ビットコインはリスク回避の売り圧力!イーサリアムは大規模清算の危機?

2026年1月も第2週を過ぎて、暗号資産(仮想通貨)市場は依然として足踏み状態を続けています。
しかしビットコイン(BTC:Bitcoin)とイーサリアム(ETH:Ethereum)との二大通貨は、金融商品からの資金流出に直面しています。今後さらに状況は悪化するのでしょうか?
※1ドル=158.3円で換算
ビットコインは売り圧力が高まる可能性
現在ビットコインは約1,480~1,504万円(93,500~95,000ドル)ゾーンでのリテストを繰り返している状況です。
2026年の中期的な見通しでは、世界的な流動性の高まりによって、市場が積極性を取り戻すという意見もあります。しかし短期的な価格動向は、不安定な地政学的条件や変動が激しいETFなどにより、引き続き制限を受ける可能性があります。
2025年末の急激な未決済建玉のリセットにより、既存のポジションがクリアされ、デリバティブ部門では市場心理が、矛盾するかもしれませんが「慎重な楽観主義」に傾いています。
その中でビットコインは、コスト基準を約1,458~1,858万円に設定する現在の主要なバイヤーによって、今後は強固な供給ゾーンに突入するかもしれません。これはかなり幅広い価格帯です。
もしも価格がこのゾーンに入った場合、差し引きゼロでの売り圧力が高まる可能性があります。これらの売り手は、損失を出さないタイミングでの売却を狙っているはずです。
この供給ゾーンに達するまで、市場はレンジ相場を維持することになり、リスク選好度(リスクの受け入れ許容度)は新たな上昇トレンドに移行するよりも、徐々に回復する方向に進むでしょう。
主要通貨からの資金流出リスク
コインシェアーズ(CoinShares)の最新データによると、1月第2週のデジタル資産投資商品市場では、約719億円の純資金流出が生じたそうです。
直近4日間だけでも、累積流出額は約2,058億円(13億ドル)に達しました。これは年初に記録した約2,375億円(15億ドル)の流入額を引っくり返すほどの規模です。
その要因は、3月に予想されているアメリカの利下げが、先延ばしになるという見通しにあると考えられます。
1月第2週のデジタル資産投資商品は、アメリカが約900億円の純資金流出でしたが、その反面ドイツは約93億円、カナダは約39億円、スイスは約33億円の純資金流入になりました。
一方通貨ごとの内訳では、ビットコインが約641億円、イーサリアムが約184億円のそれぞれ純資金流出でした。ただしソラナ(SOL:Solana)は約52億円、XRPは約73億円の純資金流入を記録しています。
イーサリアム投資は戦略の見直しも?
イーサリアムに対する戦略的投資で知られるビットマイン(BitMine Immersion Technologies)社は、保有する仮想通貨の内訳を公開しました。
それによるとイーサリアムは4,167,768ETH(約129億ドル=2兆420億円)で、ビットコインは192BTC(約1,750万ドル=27億7,000万円)だということです。
ただし同社の公式見解では、今後株主が新規株式の発行を承認しない場合、仮想通貨の追加購入はペースを落とさざるを得ないということです。株主による承認は1月15日の予定ですが、否定的な意見が大勢を占めているようです。
仮想通貨データ分析のコイングラス(Coinglass)は、イーサリアムの価格動向が、今後深刻な清算を引き起こすリスクについて分析しています。
もし今後イーサリアムが約51万7,500円(3,269ドル)を上回った場合、主要取引所におけるショートポジションの累積清算額は約1,982億円に達する可能性があるそうです。
一方で価格が約46万8,700円(2,961ドル)を下回ると、今度はロングポジションで約1,347億円の累積清算が生じるということです。
市場をけん引する二大通貨にとって、2026年は苦しいスタートになるかもしれません。
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