仮想通貨取引所がレクチャー!上手なP2P取引5つのポイント
暗号資産(仮想通貨)のP2P(ピアツーピア)取引は、自由度が高く人気のある取引方法です。ただし個人間取引にはトラブルのリスクもあるため、安全な取引のためには仮想通貨取引所のP2Pを利用することが一般的です。
そこで今回の記事では、大手取引所OKXのトレーディング・ガイドから、P2Pで仮想通貨を売買する上での重要なポイントを紹介します。
※1ドル=146.8円で換算
上手に買うための5つのポイント
まずはP2Pで仮想通貨を買う場合のポイントから始めます。P2Pでは直接個人間で取引することも可能ですが、詐欺などの危険性を考えると、P2P扱う信頼性の高い取引所を利用するべきでしょう。その上で、以下の5つのポイントを参考にしてください。
自分自身を教育する
資産運用には知識が不可欠です。仮想通貨取引でも、常に自身の知識を深める必要があります。特に自分が興味を持った仮想通貨については、その特性など時間をかけて調べることが重要です。
信頼できる取引相手を見つける
取引する売り手はチームメイトのようなものです。まずはさまざまな売り手の情報を把握し、その中から信頼できる相手を見つける必要があります。取引所では売り手の取引履歴、成約率、口コミなどを提供しているので必ず参考にしましょう。
自分に合った取引を選択する
新規の取引オファーは常にあるため、希望する取引条件が見つかるまでは、焦らずにそれぞれの案件をじっくり検討することが重要です。決済方法も含めて、最適な取引を選ぶためには時間を惜しんではいけません。
コミュニティを大切にする
上手に取引をするためには、自分もコミュニティの一員であることを意識する必要があります。買い手である自分も、売り手側から信頼される必要があるのです。
チャットを活用する
多くのプラットフォームでは、取引相手とのチャット・システムを利用できます。取引が成立するまでは、チャットを大いに活用して相手と交渉することを推奨します。
上手に売るための5つのポイント
今度はP2Pで仮想通貨を売る場合のポイントです。
取引相手をよく知る
買い手を事前によく知るためには、プラットフォームが提供する買い手の情報を詳細に検証する必要があります。取引数、成約率、評価、口コミなどが参考になるはずです。また取引相手と信頼関係を構築することも重要です。
適正な価格を設定する
取引成立のためには、仮想通貨市場を分析して適正な価格を設定することが重要です。価格は買い手の興味を引き、チャンスを広げるための戦略の1つです。
詐欺行為に注意する
詐欺に巻き込まれないためには、買い手の取引記録や資産状況を検証し、取引成立まで繰り返し信頼度をチェックしましょう。
決済完了を確認する
取引成立後に決済が行われるまでは、絶対に資産を渡してはいけません。決済が遅れているようなら、チャットなどで相手に確認することが必要です。
カスタマーサポートを利用する
もしも自身での解決が難しいようなケースでは、迷わず取引所のカスタマーサポートを利用しましょう。適切なアドバイスが得られるはずです。
取引は自己責任で安全に
OKXは取引のポイントを総括して、コミュニティとの関わりを重視することと、安全性を最優先することを挙げています。実際にOKXでは安全性確保のため、4段階の認証レベルを設けており、レベルが高いほど多くの機能が利用できるようになっています。
P2Pを扱う取引所では、エスクロー(条件付捺印証書)システムの強化を進めており、個人がプラットフォームを通じて直接取引を行うよりも高い安全性を保証しています。特に経験の浅いトレーダーは、取引所を介したP2Pから始めることをおすすめします。
ここで紹介したP2P取引のポイントは、あくまでも参考であり成功を約束するものではありません。どのような取引にもリスクは付きものなので、安全性を第一に取引は自己責任において行ってください。
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