Uniswap(ユニスワップ)とは|使い方までわかりやすく解説

Uniswap(ユニスワップ)

Uniswap(ユニスワップ)は、DEX(分散型取引所)の一つです。しかし、CoincheckなどのCEXとの違いやユニスワップを使うメリットまで理解している人は少ないかと思います。

そこで、本記事ではユニスワップを初心者にわかりやすく解説します。ユニスワップの特徴やできること、デメリットも記載しているので、ユニスワップに対しての疑問をまとめて解決できます。

他にも、ユニスワップの将来性も紹介しているので、これからユニスワップを始めようとしている人はぜひ参考にしてください。

Uniswap(ユニスワップ)とは?

ユニスワップ

管理者がいないDEX(分散型取引所)

Uniswap(ユニスワップ)は、イーサリアムブロックチェーン上で仮想通貨を取引するために作られたDEX(分散型取引所)です。これまでの仮想通貨取引所は、CoincheckbitFlyerのように企業が提供する取引所(CEX)が一般的でした。

DEXは中央集権的な取引所と異なり、自動化された取引所システムがブロックチェーン上で動くことで、誰からも管理・制限されることなく自由に仮想通貨の取引ができる仮想通貨取引所です。

仮想通貨の銘柄が1,500種類以上

取引所 Uniswap Coincheck
仮想通貨の種類 1,500種類以上 17種類

※2022年7月25日時点の仮想通貨数を記載しています

ユニスワップは、イーサリアム上で作成されたトークン(ERC-20規格)を審査不要で上場させられるので、執筆時点の銘柄は1,500種類以上あります。日本の取引所であるCoincheckの17種類と比較すると80倍以上の仮想通貨を取り扱っています。

知名度の低いマイナーな仮想通貨、いわゆる草コインとも取引しやすいため、仮想通貨の投資にも向いています。ただし、詐欺コインを掴まされてしまう危険性や価格が大暴落する可能性もあるので、取引する仮想通貨は慎重に選びましょう。

独自の仮想通貨を発行

ユニスワップでは、独自の仮想通貨「UNI」を発行しています。UNIはBinance(バイナンス)など大手仮想通貨取引所にも上場していて、2022年7月25日時点で時価総額は仮想通貨全体の中で18位に入っています。

UNIはガバナンストークンという種類の通貨で、売買以外に運営方針の投票券としても使えます。2021年11月、ユニスワップをPolygonという別のチェーン上でサービスを提供するかどうかが投票で決められました。

Uniswap(ユニスワップ)でできること

ユニスワップ

種類の違う仮想通貨に交換

Uniswap(ユニスワップ)は種類の違う仮想通貨同士の交換(スワップ)ができます。例えば仮想通貨「ETH」を、NFTゲーム『The Sand Box』の仮想通貨「SAND」と交換可能です。

ただし、イーサリアム系のDEXのため、イーサリアム規格以外の仮想通貨との交換はできません。例えば、仮想通貨として有名なビットコインをユニスワップで取引するのは不可能です。また、法定通貨(円やドルなど)と仮想通貨の交換もできません。

【法定通貨とは】
・法律によって「強制通用力」を持つ通貨
・円やドルのように国家によって価値が保証

通貨を預けて報酬を獲得

ユニスワップは他の多くのDEXと同様に、仮想通貨を預けるだけで報酬として仮想通貨が得られます。DEXは、市場の流動性(取引の数)を担保するために、流動性プールに仮想通貨を入れたユーザーへ報酬として手数料の一部を付与します。

例えば、ETHとSANDをペアに設定し、流動性プールに入れると、ETHとSANDの取引が行われた際に、手数料の一部が獲得できます。DEXでは、通貨の預け入れで報酬を与える代わりに、市場の流動性を確保する仕組みを取っています。

【流動性プールとは】
・DEXに預けられた暗号資産トークンの集まり
・取引や貸付などの促進のために使用される

Uniswap(ユニスワップ)のメリット

取り扱っている仮想通貨の種類が多い

Uniswap(ユニスワップ)は、取り扱っている仮想通貨の種類が多いのがメリットです。仮想通貨の上場に審査がないため、新規の仮想通貨も取り扱っており、知名度の低い草コインを探すのにも適しています。

草コインは、ビットコインなどメジャーな仮想通貨に比べて価格が乱高下しやすい特徴があります。リスクも高いですが、草コインの投資で数億円の資産を築いた「億り人」となる例もあるため、仮想通貨で投資を考えている人に向いています。

流動性プールで報酬を得やすい

ユニスワップはDEXの中でも、流動性プールでの報酬を得やすいのがメリットです。イーサリアムにおけるオンチェーンネットワークのやり取りの大部分をユニスワップが占めていたこともあり、DEXの中でも仮想通貨の取扱高が高い特徴を持ちます。

また、手数料を3種類から選べるため、流動性プールで得られる報酬の最大化がしやすいです。例えば、ステーブルコインなど価格変動の少ない仮想通貨は手数料を低く、価格変動の大きい仮想通貨は手数料を高く取るなどし、他のDEXより手数料が稼ぎやすくなっています。

【オンチェーンネットワークとは】
・ブロックチェーン上に記録される取引
・対義語はオフチェーン

Uniswap(ユニスワップ)のデメリット

ガス代(手数料)が高い

Uniswap(ユニスワップ)はガス代(手数料)が高いのがデメリットです。イーサリアム規格のDEXのため、取引や入金などのやり取り時にETHを支払う必要があります。

例えば、BSC(バイナンススマートチェーン)のDEX「PancakeSwap(パンケーキスワップ)」など他のDEXに比べてユニスワップは手数料が高いです。少額で仮想通貨の取引をしたい方にはあまり向いていません。

詐欺トークン購入の危険性がある

ユニスワップでは、取り扱う仮想通貨に審査がないため、詐欺トークンにあう可能性もあります。詐欺トークンとは、事業を起こす名目で資金調達のためにトークンを発行したものの、実際に事業は展開せず、トークンを発行した会社が資金を持ち逃げする行為を指します。

Uniswap(ユニスワップ)の使い方

ユニスワップ使い方
1 国内仮想通貨取引所の口座を開設する
2 ウォレットを登録する
3 国内取引所でETHを購入する
4 取引所で通貨をウォレットに送金する
5 ウォレットとユニスワップを同期する
6 ユニスワップでトークンを購入する
7 流動性プールにトークンを預ける

①仮想通貨取引所で口座開設

Uniswap(ユニスワップ)を使うには、国内仮想通貨取引所の口座が必要です。また、ユニスワップでは、取引や送金などの手数料の支払いにETH(イーサリアム)を使用します。

ETHは、CoincheckbitFlyerGMOコインなど国内仮想通貨取引所の多くで取り扱っています。口座開設手順は取引所によって異なりますが、アカウント登録>必要な情報の記入>本人確認書類の提出>審査完了の手順が多いです。

▼おすすめ取引所はこちら(タップで開閉)
  • 取引所 口座開設速度 取引通貨数 スマホアプリ
    Coincheck 最短1日 18種類 あり
    bitFlyer 最短10分 15種類 あり
    GMOコイン 最短10分 21種類 あり

②ウォレットを登録

メタマスクおすすめ

ユニスワップには、専用のウォレットがないので自分でウォレットを登録する必要があります。ウォレットを探すには、ユニスワップの公式サイトの「Uniswap Ecosystem」をクリックし、「Wallet」と記載のあるアイコンをクリックするのがお手軽です。

ウォレットをどれにするか迷った場合は、メタマスク(MetaMask)がおすすめです。メタマスクは、業界最大手のウォレットで安全性が高く、PCとスマホどちらでも利用ができるため、利便性も良いです。

③国内取引所でETHを購入

取引所の口座開設とウォレットの登録を終えたら、取引所でETHを購入しましょう。ユニスワップでは、仮想通貨の取引でETHが使えるだけでなく、手数料(ガス代)での支払いにETHが必ず必要です。

ETHの他に取引をしたい仮想通貨がある場合、一緒に購入しましょう。ただし、イーサリアム規格の仮想通貨でないとユニスワップで取り扱いがありません。ビットコインなどと交換はできないので、自分が取引したい仮想通貨が使えるか調べておきましょう。

④取引所で通貨をウォレットに送金

ETHや通貨を購入後、ウォレットに送金しましょう。送金方法は、開設した取引所によって異なります。

Coincheckの場合、送金するときに送金する通貨とウォレットのアドレスの入力が必要です。送金の際にアドレスを間違えてしまうと通貨が消える可能性があります。

⑤ウォレットとユニスワップを同期

ウォレット選択

取引所で通貨をウォレットに送金後は、ウォレットとユニスワップを同期しましょう。ユニスワップのホーム画面右上のアプリ起動から「ウォレットに接続」という項目を選択し、自分が登録したウォレットを選択すると同期が可能です。

⑥ユニスワップでトークンを購入

トークン購入

同期後は、ユニスワップで仮想通貨を自分の欲しい仮想通貨と交換できます。ユニスワップのホーム画面右上の「アプリ起動」から「スワップ」というタブを選択し、上部と下部にETHと購入したい仮想通貨を選択すると購入ができます。

UNIの価格推移とチャート

2021年から価格が急騰

UNI2020-2021チャート

※出典:coinmarketcap.com

UNIは、2020年9月に海外の大手取引所に上場し、当初は4ドル付近を推移していました。しかし、2021年には仮想通貨市場の高騰がきっかけでUNIの価格も一気に高騰し、一時は40ドルを超えました。

現在は高騰前の相場で安定傾向

UNIチャート

※出典:coinmarketcap.com

UNIは、2021年11月を境に緩やかに下降し、2022年7月時点では、7ドル付近で安定しています。時価総額は仮想通貨全体の中で18位(2022年7月25日時点)と高い位置に入っています。

Uniswap(ユニスワップ)の今後と将来性

ユニスワップの将来性まとめ
  • ・市場が拡大する可能性は高い
  • ・ガス代高騰と処理速度の遅延問題が課題

市場が拡大する可能性は高い

Uniswap(ユニスワップ)の市場は、今後も拡大する可能性は高いです。仮想通貨の取引市場において、DEXが占める割合自体が年々高くなっているため、イーサリアム規格のDEXで最大級のユニスワップもDEX市場の拡大に伴い、取引高は増えていく可能性があります。

また、NFTゲームやメタバースの普及も、ユニスワップの市場拡大の追い風となる可能性が高いです。NFT市場も拡大傾向にあり、イーサリアムの需要はますます高まっているため、ユニスワップにも影響が大きいと考えられます。

【NFTゲームとは】
・ブロックチェーンをベースに開発されたゲーム
・ゲーム内アイテムを資産としてお金を稼げる
【メタバースとは】
・3次元の仮想空間(バーチャル空間)
・ユーザー同士で買い物や商品の売買などができる

流動性の高さも強み

ユニスワップが今後も成長を続ける裏付けに、流動性の高さの担保があります。ユニスワップは、ウォレットを接続しているユーザーに流動性を提供してもらい、取引者は相手がいなくても取引を成立させられます。

流動性の提供にUNIを報酬とすることで、ユーザーの行動を促しています。また、ユニスワップは取引手数料の0.3%を流動性プールの準備金として積み立てているので、取引が成立するたびに流動性は高まっていきます。

ガス代高騰と処理速度遅延が課題

ユニスワップが拡大する上で、ガス代の高騰と処理速度の遅延が課題です。イーサリアムのブロックチェーンシステムは、利用するユーザーが増えるほど、取引の際にかかるガス代は高くなり、取引の処理速度にも遅延が出てきます。

ユニスワップは、問題解決のために、2021年12月イーサリアムのレイヤー2ソリューションであるPolygon上でのサービス提供を開始しました。イーサリアム自体も課題解決のために、新しいバージョンのリリースを予定するなど、将来的に課題が解決される可能性は高いです。

【レイヤー2ソリューションとは】
・セキュリティと取引処理を別レイヤーで行う
・処理速度とガス代問題の課題解決に期待

Uniswap(ユニスワップ)のよくある質問

ユニスワップの仕組みは?

Uniswap(ユニスワップ)は、一定のルールに従って自動的に取引を実行します。市場が自動的に流動性を提供してくれるため、中央管理者のいないDEXでも円滑に取引を行えます。

ユニスワップのリスクは?

ユニスワップにリスクはあります。大きくリスクと考えられるのは、「イーサリアム取引数増加によるガス代の高騰」「詐欺トークンの流出」の2つです。

ユニスワップのメリットは?

ユニスワップのメリットは、CEXでは取り扱っていない仮想通貨の取引ができる点です。ユニスワップは、仮想通貨を上場させる際に審査がないので、数多くの通貨を扱えます。

ユニスワップの収益は税金がかかる?

仮想通貨の売買などで20万円以上の利益が出た場合、税金がかかります。税金の発生は、ユニスワップやCEX(Coincheckなど)など取引方法には関係ありません。

スワップできない時の対処法は?

スワップの設定を確認しましょう。「ウェブウォレットの接続が切れてないか」「ガス代は正しいか」「スリッページ(取引価格の許容範囲)の設定」などがスワップできない時の主な原因です。

他にもアプリやスマホ、PCの再起動、PCのキャッシュ削除などでも解決することがあります。

まとめ:イーサリアム規格で大手のDEX

ユニスワップは、イーサリアム規格で大手のDEX(分散型取引所)です。仮想通貨を1,500種類以上取り扱っており、草コインの売買をするのにも適しています。

ただし、ガス代(手数料)が高いため、少額の仮想通貨取引には向いていません。今後、ガス代高騰や処理速度遅延の課題が解決されれば、より仮想通貨の取引に使いやすいDEXになる可能性が高いです。

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