変動するアルトコイン市場!このまま超強気に突入か?

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Bitcoin(BTC:ビットコイン)が史上最高値を更新するのと同時に、アルトコイン市場も過去最高レベルの活況を呈しています。しかし著名なアナリストは、市場が後退局面を迎える可能性を指摘しています。果たして強気市場の継続は今後も続くのでしょうか?

※1ドル=155.0円で換算

アルトコインの熾烈なポジション争い

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市場をけん引するBitcoinに続いて、アルトコイン相場も上昇が継続しており、XRP(XRP:リップル)、Cardano(ADA:カルダノ)、TRON(TRX:トロン)などが大幅な値上がりを見せました。

特にXRPは力強い値動きで、2021年11月以来の最高値1.268ドル(約197円)をマークし、時価総額ランキングでもDogecoin(DOGE:ドージコイン)を抜いて6位にポジションアップしています。

XRPは11月18日時点でも、週足で88%以上値上がりして1.12ドル(約174円)を維持しています。

XRPは現在も米証券取引委員会(SEC)との間で法廷闘争が続いていますが、州検事総長とDeFi教育基金がSECに対して起こした訴訟が、暗号資産(仮想通貨)への規制に変化をもたらし、XRPに好ましい規制環境にシフトする可能性がありそうです。

ネットワーク分析サービスのSantiment(サンティメント)によると、XRPの値上がりには100万~1億XRPを保有する複数の仮想通貨クジラが関わっているようで、このクジラたちは前週さらに追加で4億5,330万XRPを蓄積しました。

現在の価格では5億2,630万ドル(約816億円)という巨額の投資です。

一方でXRPの個人投資家は、価格上昇の合い間に売却を進めているようです。前週には総額8,790万ドル(約136億円)にあたる7,570XRPが彼らの手元を離れました。

しかしXRP全体では強気が続く可能性があり、次のレジスタンスレベルは1.5~2ドル(約233~310円)と見られています。ただし利益確定売りが始まった場合、レジスタンスレベルは1ドル(約155円)前後になるかもしれません。

アルトコインに一時的値下がりの可能性

トレーダーで著名なアナリストでもあるCrypNuevo氏は、今回の強気市場がレジスタンスラインで圧力を受け、近日中に小規模な値下がりに直面するという見解を示しました。

彼はBitcoinの「心理的レベル」とTradingView(トレーディングビュー)のBitcoinドミナンス指標からこの予測を導き出しました。さらにS&P500の心理的レベルの影響も考慮すると、市場は修正局面を迎える可能性もあるそうです。

CrypNuevo氏の予測は、Bitcoin価格がさらに上昇する前に、一時的に83,000ドル(約1,287万円)まで下落するというシナリオから始まっています。彼はこの値下がり自体は重要ではなく、逆に投資機会を増やしてくれると見込んでいます。

その後Bitcoinは95,000~96,000ドル(約1,473~1,488万円)レベルを回復し、それが個人投資家にとっての投資機会となり、Bitcoinは心理的レベルで100,000ドル(約1,550万円)に達する可能性があるそうです。

このレベルでもロングポジションの清算により、価格に下向きの圧力がかかる可能性がありますが、Bitcoinドミナンス指標に基づけば、Bitcoinが再び上昇トレンドに入ると同時に、アルトコイン相場も全体的に上昇トレンドに入るとCrypNuevo氏は予測しています。

つまり彼の予測をまとめると、Bitcoinとアルトコインはこの先一時的な値下がりを経て、さらに次の強気市場へと続く可能性が高いということになるでしょう。

ただし、経験豊かなトレーダーやアナリストでも、ミスをしないという保証はありません。彼らの予測はあくまでも参考として考え、実際の投資や取引は慎重な分析の上で行うべきでしょう。

11月18日時点では、Bitcoinはわずかに値を下げてから、再び90,000ドル(約1,395万円)レベルを超えています。しかしSolana(SOL:ソラナ)は順調に値上がりを続けるなど、今のところは値動きが反転する兆しは見えていません。

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