日本を代表する企業がメタバース経済圏を創出!基盤となる「リュウグウコク」とは?

日本を代表する企業がメタバース経済圏を創出!基盤となる「リュウグウコク」とは?

富士通、みずほ、JCBなど、日本の金融やテクノロジー業界を代表する企業が、協力して「ジャパン・メタバース経済圏」の構築を目指すことで合意しました。

中核をなすのは「リュウグウコク」と仮称されるメタバース基盤です。この動きを海外ではどう受け止めているのか、大手仮想通貨取引所バイナンス(Binance)のニュースから紹介します。

※1ドル=136.3円で換算

分野を越えたWeb3への取り組み

メタバース

今回「ジャパン・メタバース経済圏」で合意に至ったのは計9社で、金融、保険、製造、印刷などの分野を代表する企業グループですが、いずれも技術系企業として一括りで紹介されています。

三菱やみずほ銀行を含む9社の企業は、各社の技術とサービスを持ち寄り、ゲーミフィケーション、フィンテック、情報とコミュニケーション技術を統合して、「リュウグウコク」と呼ばれるオープン・メタバース基盤を構築し、ユーザーやディベロッパーが利用できる、相互運用性の高いプラットフォームを開発する予定です。

将来的にリュウグウコクは、企業や政府機関が創出するWeb3サービスをつなぎ、それをユーザーにバーチャル世界として提供することになります。さらに一般企業にとってリュウグウコクは、新しいDX向けのメタバース基盤になるでしょう。

リュウグウコクが提供するサービス

リュウグウコクのベースになるのは、国内のビジネス開発ラボであるTBT Lab(TBTラボ)グループのJP GAMES(JPゲームズ)が開発した「PEGASUS WORLD KIT(ペガサス・ワールド・キット)」です。

リュウグウコクを含むジャパン・メタバース経済圏では、日本国内の消費者が利用できる、異なるメタバースやプラットフォームをつなぐ、相互運用性の高いエコシステムの構築を目指します。完成すれば、国外の企業や政府機関などにもサービスが提供されます。

リュウグウコクの3つの機能

1.Auto-Learning Avatars(オート・ラーニング・アバター)
ユーザー情報を元に、そのユーザーに合わせたメタバース体験を提供するツール
2.Pegasus World Kit
ユーザーがゲーム用メタバースを構築し、それを体験することをサポートするツール
3.Multi-Magic Passport(マルチ・マジック・パスポート)
メタバース空間での身分証明と、決済機能を提供するツール

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