スパイダーマン2の海外メタスコアと評価評判

スパイダーマン2(PS5)の評価とレビューです。海外メタスコアやSNSの評判を掲載しています。

スパイダーマン2の評価

海外メタスコアは91点

※引用元：https://www.metacritic.com/game/assassins-creed-mirage/

スパイダーマン2のメタスコアは、2023年10月18日15時時点で91と非常に高いスコアを記録しています。世界で大人気のアメコミ(アメリカンコミック)作品のスパイダーマンの最新作で、海外ユーザーからの注目度が高いタイトルです。

スパイダーマンシリーズのメタスコア一覧

前作のスパイダーマンのメタスコアは、87と高い評価です。美麗なグラフィックに加え、自由度が高いマップ移動やアクション性が高いゲーム性などのクオリティの高さが高評価に繋がったと言えます。

攻略班のレビュー・感想

※過去作プレイ済みライターによるレビューです

前作から正統進化した傑作アクション

スパイダーマン2は、多くの点で前作からさらに洗練された傑作です。

PS5専売となったことで、映像、アクション、利便性といった様々な点でスペックの恩恵を受けており、PS5を持っているならマストと言っていいゲームの1つです。

移動がさらに爽快に

シリーズ最大の特徴である、糸を使ったスイング移動はいくつかのアクションの追加によって、さらに爽快かつダイナミックなものになっています。

糸を大きく伸ばして一回転しながら加速する「ループ・デ・ループ」、ビルの間を直角に曲がれる「コーナー・テザー」、勢いよく前方に飛び出す「スリングショットランチャー」等、映像においても移動の快適性においても、前作からパワーアップしています。

セントラルパーク等のビルが無い場所を通る時でも「グライド」で高度をある程度維持できるため、高い所が好きなバカと煙な筆者にはたまらない追加アクションでした。

ブルックリン橋、マンハッタン橋をスイングしながらイースト川を渡ってその先のエリアに向かう時は、他のゲームではなかなか味わえない爽快感があります。

グラフィックはより美しく

PS4版の1作目、PS5版のリマスター及びマイルズ・モラレスの時点で、グラフィックは既にかなりの高水準でした。

昼夕夜で表情を変えるニューヨークの街並みの描写が非常にリアルで、息を呑むほど美しいです。

元々映像が綺麗なシリーズなので「圧倒的に綺麗になった」というほどではないものの、PS5版マイルズモラレスの後にプレイしても、向上がはっきりと見て取れるくらいには進化したグラフィックを体験できます。

驚異的な高速ファストトラベル

スパイダーマン2では、マップ上のあらゆる場所へ瞬時にファストトラベルできます。特定のランドマークに飛ぶのではなく、ほぼ自由選択です(実際は非表示で無数に置かれたファストトラベルポイントに少し引っ張られますが)。

メニュー上の3Dマップがそのまま実際のフィールドに変わり、そのロード時間が恐ろしく短い……というかロードらしいロードがありません。

技術的な話をすれば、ボタン長押しと3Dマップがフィールドに変化する1秒あるかないかの演出の間にロードしているものと思わますが、体感としては「ロードが存在していない」レベルです。

深く掘り下げられた人物描写

過去作でもピーターとマイルズの私生活部分は描かれていましたが、本作はそこをさらに掘り下げています。

これまで断片的にしか触れられていなかったピーターの学生時代の様子が実際のゲームプレイを通して語られており、キャラクターの解像度がさらに上がります。

気になった点

フィールドが広くなった恩恵は薄い

前作でも指摘されがちでしたが、移動が他のオープンワールドのゲームに比べて圧倒的に速いため、「広い世界で色々できる」という感覚は薄めです。前作から広さが2倍になっても、広さがゲーム体験にあまり影響していません。

日常パートが長い

「スパイダーマン」ではなくピーター・パーカー、マイルズ・モラレスという人間としての部分が過去作よりも深く掘り下げられているため、今作は日常パートにかなり尺を割いています。

「部屋を掃除する」「自転車を漕ぐ」「会話しながらバスケをする」といったシーンまでミニゲームとして作られていて、プレイヤーは主人公の生活を直接的に体験することになります。

筆者の場合、「自分がピーターそのものになったような感覚で物語に没入できる」という気持ちと、「いや俺はさっさとスパイダーマンをやりたいんだよ」という相反する気持ちのせめぎ合いが起きてしまいました。

思想強めの描写が増加

いわゆるポリコレ的な要素は過去作でもありましたが、今作は過去作と比べてもそういった描写がかなり多く盛り込まれています。

いずれも「アメコミヒーロー」としてのシナリオの核に深く関わるほどではないものの、頻度がとにかく多いため、「そういうゲーム」という認識をした上でプレイする必要があります。

注意点

デフォルトの難易度はやや高め

スパイダーマン2は基本的なゲームスピードが速く、敵の火力が高めで、また、序盤から戦闘における択が多く用意されているため、アクションゲームとしての難易度は若干高めです。

過去作を2発売直前にプレイしていたのであればサクサク進みますが、今作がシリーズ初、あるいは過去作のプレイから時間が経っているのであれば、苦戦するかもしれません。

難易度とゲームスピードはいつでも変更できるため、行き詰まったら設定を変えてみることを推奨します。

シナリオ理解に前作プレイはほぼ必須

スパイダーマン2のシナリオは、1作目「スパイダーマン」、DLC三部作、実質的な2作目「マイルズ・モラレス」からの直接的な続きとなっています。過去作で描かれた人間関係、対立構図、張り巡らされた伏線、これらをベースに物語が進行します。

冒頭のあらすじとゲーム中のアーカイブ等で、ある程度新規プレイヤーへのフォローがあるものの、多くのキャラクターが登場する複雑なストーリーなだけに、さすがにフォローしきれていない印象です。

シリーズを遊んでいないと、まず間違いなく「知らないキャラが出てきた次のシーンでまた別の知らないキャラが出てきて知らない話をしている」という状況に陥ります。

映画の未視聴は問題なし

スパイダーマンは、コミック、映画、小説と様々なメディアで展開されているシリーズですが、ゲームのシナリオはそれらとは完全に独立しており、ゲーム独自の設定・解釈・展開で描かれているため、映画等の履修は特に必要ありません。

他媒体での小ネタは数多く盛り込まれているものの、本作におけるストーリーと人物の理解という点では、ゲームだけで事足ります。

スパイダーマン2の評判・口コミ

良い評判

スパイダーマン2の良い評判ではサンドマン戦を始めとしたボス戦の演出でポジティブな口コミを確認しました。まるで映画を見ているような臨場感があり、ゲームプレイよりも迫力のある映像に意識を取られてしまいそうなほどです。

また、「アクションゲーム苦手だけどプレイしたい」との良い口コミも確認しました。今作では、新要素のアクション「ガジェット切り替え」など、多彩な新アクションが追加され、前作以上にアクションを楽しめるようになっています。

悪い評判

スパイダーマン2の悪い評判では「PC版も出してほしい」との口コミを確認しました。PS5はまだ価格が高く入手のハードルが高いため、他プラットフォームでの発売を望むユーザーは多いようです。

また、「ボリュームが少ない」「前作とやる事が同じ」とのネガティブな口コミも確認しました。発売後からDLC(ダウンロードコンテンツ)として追加コンテンツを出すタイトルもあるので、追加コンテンツによるボリューム増加に期待しましょう。

どんな人におすすめ？

マーベル作品が好きな方は特におすすめ

スパイダーマン2は、マーベル作品が好きな方に特におすすめです。マーベル作品の中でも有名な作品の「スパイダーマン」の最新作のゲームで、映像やアクションなどが前作以上に進化しているため、マーベルファン必見のゲームです。

オープンワールドでアクションを楽しみたい方

スパイダーマン2は、オープンワールドでアクションを楽しみたい方におすすめです。広大なマップをクモ糸で移動し、多彩なアクションで戦闘やストーリーを進めるゲーム性で、満足感のあるアクションゲームを堪能できます。

綺麗な映像でゲームを楽しみたい方

スパイダーマン2は、綺麗な映像でゲームを楽しみたい方におすすめです。PS5によって出力される映像は、ムービーシーンだけでなく移動時や戦闘時など、常に綺麗な映像でスパイダーマン2の世界を楽しめます。

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