仮想通貨アナリストが予測!2023年はビットコインの貯蓄がベスト

仮想通貨アナリストが予測!2023年はビットコインの貯蓄がベスト

暗号資産(仮想通貨)のデータ・プロバイダー、およびネットワーク分析企業の著名なアナリストは、2023年のトレンドについて、Bitcoin(ビットコイン)を買って蓄積することを推奨しています。

そう遠くないうちに強気市場が到来し、貯蓄したBitcoinが利益を生み出すというシナリオを描いているのでしょうか?

※1ドル=132.7円で換算

MVRV比率が示すもの

Bitcoin

オンチェーン・データを提供するクリプトクワント(CryptoQuant)のアナリストであるダン・リム(Dan Lim)氏は、BitcoinのMVRV比率(Market Value to Realized Value)を分析して、興味深い予測を立てています。

MVRV比率とは、「資産の時価総額」を「実現時価総額」で割って求められる数値です。この比率は市場のトップとボトムを予測するのに役立ちます。

数値が大き過ぎる場合、価格が過大評価されているため売り圧力がかかる可能性があり、数値が小さ過ぎる場合は、反対に買い圧力がかかる可能性があります。

リム氏によると、MVRV比率は1月19日に基準値の1.0を超えて、現在1.12にまで上がっていますが、これはまだBitcoin価格が過小評価されている状況だということです。

通常MVRV比率が1.0を上回ると、潜在的な強気傾向が考えられ、3.0を超えると市場が強気で過熱気味であることを示すと言われています。

売りに傾く市場の現状

チャートを分析すると、MVRV比率は1月3日以降上昇を続けています。過去の経過から見て、この持続的な上昇は売り圧力の増加を示しています。多くの投資家が売りを意識している状況です。

ただし、上昇傾向は比率1.2で一時的にストップしました。しかし現在は再び上昇傾向を見せているようです。さらにリム氏は、MVRV比率が1.0を超えてから、その後1度も1.0以下を記録していないことに注目しています。

そこから導き出されるのは、Bitcoinと既存の金融との相関性、向かい風状態のマクロ経済、リスクヘッジのため投資家が長期的な分割購入を続けている状況などです。

今後市場が強気に入った時に、仮想通貨コミュニティが過去を振り返ったとしたら、Bitcoinを買うべきベストなタイミングは、2022年から2023年だったことに気づくだろう、とリム氏は予測します。

それでもほとんどのBitcoin支持者は、市場が強気に突入してからFOMO(取り残されることへの恐れ)に押されるように、高値で買いに走るだろうとも付け加えています。

底値を脱した今が買いのチャンス

仮想通貨ネットワーク分析サービスのサンティメント(Santiment)は、2月12日にBitcoin価格が21,600ドル(約289万4,400円)を割り込んだ直後、Bitcoinクジラによる大規模な取り引きがあったことを明らかにしました。

これは2022年11月以来の高いレートでの取り引きであり、サンティメントは現在の相場がBitcoinを買うチャンスであると分析しています。

また別の著名アナリストであるミシェル・バン・デ・ポッペは自身のツイッターで、仮想通貨市場はすでに最悪の局面を脱したとして、以下のようにツイートしています。

「Luna(ルナ)から始まり、FTX、3AC(スリーアロウズ・キャピタル)、BlockFi(ブロックファイ)、DCG(デジタル・カレンシー・グループ)へと混乱が拡大してから、Bitcoin価格が15,500ドル(約207万7,000円)で底を打ち、22,100ドル(約296万1,400円)まで戻した時点で弱気市場から脱したと私は見ています。今後は価格が下落する可能性よりも、上昇傾向になる可能性のほうがはるかに高いと思います」

多くのアナリストの予測が的中しているのか、2月16日現在でBitcoin価格は直近24時間で11.78%上昇し、24,740ドル(約331万1,500円)前後で取り引きされています。

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