コインベースが注意喚起!詐欺から資産を守る5つのポイント

暗号資産(仮想通貨)への関心が高まるにつれ、その資産を狙う仮想通貨詐欺も増加傾向にあります。
大切な資産を守るためには、正しいリスク管理と自己防衛が求められます。その具体的な方法について、大手取引所コインベース(Coinbase)が公開した最新記事を紹介しましょう。
※1ドル=158.4円で換算
年々拡大し巧妙化する仮想通貨詐欺
仮想通貨分析企業チェイナリシス(Chainalysis)のデータによると、2025年の1年間に仮想通貨詐欺で失われた資産は、およそ2兆7,000億円に達する可能性があるとのことです。
その中でも、なりすまし詐欺による被害は前年比1,400%に急増しており、さらにAIを悪用した詐欺は、従来型詐欺の4.5倍の損失を生み出しているそうです。
日本国内でも金融庁が注意を呼びかけていますが、その手口は知人を装ったものから、投資セミナーへの勧誘、マッチングアプリの悪用など多岐にわたります。
2026年資産を守る5つのステップ
こうした現状から仮想通貨利用者を守るため、大手取引所のコインベースは、1月13日に詐欺対策の最新レポートを公開しました。それが以下に挙げる、資産を守るための5つのステップです。順番に紹介しましょう。
①最新アップデートと防御ツールを利用する
スマートフォン、パソコン、ウォレットなどは常に最新のオペレーティングシステムにアップデートしてください。旧型のソフトでは、たやすくハッカーが侵入してしまいます。以下のポイントにも注意してください。
・アプリやOSの自動アップデート機能をオンにする。
・パスワードマネジャーを利用し、複雑で固有のパスワードを作成する。
・生体認証などの二重認証システムを活用する。
・安全なソフトウォレットやコールドウォレットなどに資産を分散保管する。
②家族や知人と安全性の知識を共有する
孤立したユーザーは詐欺のターゲットになりやすいため、身近で信用できる相手と、資産に関する相談や情報交換をすることが重要です。以下にポイントを挙げます。
・詐欺と思われる事例はすぐに共有する。
・送金などのアクションの前に、アドバイスをもらう。
・何か不審な要求などを受けた場合、必ず家族や知人に相談する。
③詐欺の手口や傾向について知る
詐欺の手口は常に進歩しているので、その傾向や被害例などについての情報を常に収集することが重要です。以下にポイントを挙げます。
・「仮想通貨詐欺」や「投資詐欺」などのフレーズで自動アラートを設定する。
・FTC、CoinDesk、MarketWatchなどの信頼できるセキュリティニュースをチェックする。
・利用しているプラットフォームのヘルプサービスを活用する。
④具体的な詐欺の危険信号を理解する
ロマンス詐欺や技術サポート詐欺など、新種の詐欺が次々に登場しています。特にAIの利用が広まったことで、政府系エージェント、金融アドバイザーなどをかたった詐欺も増えています。
利益を保証する勧誘、特別限定の勧誘、期間限定サービスの勧誘などは、いずれも詐欺の常套手段です。またSNSやマーケットプレイスなどから、別なサードパーティーに勧誘するようなケースも詐欺を疑ったほうがよいでしょう。
⑤大切な人を詐欺から守る
犯罪者は高齢者やデジタルに弱い人々を狙います。大切な家族や知人を守るために、以下のポイントにも注意してください。
・詐欺についての知識を教え、常に相談に乗る。
・アカウントのアクティビティについて、一緒に安全性を確認してあげる。
・公的機関は絶対に金銭を要求しないということを伝えておく。
自己防衛のための相談は?
上記5つのステップは、すぐにでも実行できるうえ、詐欺を未然に防ぐためにも効果的です。もしも専門的な相談をしたい時や、実際に詐欺被害が疑われる時などには、下記の窓口に連絡することをおすすめします。
●金融庁「金融サービス利用者相談室」:電話0570-016811
●消費者ホットライン:電話188
●警察相談専用窓口:#9110
(政府広報オンラインhttps://www.gov-online.go.jp/article/201705/entry-8426.html)
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