【ゲーミングPC】ゲーミングPCのfps値とは|fps値を上げる方法

ゲーミングPCのfps値とは

「ゲーミングPCのfps(フレームレート)って何?」
「高いfps値を出すにはどうすればいい?」

ゲーミングPCで対人戦のゲームを楽しむときに、fps(フレームレート)は大切な要素です。fpsの特徴やメリット、デメリットの情報が分かれば、購入するPCやモニターを決められます。

しかし、いざプレイしてみると期待していたfps値を出せず、どのような設定をするのか分からないですよね…。

そこで当記事では、fps(フレームレート)の概要やfps値を上げる方法、おすすめのPC5選を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ゲーミングPCのfps(フレームレート)とは

ゲーミングPCのfps特徴

  • PCやゲーム機が1秒間に画像を出力する回数
  • fpsは数値を固定できない
  • fpsはグラボなどの性能で出力数値が決まる
  • 高性能のグラボならfps値が高くなる
  • fps値はモニターの性能でも変わる

ゲーミングPCのfpsとは、1秒間に画像を出力する回数の単位です。fpsの数値は固定できず、1秒毎に変動します。fpsの数値が高いと滑らかな映像、低いとカクついた映像になります。

また、ゲーミングPCだけでなく、SwitchやPS5など家庭用ゲーム機の映像にもfps値があります。ゲーミングPCやゲーム機の性能だけでなく、モニターの性能でも変わるので、fps値を上げるなら高性能なPCやモニターを使いましょう。

fps値が高いときのメリット

fps値が高いときのメリット

  • 滑らかで綺麗な映像
  • ゲームの時の操作が快適
  • 対人戦のゲームで有利に戦える

滑らかで綺麗な映像

fps値が高い時のメリットは、滑らかで綺麗な映像になることです。fps値が高いと、1秒間に表示されるコマの数が増え、滑らかな映像になります。

また、1秒間に表示されるコマ数が増えると、映像の一瞬の動きを捉えられます。滑らかな綺麗な映像は、残像が減り、ゲームプレイだけでなく、映画鑑賞などで真価を発揮します。

ゲームの時の操作が快適

高いfps値でゲームをプレイすると、操作が快適になります。また、高いfps値で映像が滑らかになり、ゲーム操作による3D酔いも抑えられるメリットがあります。

逆にfps値が低いままゲームをプレイするとゲーム操作の反応が遅れたり、ラグが発生し、ストレスを感じます。fps値が低下してしまう原因を少しでも減らし、ゲームを快適にプレイしましょう。

fps値が高いと対人戦で有利

ゲーミングPCは、fps値が高ければ高いほど、FPSやTPSなどの対人ゲームで有利に戦えます。fpsが高い場合、敵が表示されるまでの時間が速く、対人戦で先手を打てます。

とにかく、FPSやTPSで勝ちたいという人は、グラボが高性能のPCや、ゲーミングモニターを揃えるところから始めましょう。

fps値が高いときのデメリット

fps値が高いときのデメリット

  • データ容量が大きくなる
  • 動画の保存やアップロードに時間が掛かる

データ容量が大きくなる

fps値が高い場合、1秒間に表示されるコマ数が植えるため、データ容量が大きくなります。データ容量が大きいと、通信量が増えてしまい、インターネット回線に負荷が掛かってしまいます。

また、動画などの容量を変えずにfps値を高くすると、1秒間のコマ数に使う容量が少なくなり、滑らかな映像でも画質が荒くなることがあります。

動画の保存やアップロードに時間が掛かる

fpsが高いとデータ容量が大きくなり、ネットワーク回線に負荷が掛かるため、動画保存やアップロードに時間が掛かります。

また、ゲームのプレイ動画をSNSや動画配信サイトにアップロードできない場合や、不具合が発生する可能性があります。ゲームのプレイ動画を録画したり、SNSにアップロードする予定がある人は、fps値を抑えるようにしましょう。

ゲームプレイ中にfps値を確認する方法

表示させる媒体 fps表示の種類一部
外部ソフト ・GeForce Experience
・MSI After burner
ゲームプラット
フォーム
・Steam
・origin
・Uplay
ゲームタイトル ・APEX(エーペックス)
・VALORANT(ヴァロラント)
・Fortnite(フォートナイト)
・オーバーウォッチ

ゲームプレイ中にfps値を確認する方法は、ゲーム中の画面にfps値を表示させましょう。fps値をゲーム画面に表示させる手段は、大きく分けて外部ソフト・ゲームプラットフォーム・ゲームタイトルの3種類です。

また、ゲームタイトル内でfps値を表示させる機能がなくても、外部ソフトやゲームプラットフォームでfps値を設定するとfps値を表示させられます。

外部ソフト内の設定方法

GeForce Experienceのfpsの表示方法

ゲームプレイ中にfps値を確認する方法 GeForce Experience

手順 ゲーム起動前の設定方法
タスクバーの「^」をクリックし、
GeForce Experienceを起動する
起動後、
右上にある「shadow Play」をクリックする
左側のボタンをクリックしてオンにする
※デフォルトはオフになっている
shadow Playのウィンドウを閉じ、基本設定に戻る
基本設定の左側の項目からshadow Playを選択する
オーバーレイ項目から
fpsカウンターをクリックする
手順 ゲーム起動後の設定方法
ゲームを起動後、画面右上に
「GeForce Experience」の通知が表示される
「Alt+Z」を押し、設定画面を開く
「GeForce Experience」設定画面の右側にある歯車
マークをクリックし、設定を開く
「HUDレイアウト」をクリックする
「FPSカウンター」をクリックする
4つの部分からfpsを表示させる場所を決める
※右側モニターの図から表示場所を確認
fpsの表示位置が決まったら、
右側にある「戻る」をクリックする
画面が切り替わったら
右側にある完了をクリックする
完了後、右上にある✕ボタンで
「GeForce Experience」を終了する

NVIDIA製のグラボ(グラフィックボード)を使っている場合は、GeForce Experienceを利用できます。GeForce Experienceは、無料で使えるのでfps値をゲーム中に確認するならインストールしましょう。

また、プレイするゲームを起動する前、起動した後どちらでも設定できる点が魅力の1つです。さらに、fps値を表示させる場所を右上・左上・右下・左下から選択できるため、ゲームタイトルに応じて邪魔にならない場所に設定しましょう。

MSI After burnerのfpsの表示方法

MSI After burner

手順 設定方法
MIS After burnerをインストールする
※「Riva Tuner Statistics Server」も
同時にインストールしておく
MIS After burnerの左側にある歯車をクリックする
MIS After burnerのプロパティから
モニタリングのタブを開く
モニタリング内の
フレームレートにチェックを入れる
モニタリング内のオンスクリーンディスプレイでの
表示にチェックを入れる
オンスクリーンディスプレイタブをクリックする
「オンスクリーンディスプレイの切り替え」内で
好きなショートカットを登録する
fps値以外のグラフを表示させたくない時は
表示させたくない項目のチェックを外す
同時にインストールした「Riva Tuner burner」を
使いサイズや位置、表示の色を調節する

MSI After burnerは、他のfps値を表示させる手段の中でも、最も自由度が高い外部ソフトです。fps値の表示だけでなく、ゲーミングPCの性能が目的を達成できるか計算するベンチマークの結果を計測することもできます。

また、MSI After burnerと同時にインストールした「Riva Tuner Statistis」を活用すると、フォントや表示する位置、カラーなどを細かく設定できるので、好みのカスタマイズを行えるのが良いです。

ゲームプラットフォーム内の設定方法

Steamのfpsの表示方法

Steam

手順 設定方法
Steamを開く
Steamの左上のメニューから
「Steam」をクリックする
「Steam」内の設定をクリックする
設定の中にある「ゲーム中」のタブを開く
「ゲーム中」のSteamオーバーレイを有効…
にチェックを入れる
「ゲーム中」のフレームレート表示のリストから
fps値を表示させたい場所を選択する
※左上・右上・左下・右下の4隅から設定できる

Steamのゲームをプレイするなら、Steamを使ってfps値を表示させる手段があります。Steamにあるゲームタイトル限定になるので、他のゲームプラットフォームのゲームタイトルには使えません。

また、fps値を表示する場所は、左上・右上・左下・右下の4隅です。ゲームタイトルにより、fps値の表示場所が邪魔になる可能性があるため、プレイの邪魔にならない場所に表示させるのがおすすめです。

Elevtrpnic Arts(旧origin)のfpsの表示方法

Elevtrpnic Arts(旧origin)

手順 設定方法
originを開く
左側にあるメニュー下部の自分のアカウントに
カーソルを合わせ「アプリケーション設定」
をクリックする
「ORIGIN IN-GAME」のタブをクリックする
ORIGIN IN-GAME内の
「origin in-Gameを有効にする」をオンにする
ORIGIN IN-GAME下部にあるゲームプレイ中の
「FPSカウンターを表示」から
fps値表示場所を選択する
手順 ゲームごとに設定する方法
originを開く
ゲームライブラリメニューからfps値を
表示させたいゲームタイトルをクリックする
プレイボタンの右側にある歯車マーク
をクリックする
歯車マーク内の
「ゲームのプロパティ」をクリックする
「〇〇(ゲーム)でorigin in-Gameを有効にする」に
チェックが入っていることを確認して保存する

originのゲームをプレイする場合、originの設定からfps値を表示できます。originにあるゲームタイトル限定になるので、他のゲームプラットフォーム(Steam等)のゲームタイトルには利用できません。

また、originからfps値を表示させる設定を行っても、fps値が表示されない場合があります。origin側でfps値の設定をしても表示されない時は、ゲームタイトル側のorigin in-Gameを有効にして対応しましょう。

Uplayのfpsの表示方法

Uplay

手順 設定方法
Uplayを開く
左上にあるハンバーガーメニューをクリックする
メニュー内の設定をクリックする
一般にある「ゲームにFPSカウンターを表示する」
にチェックを入れる
※プレイ中の左上にfps値が表示される

Uplayのゲームをプレイする時は、Uplayからfps値を表示できます。Uplay限定の手段なため、他のゲームプラットフォーム(Steam等)のゲームタイトルには使えません。

Uplayでfps値を設定する方法は、難しくないため、簡単にfps値を画面に表示できます。しかし、fps値の表示場所は、左上の1箇所のみで、表示場所は変更出来ない点に注意しましょう。

ゲームタイトル内の設定方法

APEX(エーペックスレジェンド)のfpsの表示方法

APEX

手順 設定方法
APEXを起動する
ロビーの右下にある歯車マークをクリックする
ゲームプレイタブにある「パフォーマンス表示」
をオンにする
※プレイ中の右上にfps値が表示される

APEX(エーペックスレジェンド)は、ゲーム内からfps値を表示できます。ゲーミングPCだけでなく、PS4やPS5、Switchなど家庭用ゲーム機でもfps値をプレイ画面に表示させられます。

設定方法は、ゲーミングPCも家庭用ゲーム機も同じです。fps値を表示させる場所は、画面の右上のみなので、fps値表示の場所は変更できません。

VALORANT(ヴァロラント)のfpsの表示方法

VALORANT

手順 設定方法
VALORANTを起動する
ロビー画面の右上にあるメニューボタン
をクリックする
「設定」をクリックする
※ゲーム中にも設定は開ける
グラフィックタブをのデータタブを開く
「Client FPS」の「テキストのみ」を選択する
※プレイ中の左上にfps値が表示される

VALORANT(ヴァロラント)は、ゲームの設定からfps値を表示させる方法があります。fps値の設定は、ゲームプレイ中でも開けるので、プレイし始めてからでもfps値の表示できます。

fps値の表示場所は、VALORANTプレイ中の画面左上のみなので、fps値表示の場所は変更できない点に注意しましょう。

Fortnite(フォートナイト)のfpsの表示方法

Fortnite

手順 設定方法
Fortniteを起動する
ロビーの左上にあるメニューをクリックする
左下の歯車マークをクリックして設定を開く
映像タブ内にある「高度なグラフィック」内の
「FPSの表示」をオンにする
プレイ中の右上にfps値が表示される
※ロビー画面では60fps値で固定されている
※ゲームをプレイしてfps値を確認する

Fortnite(フォートナイト)は、ゲームの設定からfps値の表示できます。APEXのようにゲーミングPCだけでなく、PS4やPS5、Switchなど家庭用ゲーム機でもプレイ画面にfps値を表示可能です。

また、ロビー画面は60fpsで固定されています。実際にFortniteをプレイしてみないとfps値が分からないので、Fortniteをプレイしてどのくらいfps値が出ているか確認しましょう。

オーバーウォッチのfpsの表示方法

オーバーウォッチ

手順 設定方法
オーバーウォッチを起動する
ロビーからオプションをクリックする
ビデオタブ内にある
「パフォーマンス統計を表示」をオンにする
「パフォーマンス統計を表示」の下にある
「高度パフォーマンススタッツ」をクリックする
「フレームレート表示」をオンにする
プレイ中の左上にfps値が表示される

オーバーウォッチは、ゲーム内のオプションからfps値をプレイ中の画面に表示できます。APEXやFortniteと同じく、ゲーミングPCだけでなく、PS4やPS5、Xboxなど家庭用ゲームでもfps値を表示させられます。

fps値の表示場所は、プレイ画面の左上のみで変更はできません。どうしても違う場所にfps値を表示させたい場合は、外部ソフトを使い、場所を変更する方法もあります。

ゲーミングPCのfps値を上げる方法

fps値の高くする設定方法

  • ゲーム用のモニターを使う
  • ゲームの画質を最低まで下げる
  • モニターのリフレッシュレートを最適化する
  • システム設定をパフォーマンスモードにする
  • GeForce Experienceの更新を行う
  • Windowsの更新を最適化する
  • ゲームバーをオフにする
  • ゲーム起動前に使わないソフトを切る

ゲーム用モニターを使う

fps値を高くするには、ゲーム用のモニターを使いましょう。モニターは、対応できるfps値が決まっており、対応できるfps値以上は映し出せません。

例えば、144fpsを出せる性能のゲーミングPC+60Hz(60fps)のモニターの組み合わせの場合、60fps値しか表現できないという具合です。自分のゲーミングPCが発揮できるfps値に近いゲーム用モニターを使いましょう。

ゲームの画質を最低まで下げる

ゲームの画質を最低まで下げると、fps値は高くなります。画質設定は、フルHDや4Kなどのドット数で管理する解像度と、1フレーム・1枚の画像をどのような品質で描くのかを決める描画設定があります。

また、エフェクトや視覚効果を含めたものが描画設定で、項目や調整できる内容はゲームごとに異なります。画質設定は、ゲームのディスプレイや映像設定から調節できます。

【解像度とは】
・画像構成のドットの細かさのこと
・数値が大きいほど輪郭がはっきりしたり、色の変化が
滑らかになる
【描画設定とは】
・1フレーム、1枚の画像をどのような品質で
描くか決める設定
・画像のドットだけでなく、エフェクトや視覚効果
を含んでいる

モニターのリフレッシュレートを最適化する

モニターのリフレッシュレートを最適化しましょう。モニターには、リフレッシュレートという1秒間に新しい画像を何回描画できるかという単位(Hz)があります。

例えば、144fpsの映像をリフレッシュレート60Hzのモニターでみると、144fpsの映像でも60Hz(60fps)しか出せないという具合です。PCの設定のディスプレイから、リフレッシュレートを高い数値に変更しましょう。

【リフレッシュレートとは】
・1秒間に画像を書き換えられる回数を表す数値
・単位はHz(ヘルツ)で記載される
・リフレッシュレートが高いと滑らかな映像になる

システム設定をパフォーマンスモードにする

システム設定をパフォーマンスモードにすると、fps値を少し高められます。システムのプロパティから、パフォーマンス設定を開き、パフォーマンスを優先するにチェックを入れましょう。

また、PCだけでなく、PS5もパフォーマンスモードに設定できます。PS5の設定からゲームプリセット内のパーフォーマンス優先と画質優先を、パフォーマンス優先にし、ゲーム内の設定からリフレッシュレート有効にしましょう。

GeForce Experienceの更新を行う

fps値が低い場合は、グラボのGeForce Experienceの更新を行いましょう。更新を行うとゲームの最適化や、映像の見栄えを良くできます。

GeForce Experienceは、NVIDIA製のグラフィックボードに使用でき、無料で使えるのでインストールしておくのがおすすめです。

Windowsの更新を最適化する

Windowsの更新を最適化する

Windowsの更新を最適化すると、fps値を上げられます。Windowsの更新は、設定の更新とセキュリティから設定できます。

ゲームプレイ中に更新プログラムが起動すると、快適にゲームをプレイできなくなってしまいます。プレイ中に更新プログラムが動かないように、時間を設定してゲームをしない時間帯に設定しましょう。

ゲームバーをオフにする

ゲームバーをオフにする

fps値を上げるには、ゲームバーをオフにする手段があります。ゲームバーは、録画機能やスクリーンショットできる機能がありますが、ゲーミングPCに負荷が掛かり、fps値が下がる原因です。

利用しない場合は、必ずオフにしておきましょう。また、ゲームバーの機能のように録画などをしたい場合は、ゲーミングPCに負荷が掛かりにくいOBSなど無料ソフトを使うのが良いです。

ゲーム起動前に使わないソフトを切る

ゲーム起動前に使わないソフトを切る

ゲーム起動前に使わないソフトを切り、ゲーミングPCへの負荷を減らし、fps値を安定させましょう。起動した覚えがなくても、ゲーミングPC起動時に勝手に起動していることもあるので、確認してみてください。

ソフトの起動は、タスクマネージャーで確認できます。ゲーミングPCの検索からタスクマネージャーと検索したり、タスクバーのなにもないところで右クリックするとタスクマネージャーを開けます。

ゲーミングPCのfps値を上げる設定

設定項目 特徴
▼Fog ・もやの表現を決める設定
・オフにするとfps値は上がる
・見え方は変わるので注意
▼Explosion ・爆発の表現を決める設定
・爆発表現の瞬間のfps低下を抑える
・表現品質はオン・オフと上下設定
▼VSYNC ・垂直方向のずれを抑制する機能
・オフにするとfpsは高いままになる
・表示のズレが発生する場合がある
▼アンチエイリアス ・曲線部分を滑らかに表示する設定
・オフや設定を下げるとfps値が上昇
・曲線部分の表示が荒くなるので注意
▼フレームレート制限 ・制限するとfps値低下を抑えられる
・ゲーム内で設定できなくても調整可
▼モーションブラー ・ゲーム中のブレの表現を映す設定
・オフにするとfps値が上がる
・動くものの見え方の効果がなくなる

Fogは霧やもやを表現している

Fogは、霧やもやを表現する設定で、オフにするとfpsが上がります。設定方法は、ゲームごとに変わりますが、ゲームの設定内にある画面や画質の設定からオン・オフを調整できます。

霧やもやの表現が多いゲームでは、オフにすることでfps値を大幅に高められます。しかし、Fogをオフにすると、ゲームプレイ中の見え方が変わるので、オン・オフのどちらもプレイしてから決めるのもアリです。

Explosionはオン・オフと上下で設定を抑える

Explosionは、爆発を表現する設定で、オン・オフで切り替える場合と上下設定で表現を抑える場合があります。設定方法は、ゲームごとに異なりますが、ゲームの設定内にあるディスプレイや画面の項目から調整できます。

Explosionは、調整すると爆発の瞬間のfps値低下を抑えられます。上下設定のゲームは、爆発のエフェクトを確認しながら、ちょうどよい数値を見つけましょう。

VSYNCは画面がズレないように対応する機能

手順 詳細
デスクトップの何もないところを右クリックする
NVIDIAのコントロールパネルを開く
3D設定の管理をクリック
項目下の方にある垂直同期をオンにする

VSYNCは、分割して表示する画面がズレないように、fps値を下げて対応する機能です。VSYNCをオンにすると表示にズレが起きますが、高いfps値を維持できます。

設定方法は、PCのデスクトップの何もないところを右クリックし、NVIDIAのコントロールパネルを開きます。NVIDIAコントロールパネル内の3D設定の管理をクリックし、項目の下の方にある垂直同期からオンにしましょう。

アンチエイリアスは曲線部分を滑らかにする

アンチエイリアスは、曲線部分を滑らかに表示できる設定です。PCのペイントなどで直線を引いた時に、ガタガタするのを想像すると分かりやすいです。アンチエイリアス設定を、オフや設定を下げるとfps値を上げられます。

設定方法は、ゲームによって異なりますが、画面や画質の設定から調整できます。基本的にプレイに影響はない部分なので、オフにしておいて問題はありません。

フレームレート制限してfps値低下を抑える

手順 詳細
デスクトップの何もないところを右クリックする
NVIDIAのコントロールパネルを開く
3D設定の管理をクリック
グローバル設定の項目下の方にある
最大フレームレートから数値を調整する

フレームレート制限は、ゲーミングPC側で上限を設定するとfps値の低下を抑えられる設定です。プレイするゲームタイトル内で設定できない場合でも、調整ができます。

設定方法は、デスクトップの何もないところを右クリックし、NVIDIAのコントロールパネルを開きます。NVIDIAコントロールパネル内の3D設定の管理から、グローバル設定項目の下の方にある最大フレームレートを調整しましょう。

モーションブラーはブレの表現を映す設定

モーションブラーは、ゲーム中のブレの表現を映す設定です。モーションブラーは、オンにすると残像が見えるため、ゲーム中の臨場感を増やせます。しかし、ブレていない映像をブレさせるのでグラボに負荷が掛かってしまいます。

fps値を上げたい場合は、モーションブラーをオフにしましょう。また、対人戦のゲームでも影響はないです。設定方法は、プレイするゲームによって異なりますが、設定内にある画面等から設定できます。

fpsが高すぎると不具合が起きるゲームがある

fpsが高すぎると起きる不具合

  • グラボやCPUに負荷が掛かる
  • 消費電力が上がりゲーミングPCが発熱する
  • 古いゲームなどで不具合が多い
  • ゲームによって動けない・正常に進められない

グラボやCPUに負荷が掛かる

fpsが高すぎるとグラボやCPUに負荷が掛かります。グラボに負荷が掛かってしまうと、ゲーミングPCがシャットダウンしてしまいます。また、ゲーム中に重くなり、ブルースクリーンから再起動が起こり、故障に繋がります。

CPUに負荷が掛かってしまうと、ゲーミングPCの動作が遅くなったり、フリーズする場合があります。ゲーミングPCの故障や不具合を避けるために、fps値を制限し、負荷を掛けないようにしましょう。

【ブルースクリーンとは】
・不具合が起きた時に表示される画面
・青背景に白い文字でエラーコードが表示される
ブルースクリーンになると操作ができなくなる

消費電力が上がりゲーミングPCが発熱する

高すぎるfpsでゲームをプレイすると、消費電力が上がり、ゲーミングPCが発熱してしまいます。ゲーミングPCが熱を持ってしまうと、動作が遅くなったり、フリーズしてしまいます。

また、ゲーミングPCの発熱を抑えるため、ファンが高稼働して音が大きくなってしまい、騒音に感じます。さらに、ファンの劣化が早くなります。

古いゲームなどで不具合が多い

fpsが高すぎると不具合が起こるゲームは、古いゲームなどで不具合が多いです。また、稀に古いゲーム以外でも不具合が起きる場合もあります。

さらに、高性能のゲーミングPCで少し前のゲームタイトルをプレイすると、fpsが異常に上がる不具合が起きます。まともに昔のゲームがプレイできないため、fpsの制限を設定して対策をしましょう。

ゲームによって動けない・正常に進められない

fpsが高すぎて不具合が起きる時の症状は、ゲームタイトルにより異なりますが、動けない・正常にゲームを進められないことです。また、ゲーム内のNPCが天井に引っかかる・ゲーム内のオブジェクトが荒ぶって表示されることもあります。

自分のゲーミングPCで古いゲームタイトルをプレイする予定があるならば、ゲームをプレイする前にfpsの制限を設定し、バグが起きないfpsで快適にプレイしましょう。

fps値が安定するおすすめPC5選

ゲーミングPC名 リンク 価格 CPU GPU メモリ ストレージ
GALLERIAデスクトップGALLERIA XA7C-R47T 公式 264,980円~ インテル Core i7-13700F NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti 12GB GDDR6X 16GB(8GBx2) 1TB SSD
フロンティアPC1FRGLB760W/SG1 公式 269,800円~ インテル Core i7-13700F NVIDIA GeForce RTX 4070 32GB(16GBx2) 1TB SSD
G-Master Spear Z790/D5のアイコンG-Master Spear
Z790/D5
公式 256,910円~ インテル Core i5, i7, i9各種 NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB 16GB(8GB×2) 500GB SSD
G-Tune DG-I7G70G-Tune DG-I7G70 公式 259,800円~ インテル Core i7-13700F NVIDIA GeForce RTX 4070 32GB 1TB SSD
LEVEL∞(レベル インフィニティ)LEVEL-M7P5-R57X-SAX 公式 145,800円~ Ryzen 7 5700X NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6 16GB(8GB×2) 500GB SSD

fpsが安定するおすすめPC5選は、上記です。ゲーミングPCを選ぶ目安は、グラボ(グラフィックボード)がGeForce RTX 3060以上です。タイトルにより異なりますが、RTX3060以上なら、画質を下げずに100fps程度出せます。

さらに、CPU性能も良いものを積みたいです。高性能なグラボを積んでも、CPUの性能が低いと力を発揮できません。モニターはfpsにリフレッシュレートを近づけましょう。例えば、144fpsでプレイするなら144Hzの製品を使う形です。

1位:GALLERIA XA7C-R47T

GALLERIA XA7C-R46Tのバナー

値段 264,980円~
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-13700F
(2.10GHz-5.20GHz/16コア/24スレッド)
GPU NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti 12GB GDDR6X
(HDMI x1,DisplayPort x3)
メモリ 16GB (8GBx2) (DDR4-3200)
ストレージ 1TB NVMe SSD

ガリレアは、初心者がチャレンジしやすいブランドです。中でもGALLERIA XA7C-R47Tは、グラボ「GeForce RTX 4070 Ti」が搭載されています。最上位に位置しているグラボで、比較的安価で入手できる点が優秀です。

ゲームにより異なりますが、fpsも設定を下げずに、190fps付近でゲームをプレイできます。対戦ゲームで、他の人と差を付けられるPCです。

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フロンティア パソコン工房 サイコム
ASUS レノボ omen
G-Tune msi

ゲーミングPCのfpsに関するよくある質問

fpsが安定しない時はどうすれば良い?

ゲーミングPCでfpsが安定しない時は、設定を見直しましょう。グラボのドライバーが最新か、他のソフトが邪魔をしていないか、Windowsのアップデートがあるかなどチェックしてみましょう。

もし、設定に問題がないなら、ゲーム自体の不具合も考えましょう。また、FPSやTPSをプレイする時は、PINGによってカクついている可能性もあるため、回線の方も確認してください。

ゲーム中にfpsを確認する方法が知りたい

ゲーム中のfps値は、ゲームタイトル内の設定・Steamなどのプラットフォームの設定・GeForce Experienceなど外部ソフトからゲーム画面に表示できます。

画面に表示された状態でプレイをすると、どのようなタイミングでfps値が上下するか分かります。fps値がもやや、爆発で下がっているようならPCの設定で改善できます。

fpsが高いとどうなる?

fps値が高いと、滑らかに動く映像でゲームができます。低fps値と比較すると、敵の映像が速く表示され、物理的に敵より速く動けます。

気が付かないうちにやられたという場合、敵のfps値が高い可能性があります。負けたくない人は、PCのスペック、モニター、周辺環境を一新するのもアリです。

fpsに制限はある?

fpsに制限はありません。fpsに制限はありませんが、FPSやTPSなど対人戦以外、カードゲームなど軽いゲームには100fps以上必要ありません。fpsの制限を行い、PCへの負荷を抑えるのが良いです。

NVIDIAを搭載しているなら、NVIDIAコントロールパネル→3D設定の管理→グローバル設定→最大フレームレートの数値をいじると、fps値を抑えられます。

fpsを無料で上げる方法はある?

fpsを無料で上げる方法は、設定の見直しです。エフェクトを抑えたり、表示させなくするとfps値を上げられます。PCの知識がないと難しい可能性もあるので、知識のある人に聞いてみましょう。

しかし、PCで144fpsを出せるスペックでも、モニターが60Hzの場合は、60fpsしか出せません。同時に、使用しているモニターの情報も確認しましょう。

fpsが下がる原因は?

fpsが下がる原因は、熱でCPUが本来の力を発揮できていない場合が考えられます。普段100fpsで、急に30fpsになった場合はPC本体に触れて、熱を確認しましょう。

特に発熱してない場合は、グラボが不具合を起こしている可能性が考えられます。グラボのドライバーを最新に更新したり、ドライバーを再インストールすると改善される可能性があります。

ゲーミングモニターのfpsモードは?

ゲーミングモニターのfpsモードは、モニター側でfps値を設定できるシステムです。搭載モニターによって異なりますが、FPSやTPSに向く設定や、暗い画面が多いゲームに向く設定があります。

また、144Hzのモニターを購入しても、初期設定をしておかないと144fpsを出せない商品があります。モニターからリフレッシュレートを144Hzに設定すると初めて144fpsを出せます。

fps値はどのくらいがおすすめ?

FPSやTPSなど対人戦ゲームを快適にプレイするなら、120fps以上が欲しいです。60fpsでもプレイ自体は快適に行えますが、家庭用ゲーム機と変わらないので、PCなら60fps以上をキープしましょう。

120fpsは、スポーツなどのスローシーンも鮮明に表現できるレベルです。ゲームでも残像が少ない滑らかな映像でプレイできます。

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