考慮すると、現在は自己増殖を繰り返し、自らを肥大化させ、大幅な機能拡張を行っていると予想される。
    他の偉大なる石標たちと同様に、ヴリトラにも対話用疑似人格が設定されていると考えるのが自然である。ただ、これは極めて機密レベルの高い情報であり、触れることができなかった。これについては、過去に得られた断片的な情報から推測することも難しい状態である。
    現在も活動を続けるヴリトラが今、何を企てているかは不明である。コンロンがヴリトラとの通信を遮断した回線である以上、我々がヴリトラの内部を覗き見ることができない事実は動かない。判断材料に乏しい状態で、これ以上の推測を行うことは有意義ではないと思われる。

    タイタニス技術

    タイタニスとは、微細機械と土壌中に豊富に存在するケイ素で構築される機械の総称である。砂さえあれば必要な時にどこでも生み出すことができ、それ以後の機械に対する概念を根底から覆すまでに至った画期的な技術であるといえる。
    基本的には、構造的に中核をなす部位となるコンデンサーを持ち、微細機械がケイ素をもとに合成した構造体によって構成される。蓄積された動力が底をつくまで活動を続けることができ、尽きた場合は速やかに構造的強度を失い、ばらばらに分解され、砂に還ることになる。
    彼らは自律行動を行っているように見えるが、実はそれ自体は思考を行っていない。すべての判断や制御は近傍の偉大なる石標によって行われている。このため、それらの支援が及ばない地域では、タイタニスの使用に大幅な制限を受けることになる。

    コンロン魔法

    コンロンの里またはその出身者の間で独自発展を遂げた魔法の総称。術者の魔道の力と大気中に存在するエーテルを利用する点は精霊魔法と共通だが、砂を主な素材にする点と、微細機械を併用することが最大の特徴となる。ここでは、いくつかについて解説する。
    <彷徨える壁>
    任意の場所に急速に二酸化ケイ素の結晶構造物を形成し、障害物とすることができる。習得が比較的容易なことに加え、応用範囲が非常に広いため、使い勝手がよい。
    <嘆きの飛礫>
    空中で急速に炭化ケイ素を合成、結晶化させて作り出した礫を対象に発射することで攻撃を行う。礫は空気力学的に最適な形状で成形されるため対象に対し、驚異的な命中精度を発揮する。
    <硝子の車輪>
    術者の頭上で二酸化ジルコニウム単結晶を形成、対象に対して高速で射出することで攻撃を行う。結晶形成時に空中で円を描くような軌道を描く点が特徴で、車輪に例えられる。

    謎の通信記録

    ???「これを聞いているということは無事に旅立つことができたのだろうか。」
    オルフェウス「僕の名はオルフェウス。アナトリア、僕は君のことをずっと待っていた。」
    オルフェウス「アナトリア……ジョカの娘よ。僕は待っている。」
    オルフェウス「君がここへ……ソロモンに至る日を……………………」

ハイパティア

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  • 調停者(3)

    調停者が実際に製造される際は、すでに蛇が困難な事態に陥っている状況が想定されるため、あらゆる状況への対応可能性の向上を狙い、目的別に設計された複数の型が存在している。ここでは、調停者の型の種類のうち、いくつかの代表的なものを例にあげて解説を行う。
    <ユリシーズ型>
    もっとも基本的な型の調停者となる。外見上の特徴を持たないことが最大の特徴であり、通常の人間との差異を見出すことは難しい。特化した性能を持たない代わりに、いかなる集団の中にも自然に潜伏することが可能。
    <イカロス型>
    気圧が著しく低い状況や水中等にも適応しており、人類が生存不可能な環境でもある程度の活動を継続することが可能な型であり、潜在性能が高い。外見的特徴として頭部に翅が変形した特殊な器官を持ち、空間中のエーテルを取り込むことができる。
    <ギュゲース型>
    特に体躯の大きい筋力に特化した型。土木作業などに力を発揮する代わり、敏捷性は他に劣る。ただし、この役割はタイタニスが受け持つ場合が多いため、この型の調停者が実際に製造、運用される事例は極めて少ないことが予想される。
    <アレイオン型>
    主に肉体による直接戦闘を想定し、これに特化して設計された型。筋力、敏捷性、持久力に優れる。外見的特徴として、体内で発生した熱を光に変換したうえで大気中に効率的に放熱する役割を担う、あたかも燃える鬣のような見た目の頭髪を持つ。

    心核(2)

    心核炉は、その製造時期ごとに使用されている技術や特徴が大きく異なるため、比較的容易に世代として分類することが可能である。
    <最初期型>
    高次元縮退炉の基礎理論の実証を行っていた最初期は街一つ程度の大きさとなっていた。データを採取後に再設計と最適化が行われた結果、先行試作型では車両一つ程度の大きさと、圧倒的なまでに小型化に成功している。
    <第1世代型>
    従来比で大幅な小型化と、安定した量産技術が確立された。発展型である第1.5世代型では更なる小型化に成功し、ついに人体への搭載が可能となる。そこで示された未知なる可能性により、研究は新しい段階に踏み込むことになる。
    <第2世代型>
    従来よりも飛躍的な機能向上を遂げる。最大出力も大幅に増加した上、機械的寿命も桁違いに延長されることとなった。蛇の計画により宇宙に出ることとなった前期の船乗りたちの多くに実際に搭載されたのはこの型である。
    <第3世代型>
    画期的な新元素を用いて合成された精神感応素材「エピメニウム」を積極利用することで使用者との高度な意識的接続を実現し、潜在能力を飛躍的に高めた型。当初は不安定さもあったが、後に改良が重ねられて最終的に高い安定性を獲得する。

    エピメニウム

    科学者エピメニデスによって発見された新元素に特殊処理を施した結果得られる粉末合金で、その最大の特徴は人間の精神波に共鳴、同調する特殊な性質を持つ部分であり、これもエーテル物理学の一つの成果であると言える。発見者の名前からエピメニウムと名付けられた。
    エピメニデスが何を契機としてこの画期的な素材の着想を得たかは明らかにされていない。推測の域を出ない一説として、エピメニデスは自らの持つあらゆる情報を永遠に保存する方法を研究していたとされ、この物質はその成果の一つではないかというものがある。
    また、賢人カタリナにより提出された彼女独自の視点による見解として、エピメニデスは自らの魂を何らかの形で外部に保存するための方法を研究しており、エピメニウムはその成果物だったのではないか、という興味深い推測が記録に残されている。

    アガルタ(1)

    大厄災以前、それまでの常識を覆す数々の技術が超国家的集団により生み出された。その集団は「未知なる技術及び宇宙調和の為の大研究家連盟」(Alliance of the Great Acolytes of Recondite - Technology and Harmonic Alignment)の頭文字から、アガルタと呼称される場合もある。
    偉大なる石標のひとつ、カタリナに接触したアナカルシスから得られた所属組織名と、「未知なる技術及び宇宙調和の為の大研究家連盟」がどのように関連しているかは依然として不明ではあるものの、ヴリトラに従う集団である点に関しては現時点ですでに疑いようがない。
    尚、アナカルシスの名で過去の記録の照会を行ったところ、大厄災以前の旧第1地区に同名の人物の記録が残されており、生体化学を専門としている研究者だったことをここに追記しておくものとする。

プトレマイオス

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  • ヴリトラ(2)

    人間の肉体に外科的手法により心核を後天的に搭載し、その機能を補助するという構想はもともとはヴリトラからの提案に端を発している。これは、奇しくも自らを神と名乗る異星体を祖とするものたちの肉体構造と類似していることがこれまでの調査により判明している。
    このような一致が、もしもただの偶然でなく、明確な意図によるものだとしたら?
    偉大なる石標カシオペアによる推測として、ヴリトラは大厄災以前から異星体と何らかの接触を持っていたのではないか、という指摘がある。ただし、これに関しても判断材料に乏しい。

    アガルタ(2)

    「未知なる技術及び宇宙調和の為の大研究家連盟」は国家の枠組みを越えた新技術の共同研究を行うことを理念に創設された超国家的集団であり、この理念に賛同した高い理想と情熱を持った研究者たちが数多く参加したことで、相乗作用として画期的な技術が生み出されていくこととなった。
    光の速度を超えた通信技術、微細機械の発展から誕生したタイタニス技術、高度な重力制御、空間転移技術、まったく新しい半永久機関の開発、それらへの扉を開いた画期的なエーテル物理学、宇宙に適応可能な新人類の誕生など、数多くの歴史的な成果をもたらしたのだった。

    七星回旋

    七星回旋とは、コンロンで独自に生み出された奥義であり、古来より伝わる気の概念に西方より伝わる瑜伽の概念を組み合わせ、経絡および人体の7箇所に点在する天柱に気を作用させることで、使用者の肉体の内向きに力をかけることができる強化術である。
    これはかつてジョカで戦闘隊長を務めたロクサーナにより、全身の経絡と天柱とを結び、連動させることで爆発的に効果を高める秘技として発案され、コンロンの里の中で長い歳月を経て確立されていったものである。
    船乗りに代表されるような心核の所持者がこの奥義を会得したならば、全身を巡る気の流れである経絡に、心核から発生した力を上乗せして全身を循環させ、練り上げることでさらなる増幅を図り、結果として凄まじい強化を得られることになる。
    天柱を使用しない、経絡を用いた気功による単純な身体強化は「経絡回旋」と呼ばれ、奥義である「七星回旋」とは区別されている。精神を落ち着かせ、血行をよくする効果が期待できるとされることもあり、コンロンの里でもこれを体得している者は比較的多い。

    七星核

    七星核とは調停者アナトリアにのみ施された専用の設計で、全身7箇所の天柱位置に主星に見立てた心核と、従星に見立てた6基の小型コンデンサーを配置したものであり、かつてロクサーナが提唱した理論がその元となっている。
    七星核は、全身を巡る気の力を数倍に強化することを目的とするが、その自在な制御を完全に習得するためには長い修行が必要となる。そして、もしも七星核を持ったものが完全なる七星回旋の習得に至った場合、この奥義の新たなる扉が開くと予言されている。

カシオペア

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  • 大規模地下構造

    世界各地に造られた大規模地下構造は、建造時期や場所ごとにそれぞれ異なる使用目的を持つが、「未知なる技術及び宇宙調和の為の大研究家連盟」によってそれぞれに固有の管理番号であるEXナンバーが設定され、管理されていた。ここではいくつかを解説する。
    <EX-017>
    旧第1地区の東部に建造された対戦略兵器の大規模地下避難所。地下都市と呼べる規模であり、偉大なる石標のひとつフェルミにより管理される。コンロンによる回線の自発的遮断により現在の状況は不明。
    <EX-053>
    実験用施設だが、有事の際には避難所としても利用可能。地下深くに造られており、大厄災時における大破壊を免れた。内部に観測実験用の超巨大貯水池を持つ。偉大なる石標プトレマイオスにより管理される。
    <EX-061>
    初期には戦略級軍事基地として建造された。内部には蛇シリーズの造船渠も併設されている。大規模地下構造EXシリーズの中でも特に大きく、その全体は砂漠を縦断するほどの巨体を誇る。偉大なる石標マゼランにより管理される。
    <EX-089>
    超巨大粒子加速器が設置されていた実験施設。偉大なる石標ハンニバルにより管理される。さらに深部には封印された施設EX-189が存在しており、かつては新兵器の実験に使用されたが、暴走事故により閉鎖された。
    <EX-502>
    軌道昇降装置の基部にあたる大規模地下構造。ここから衛星軌道上に物資を輸送していた。偉大なる石標ランスロットにより管理される。コンロンによる回線の自発的遮断により現在の状況は不明。

    アルテミス

    アルテミスとは、かつて打ち上げられた地上監視衛星のシリーズ名である。最終的に全16基が打ち上げられており、それぞれが対地同期軌道上から地上の各所を監視している。コンロンでは、第7地区の上空に位置する1基について制御を掌握することに成功している。
    アルテミスシリーズは全基、超重金属弾を軌道上から射出し、重力による加速によって巨大な破壊力を得る攻撃機能を備えている。大厄災の際に地表に表出した超巨大脅威生物に対し、これが実際に使用され、対象に対する物理攻撃の有効性を実証することとなった。
    アルテミスに与えられた人工サファイア製の光学装置は当初、1,000年以上の使用を想定して設計されていたが、大厄災の際に地上から舞い上がった多量の塵の付着によってその光学性能を大きく低下させてしまっており、現在では地上の監視能力の大部分が失われている。
    大厄災後、ある船員は次のような皮肉を残した。「アルテミスに与えた瞳は数千年の使用にも問題なく耐える設計だったのに、我々の犯した大きな間違いは、彼女に瞼をつけ忘れたことだ。宇宙での掃除が容易でないことなど、少しでも頭を使えば誰にでも想像がついたらろうに」

    ウロボロス計画

    ヴリトラによって立案された後「未知なる技術及び宇宙調和の為の大研究家連盟」によって承認され、人類共同の偉大な事業として実行された計画。その内容は、複数の恒星間宇宙船を同時に建造し、宇宙の各所に向かわせ、未知なる環境を観測、移住可能惑星の調査や移住などを行うためのもの。
    本計画のために規格が制定された恒星間宇宙船の共通の特徴として、タイタニス技術をその中核とする、自己修復、自己拡張機能を備えた船体、あらゆる質量を動力源に変換する高性能転換炉、グラン・メガリス級に準じる規模の量子演算装置を備える点などが挙げられる。
    また、それぞれに与えられた名称については、世界の各地にみられる神話に登場する蛇の名を与えられている点なども共通点の特徴であり、ウロボロス計画のために用意された船が共通して「蛇」と呼ばれるのはこれに由来する。

    大厄災(1)

    あとになって考えてみれば……あの悲劇は、大陸全体を襲った例の超巨大地震によって引き起こされた、第9地区の山脈に発生した大規模な崩落の結果露出した地層の中から「それ」の一部分が発見されたときから……いや、それよりもずっと以前から始まっていたのだ。
    調査隊が持ち帰った「それ」の組織サンプルを分析した結果は、驚くべきものであった。40年前に発生した蛇の三番艦ヨルムンガンドが消息を絶つ直前に交戦していたとされる謎の敵性勢力から得られた記録に見られるパターンと、ほぼ一致したのである。
    我々は混乱の渦中に投げ込まれることとなった。遥かシリウスAを目指して航行していたはずのヨルムンガンドが謎の敵と遭遇し、消息を絶ったのはここから7.7光年も遠く離れた座標だ。なぜ、そんな場所にあるものと寸分違わぬものが地上で採取されたというのだろう。
    戸惑いの中、我々をはじめ、偉大なる石標たちがそれに関する仮説を組み上げるよりも早く、ヴリトラから「それ」に対するアルテミスの矢の使用命令が下った。しかしこれは不可解だ。まるで、ヴリトラは我々よりも以前から「それ」の存在を知っていたとしか……

マゼラン

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  • フェザーンの戦い

    地上のすべてを破壊しつくした、あの忌まわしき大厄災の後、ジョカが砂漠に硬着陸を果たし、地上に根を張ったときから数えておよそ2,250年が経過した頃、ジョカの未来を決定づける事件が起こる。ダグザ帝国においてフェザーンの戦いと呼ばれる軍事衝突である。
    ジョカは、ダグザ帝国に発見され、派遣された総数30万の軍団による苛烈な攻撃に晒される。気候変動により周辺の砂漠の緑化が進行した結果、気候操作装置による人工砂嵐の目隠しが弱まったことが、我々が帝国に捕捉される要因となったことは疑いようがなかった。
    当初、帝国軍はジョカ居住区の強固な外殻を突破することができず、膠着状態に陥った。だが、一頭の巨大な竜が出現し、恐ろしいまでの力で外殻を破壊し、内部に帝国軍が雪崩れ込んできた時から、状況が一変してしまった。
    数の不利は言うに及ばなかったが、我々はあの巨竜に対抗する術を持っていなかった。アルテミスならば可能性があったかもしれないが、我々の頭上を飛翔する巨竜に対しアルテミスを使うことは自らに神の杖を振り下ろすのと同義であり、その時の私にはそれを命じる勇気はなかったのだ。
    戦いの混乱の中で、気になる報告が混じっていた。敵の中に、500年ほど前にジョカから失踪したシュキオンの姿があるのを見たというものだった。まさか、調停者である彼が我々を裏切るようなことがあるなど、到底信じられないが……
    戦いの中で、戦闘隊長であるロクサーナをはじめ、多くの船員たちが倒れていった。地獄のような混乱の果てに、我々はついに降伏する道を選んだ。居住区の表層部分にいた多くの同朋たちも連れ去られてしまった。生き延びたのは、深層に避難していたわずかな者たちだけだ。
    この砂漠の厳しい環境の中、生命維持機能の大半が破壊され尽くした現在のジョカで、生き残った同朋たちをいつまで生き永らえさせることが出来るかはわからない。……だが、彼らの命を未来に繋いでいくことは、ジョカの船長たる私に課せられた使命なのだ。

    大厄災(2)

    「それ」は当初、何なのか誰にもわからなかった。建築物か生物か、そもそも無機物か有機物か、なぜそこにあったかも、どの時代からあったものなのか何一つわからなかった。サンプルの分析を進めていく過程で、どうやら珪素を主成分とした生命体の一部ということが判明した。
    ヴリトラにより決定されたアルテミスの「それ」に対する超重金属弾の攻撃は、結果から振り返る限り、完全な悪手だった。攻撃は対象を破壊するどころか、完全に目覚めさせてしまったのだ。そしてついに起き上がったその全貌を見たとき、我々は絶望するしかなかったのだ。
    「それ」は生物というにはあまりにも巨大な……まるで何かの冗談を見ているような代物だった。どんな建物よりも、山よりも、いや、恒星間移民船であるウロボロス級よりも遥かに大きかった。攻撃によって目覚めてしまった「それ」は、我々を完全に敵として認識したようだった。
    それだけでは終わらなかった。世界中に点在する古代の遺跡の中から巨大な生物が起き上がり、飛翔したのだ。それらは伝説のドラゴンによく似た姿をしていた。彼らはまるで「それ」に呼ばれたかのように、一箇所に集結すると、我々に対する攻撃を開始したのだった。
    ヴリトラはそれらに対する攻撃を命令し、我々の持てるあらゆる兵器による攻撃が開始された。だが、彼らの足を止めることすら出来ていない。おそらくこれから数十日間のうちに世界の大部分は焼き尽くされ、我々人類が地上に築き上げた文明は痕跡さえも失われる事となるのだ。
    多くの同志たちと共に避難した大規模地下構造EX-017の一角でこの報告を書き残しながら、私は問わずにはいられない。一体何故、このような事になってしまったのか。「それ」は何だったのか、どこから来たのか、そして、ヴリトラは何故あれほど素早い判断で攻撃を命じたのか……

遺跡の役割

コンロン(白き卵の民)の歴史を深堀り

白き卵の民の歴史を深堀り拡大する

遺跡では、主にコンロン(白き卵の民)の歴史が残されているので、ストーリーの深堀りができます。特に、ディートリヒ編に関する内容が多いため、ディートリヒ編をクリアしてから考察するのがおすすめです。

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ファストトラベルとして利用可能

ファストトラベルとして利用可能拡大する

遺跡内の転移装置から、別の遺跡にファストトラベルできます。ただし、ファストトラベルを解放するには、転移装置に1度触れる必要があります。

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