ホワイトリストとは?登録方法や権利獲得の流れを解説
NFTや仮想通貨に触れると、「ホワイトリスト」やエアドロップという単語に必ず出会います。しかし、NFTを入手したり、早い段階で仮想通貨を買いたいけど、ホワイトリストがなにかわからない...
そこで当記事では、ホワイトリストの意味や参加方法、必要なツールについて解説しています。また、エアドロップや仮想通貨ホワイトリストとの違いも紹介しています。
bitbank 公式サイト |
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SBI VCトレード 公式サイト |
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Coincheck 公式サイト |
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※対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2023年12月 データ協力:App Tweak
目次
ホワイトリストとは
仮想通貨のホワイトリスト
仮想通貨のホワイトリストは、仮想通貨のICOに参加した人の登録リストを指します。ホワイトリストに登録されることで、ICO(またはIDO)に参加する権利を得られます。
ICOは、仮想通貨を発行する企業が、一般市場に出す前にコインを販売する行為(プレセール)です。安く仮想通貨を買えるため、上場後に利益を得やすいメリットがあります。
NFTのホワイトリスト
NFTのホワイトリストは、NFTの購入優先権のことです。ホワイトリストに登録されていると、プレセール(一般販売の前)に、お得な価格でNFTを購入することができるようになります。
ホワイトリストに登録されて「権利獲得」
ホワイトリストは、一般的には参加条件を満たすと登録できます。ホワイトリストの参加条件は、公式発表のイベント(gleam登録等)に参加で抽選されるものや、公式Discord内で特定条件を達成するものなど様々です。
また、ホワイトリストの扱い方や表現は運営それぞれで異なります。例えば、ホワイトリストに登録されて購入の権利を得られても、確定で購入することはできず、ICO開始後の購入ボタンの早押しとなる場合もあります。
編集部 | ホワイトリストにのると「権利を得られる」ということだけ覚えておきましょう。 |
ホワイトリスト登録の流れ
ホワイトリスト登録と権利付与の流れ
- 必要なツールの開設|事前準備
- ウォレットの開設|MetaMask推奨
- 情報を収集する
- 条件を達成する
- 抽選に当選することで権利が付与される
ホワイトリストに登録する流れは、運営(プロジェクト)によって異なります。一般的なホワイトリスト登録の流れについて説明します。
①必要なツールの開設|事前準備
ホワイトリストの登録には、一定のツールがあることが必要不可欠です。条件を満たすのに必要なツール、情報収集に必要なツールを事前に開設しておくと便利です(アプリ推奨)。
運営によって必要となるツールは様々ですが、推奨ツール3つのアカウントがあればほぼ対応できます。アカウント開設は各々5分もかからないので、アカウントの開設をパパっと終わらせてしまいましょう。
アカウント開設を推奨するツール |
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・Twitter(ツイッター)の開設 ・Discord(ディスコード)の開設 ・Telegram(テレグラム)の開設 |
②ウォレットの開設|MetaMask推奨
ホワイトリストに登録され、権利が付与後に仮想通貨を購入する際に、ウォレットが必要です。購入した仮想通貨は、ウォレットと呼ばれるインターネット上の財布で管理する必要があるからです。
ウォレットは数多くありますが、「MetaMask」を開設しておくのがおすすめです。ウォレットアドレスがなければ、ほぼ全てのホワイトリストに登録できないので事前に開設しておきましょう。
③情報を収集する
ホワイトリストの情報入手方法は、人によって様々です。慣れてなければTwitter、次いでDiscordで情報を得るのが一般的であり、誰にでもできる情報の獲得方法です。
Twitterで「whitelist(ホワイトリスト)」「presale(プレセール)」「IDO」「IEO」などで検索してみましょう。タグ付けからも、検索して情報収集が可能です。
④ホワイトリストに登録するための条件を達成する
参加したいプロジェクトを見つけたら、ホワイトリストに載るために参加条件を満たしましょう。
公式からの条件(タスク)や、Twitterでインフルエンサーが行っているイベントにたくさん参加することで、ホワイトリストへの抽選に当選しやすくなります。
よく見受けられる条件(タスク) |
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・公式Twitterのフォロー、RT ・Discordのレベル上げ、ロール付与 ・インフルエンサーなどのTwitterのフォロー、RT ・特定NFTなどの所持 ・Telegramやgleamへの登録 |
⑤抽選に当選することで権利が付与される
当選結果は、公式のTelegramやTwitterからアナウンスされるので、抽選日(当選日)に必ず見に行きましょう。リストが公表されているので、自分のアドレスがあるかチェックします。
当選していた場合、購入の権利を獲得できたということです。公表されている仮想通貨の購入ページに飛び、手続きを終えて完了です。
実際に情報収集から登録作業を行った手順
ホワイトリストは利益を得られる可能性を鑑みて、多くの人が取得を目指しています。従って、基本的に取得に至らないことが多く、プロジェクトにガンガン参加することが基本です。
Twitterで検索
筆者は知り合い経由でご紹介を受けることもありますが、情報収集を兼ねてTwitter検索することが多いです。「#Giveaway WL」のキーワード検索が主流です。
覚えるよりも、実際に自分で行動したほうが理解が早いと思うので、「#Giveaway WL」で検索してみましょう。検索時点では何のデメリットもありません。
参加したいプロジェクトを見つける
Divine Wolves x Project METROGRAD
1x @MetroGradNFT whitelist spot
To win:
1️⃣ Follow @MetroGradNFT & @DivineWolves_ & @tommymortago
2️⃣ RT + Like
3️⃣ Tag 3 friends???? 24h! pic.twitter.com/DL9rzdsvmQ
— Divine Wolves (@DivineWolves_) July 23, 2022
検索すれば、プロジェクトの情報が大量にでてきます。基本的にこの中から、将来性のあるプロジェクトを見つけることになります。※当然自己責任です
慣れないうちは、リツイートやいいね数が、ユーザー側の期待値の表れでもあるので一定の指標にしましょう。500RTもされていれば、プロジェクトとして期待されている可能性があります。
条件を満たして参加
一般的な参加方法 |
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1.指定されたアカウントのフォロー |
2.対象ツイートのいいね&RT |
3.指定人数分のアカウント数をコメント ※@マークつけてタグ付け(リンク付与)必須 |
ツイートに記載のある条件を満たします。英語のツイートが多いですが、基本的に3ステップを満たすことで参加することが可能です。
条件を満たすと、同ツイートにいつ当選者が発表されるか書いてあるので、それまで待つだけです。基本的にホワイトリストに登録されるには、この手順を繰り返すことになります。
編集部 | 当選はフォロワーが多いほうがしやすい傾向にあります。できるだけ普段からアクティブに使っているアカウントを使用しましょう。 |
ホワイトリストやICOの注意点
詐欺プロジェクトの可能性がある
ICOは、日本だけでなく、全世界的に流行している資金調達の方法です。残念ながら、全てのICOが高い志を持っているものではなく、詐欺で資金を募っている個人や企業が存在します。
例えばホワイトリストに登録され、プレセールで通貨を買ってから、通貨そのものがなくなる(プロジェクトがなくなる)こともあります。
価格下落の可能性がある
仮想通貨(暗号資産、トークン)は、国が価値を保証しているものではありません。従って、価格が急落したり、価値そのものが0円になる可能性があります。
ホワイトリストに登録できて、安く仮想通貨を入手できても、価値が絶対に高くなるとは限らないことを念頭におきましょう。
▶ICO(Initial Coin Offering)に関する注意喚起|金融庁
ホワイトリストとエアドロップの違い
エアドロップは無料配布
ホワイトリストとエアドロップは似て非なるものです。エアドロップは、一定条件を充たすことで、無料で暗号資産やNFTが入手できるイベントです。
運営者側は、無料で暗号資産を配ることで知名度を上げ、結果的に価値が高くなることを狙っています。ユーザーは無料で資産が手に入り、明確なデメリットが存在しません。
ホワイトリストは権利をもらえるだけ
ホワイトリストでは当選者は権利を獲得して、その後NFTやトークンを購入します。それに対してエアドロップは、完全無料でNFTやトークンがもらえます。
エアドロップは受け取り手であるユーザーが損しないため、是非参加してほしいイベントです。
編集部 | エアドロップは、参加者全員に暗号資産が配布されるイベントもあれば、タスクをこなすと貰えたり、抽選がある場合など複数パターンが存在します。 |
仮想通貨のホワイトリストとは
金融庁に登録した取引所が扱うリスト
仮想通貨関連で言われる「ホワイトリスト」は、当記事で説明しているホワイトリストとは異なります。国内では、仮想通貨のホワイトリスト=金融庁のホワイトリストを指します。
金融庁は、ユーザーが安心して利用できる取引所を審査・認可する機能を持っています。金融庁に認可された取引所が扱う仮想通貨が、『金融庁のホワイトリスト(に載っている仮想通貨)』という扱いです。
ホワイトリストそもそもの意味
ホワイトリストは、「安全性の高い一覧」という意味でつかわれることが多いです。反対に、注意が必要な対象を一覧化したものをブラックリストと呼びます。
ホワイトリストに入るという噂で価格が上昇しやすい
ホワイトリストに掲載されている仮想通貨は、信頼性が高いと見られる傾向にあります。従って、「◯◯(仮想通貨)がホワイトリスト入りするよ」という噂が立つと、価格が高騰することがあります。
しかしながら、多くの場合がウソです。実際にホワイトリスト入りせず、価値を上げたい運営や投資家が捏造した噂を流しているケースがあるので注意すべきです。
まとめ
IEOやIDOに参加するためには、ホワイトリストに登録することが必要です。購入申込みができれば、プレセールで安くトークンを購入することが可能です。
もちろん、プロジェクトが将来的に成功するとは限らず、購入時の価格次第ではハイリスクと捉える人もいるでしょう。
プロジェクトもしくは仮想通貨・NFTの将来に期待できればホワイトリストの登録を目指し、権利付与の条件を満たしましょう。
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