進化型NFTマーケットプレイスをローンチ！仮想通貨取引所クラーケン

ニュース112

大手暗号資産(仮想通貨)取引所Kraken(クラーケン)は、これまでベータ版のNFTマーケットプレイスを提供していましたが、今回正規版の「Kraken NFT」にバージョンアップして、改めてローンチしました。その概要を、Krakenの公式ニュースから紹介します。

※1ドル＝139.6円で換算

250以上のNFTコレクションをリリース

NFTコレクション

今回ローンチしたKraken NFTはベータ版ではなく、誰もが簡単にNFT(非代替性トークン)を売買したり、NFTについて学んだりできる最新のマーケットプレイスです。Kraken NFTでは取り扱うNFTコレクションが、これまでの70から250に拡大しました。

今後も順次新しいコレクションが追加される予定です。さらに今回、業界最高性能を誇るPolygon network(ポリゴン・ネットワーク)のブロックチェーンと、Reddit(レディット)のコレクティブル・アバターをマーケットプレイスに統合しました。

NFTプロジェクトのパイオニア
・CryptoPunks(クリプトパンクス) ・Bored Ape Yacht Club(ボアド・エイプ・ヨット・クラブ)
熱狂的ファンが支えるコレクション
・Mfers(エムファーズ) ・Cryp Toadz(クリプトウズ)
アニメ系コレクション
・uwucrew(ユーウークルー) ・DijiDaigaku(ディジダイガク)
ピクセルアート
・Nakamigos(ナカミゴス) ・Solana Monkey Business(ソラナ・モンキービジネス)

KrakenはNFTコレクションそのものと同時に、それを支えるコミュニティの重要性に着目、マーケットで最も活動的なNFTコレクションを評価して、Kraken NFTのコレクションを再構築しました。その中から、特に注目すべきコレクションを紹介しましょう。

CryptoPunksのように、NFTの草分け的コレクションはもちろんのこと、Kraken NFTでは話題のNFTから、今後人気が上昇しそうなNFTまで、さらにコレクションを充実させる予定です。

すでに数千ものNFTが100ドル(約14,000円)以下で入手できる現状では、NFTはもはや裕福なコレクターだけの楽しみではありません。Kraken NFTでも、数百というNFTを100ドル以下で手に入れることができます。

たいていのマーケットプレイスでは、NFTの取扱いに手数料がかかりますが、Kraken NFTでは、プラットフォーム上でNFTを売買する時には手数料がかかりません。

DeFi(分散型金融)でFOMO(取り残されることへの恐れ)が誘発する価格下落が起きても、記録的な価格上昇が起こっても、それらがKraken NFTの手数料に影響することはありません。

ただし、NFTや仮想通貨をKrakenのプラットフォーム内外に転送する時には、所定の手数料がかかります。NFTの売買は、現金でも仮想通貨でも可能です。Kraken NFTを利用するために、新規のウォレットをセットアップすることや、トークンをラップする必要はありません。

NFTの出品者がどのような決済方法を提示しても、Krakenが提供する200以上の仮想通貨か、もしくは現金による支払いから選ぶことができます。

Kraken NFTのローンチを記念して、NFTが秘めた可能性を世界中にアピールするため、KrakenはF-1チームのウィリアムズ・レーシングと提携しました。今年1年間、F-1カーのリヤウイングをKrakenのNFTが飾り、マーケットプレイスの人気をさらに高めることになるでしょう。

Kraken NFTがベータ版からバージョンアップしたことは、開発の終了を意味するものではありません。今後も魅力的なマーケットプレイスを提供するために、Krakenは継続的に開発を進めることを明らかにしています。

それによってKrakenは、NFTエコシステム全体を進化させ、仮想通貨業界におけるポジションアップを狙っているようです。