ビットコインのピークはこれから 日本企業も戦略的運用をスタート!

ビットコインのピークはこれから 日本企業も戦略的運用をスタート!

5月の第四週、ビットコイン(BTC:Bitcoin)は過去最高値(ATH:All Time High)を更新してから、やや値下がり気味で推移しています。

しかし業界筋の分析とテクニカル指標は、今後次のピークが再び訪れると予測しています。

※1ドル=142.2円で換算

各種指標が示すさらなる成長

暗号資産(仮想通貨)情報プラットフォームのオーデイリー(Odaily)の分析によると、主要な4種類の指標が、依然ビットコインが今回の強気市場のピークに達していない、ということを示しているようです。

ビットコインの価格水準の適正度を示すレインボーチャートは、現サイクルでビットコインが20万ドル(約2,844万円)を超えることを示唆しています。同様に相対力指数(RSI)も71.35のレベルにあり、過去のサイクルと比較しても、まだピークが到来していないことを示しています。

また、平均価格の推移を表す200週移動平均線も中立位置近くにあり、まだ価格上昇の余地があることを提示しています。

もう1つ、平均値を調整した2年足の移動平均乗数によると、現在の価格はグリーンとレッドの中間です。やはりビットコイン価格が、まだピークに到達していないことを示しているといえるでしょう。

日本企業が戦略的な仮想通貨運用を開始

同じく情報プラットフォームのPAニュース(PANews)によると、東京に拠点を置きエネルギー関連事業や金融投資事業を手がけるリミックスポイント(Remixpoint)社が、10億円相当のビットコイン購入を公表したそうです。

これは5月26日の役員会議で決定されたもので、同社が保有するビットコインは合計で120億円になる見込みです。国内でも、アメリカのストラテジー(Strategy)社と同様に、ビットコインを経営戦略的に保有する動きが出てきたといえるでしょう。

同社はビットコイン購入以外にも、5月19日に公開された新株予約券発行により、ビットコインの調達を計画しています。

デジタル資産への資金流入も増加中

5月第四週には、デジタル資産投資商品への資金流入が1週間で33億ドル(約4,693億円)のプラスとなり、2025年度累計では108億ドル(約1兆5,358億円)のプラスとなっています。現在資金流入がプラスになっているのは6週連続です。

総資産運用残高(AuM)は1,875億ドル(約26兆6,625億円)に達し、わずかに過去最高値(ATH)を更新しました。
この要因としては機関投資家の関心が高まったことと、アメリカ国債の利率が上昇すると同時に、信用格付けが下落したことが考えられます。

資金流入はアメリカ国内が圧倒的に多く、1週間で32億ドル(約4,550億円)、他にはドイツが4,150万ドル(約59億円)、オーストラリアが1,090万ドル(約15億5,000万円)、香港が3,300万ドル(約47億円)などとなっています。

流入額ではビットコインがトップで、1週間で29億ドル(約4,124億円)を占めており、中でも短期的投資商品への資金流入は、2024年12月以来最高となる1週あたり1,270万ドル(約18億円)でした。

その他の仮想通貨では、イーサリアム(ETH:Ethereum)が1週間で3億2,600万ドル(約464億円)の流入額プラスを記録、これは5週連続のプラスで、ここ3ヶ月で最も高い数値です。一時期は低迷していたイーサリアムですが、ここに来て市場の投資意欲が高まっているようです。

それに対してリップル(XRP)は3,720万ドル(約53億円)のマイナスという、週あたり最大の資金流出を記録しました。リップルは80週にわたって流入がプラスでしたが、アルトコインのボラティリティ上昇により、投資家の戦略がシフトしたのかもしれません。

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