Web3の技術を活用し、京都に新たなビジネスモデルをもたらす|伝統知的財産権から生まれる価値創出
ドンバテック株式会社(住所:東京都豊島区、以下ドンバテック)の代表白強氏は、今回、京都府精華町けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)において開催する「京都スマートシティエキスポ2022」に登壇し、「Web3技術の活用による京都の経済強化」をテーマとした特別講演を行った。
彼は京都ファンの一人として、先進的なWeb3技術を活用することが京都における財政再建策への一つの道であると考えています。
新しいビジネスモデル「Play NFT to Earn Token」の構築
Web3では、NFT(Non-FungibleToken)を用いた新しいビジネスモデル「Play NFT to Earn Token」を構築することができます。
白強氏と彼のチームは、間もなく開幕するFIFAワールドカップに向けて進めている「KrazeFootball」プロジェクトは、このビジネスモデル「Play NFT to Earn Token」の代表となり、従来のデジタル時代に新しい力を与えると信じています。
唯一無二の京都メタバース産業集積を作成
「Web1.0は情報の時代で、Web2.0はプラットフォームの時代」とよく言われています。そして今、Web1.0やWeb2.0における課題を克服するために、新たに登場したWeb3で、現在一番注目されているのは所謂「価値」です。
世界的に有名かつ華やかな古都である京都は、このデジタル時代に、深刻な財政難に陥っています。
前時代的な経済システム及び単一な収入源だけではなく、伝統産業に依存し過ぎている面なども含めて、様々な要因によってこの古都の魅力を世界で発揮しきれていません。
コロナ禍では、今まで頼りにしてきた観光収入も激減し、収支はさらに悪化しています。
京都の「Play NFT to Earn Token」ビジネスモデル
そこで、Web3を活用した新しいビジネスモデルを立ち上げ、このデジタル時代の世界に、唯一無二の京都メタバース産業集積を作ります。
具体的には、NFTを証明書として、世界中で京都のカルチャーが大好きな人たちの行動や能力、各々の貢献、および財産権などをブロックチェーン上で記録し、AIモデルに基づいて発行されたトークンをインセンティブとして付与し、京都ならではの「Play NFT to Earn Token」のビジネスモデルを形成します。
京都と京都愛を持っている人々が出会い、つながり、そして時間と空間に拘束されず、いつでもどこでも、誰とでも共に京都に対した新しい価値提供をすることが出来ます。
結果、京都に持続可能な発展をもたらし、このデジタル時代において、華やかな京都の文化を世界に向けて、更に広めることが出来ます。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の投資に注力
岸田文雄首相は3日、所信表明演説の中で、デジタルトランスフォーメーション(DX)の投資に注力するとし、ノンファンジブルトークン(NFT)やメタバースを扱うサービスを含むWeb3サービスの利用拡大に向けた取り組みを進めると述べていました。「Play NFT to Earn Token」の思想もその一部と合致しています。
しかし一方、今の日本の前時代的な業文化とそのシステムを見る限り、Web3を果たしてどこまで導入できるのだろうか?京都ファンの一人として、白強氏は、まだ長い道のりがそこにあると感じている。
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