取引所ビットフィネックスに新トークンが登場、仮想通貨はXCADで見て稼ぐ時代へ

Bitfinex（ビットフィネックス）は、XCADネットワークが提供するネイティブ・トークン生成プラットフォームで使用する、XCADトークンの取扱いを開始すると発表しました。

XCADは暗号資産（仮想通貨）の新しい活用法の1つ、「見て稼ぐ（watch-to-earn）」を世界中に提供するシステムです。

※1ドル＝145.6円で換算しています。

見て稼ぐwatch-to-earnとは？

現在、何かをしながら簡単に仮想通貨を稼ぐ方法がいくつかあります。例えば上記のようなサービスが、すでにいくつかのプラットフォームで提供されています。

play-to-earnは、ゲームの世界ではおなじみで、move-to-earnでは歩いて稼ぐSTEPN（ステップン）がかなりの人気を博しています。そこに新たに加わったのがwatch-to-earnです。

watch-to-earnとは動画サイトを視聴するユーザーが、主に広告を視聴するとトークンをもらえるサービスです。動画のクリエイターは自身の動画をNFTにして、マーケットで取り引きすることもできます。

クリエイターとファンを豊かにするXCAD

クリエイターが独自トークンとNFTを発行可能

watch-to-earnであるXCADは、シンガポールで開発されたZilliqa（ジリカ）のブロックチェーンを使用しています。XCADではYouTubeのクリエイターが、独自のトークンとNFTを発行でき、それをファンが購入したり取り引きしたりすることが可能です。

また、クリエイターがプラットフォームに認証されると、ファンに配布できるトークンが自動的に発行されます。ファンはXCADのプラグイン・ブラウザをダウンロードして、そのクリエイターのYouTubeを視聴するだけでトークンを稼げる仕組みです。

ファンが増えるほど稼げるトークンが増える

XCADではクリエイターのコンテンツを視聴するファンが増えるほど、ファンが稼げるトークンも増えます。コンテンツが人気になれば、クリエイターもファンも稼げるわけです。

この仕組みにより、ファンはお気に入りのクリエイターの作品をますます見るようになり、より多くのトークンを稼ぎ、YouTubeチャンネルへの影響力がさらに高まります。

独自のXCAD DEXを開設し売買を実現

XCADは、クリエイターが彼らの作品によって、より多くの収入を得られることを目指して設計されています。それに伴い、XCADネットワークでは独自のXCAD DEX（分散型取引所）を開設し、トークンの売買や取り引きを可能にしています。

さらにInfluencer MarketCapと呼ばれるクリエイタートークンのデータベースと、NFTマーケットプレイスも整備しています。

クリエーターとファンの両方にメリットがある

このような仕組みにより、XCADではクリエイターが自身の作品に対して正当な報酬を得られるようになり、一方ではファンもクリエイターを応援しながらトークンを稼ぐことが可能になるのです。

世界的インフルエンサーに高まる期待

XCADネットワークは、世界的に名の知られたインフルエンサーが、XCADに参加していることを発表しています。

その中には1億1,000万のチャンネル登録者を誇る、スタントパフォーマーのMr Beastや、ラッパーでボクサーでもあるKSI（同2,400万チャンネル）、ジョーク・ブイロガーのNiho Omilana（同600万チャンネル）など、世界的な影響力を持つインフルエンサーも含まれています。

XCADトークンを購入する場合は、Bitfinexの公式サイトにアクセスして、現金もしくは仮想通貨で支払います。実際にXCADトークンの取り引きが可能になるのは、2022年11月10日の午後3時（協定世界時：日本時間深夜0時）からです。