【東方ロストワード】少女秘封倶楽部の性能と入手方法
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東方ロストワード(東ロワ/ロスワ)の少女秘封倶楽部の性能と入手方法をご紹介。絵札の性能を対象/効果/最大倍率/ターン数で区分してまとめ、入手方法や解説も記載しています。
少女秘封倶楽部の性能
対象 | 効果 | 最大倍率 | ターン |
---|---|---|---|
星属性 | 威力 | 25%アップ | 1T |
回避 | - | 1段階ダウン | 1T |
特性の詳細
特性 |
---|
・装備スペカの星属性の威力を25%アップ(1T) ・使用時に対象全体の回避を1段階ダウン(1T) |
※( )内は完凸時の内容を記載しています
ステータス詳細
ステータス | 初期値 | 最大値 | 最大値順位 |
---|---|---|---|
体力 | 0 | 0 | - |
速力 | +20 | +60 | 72 / 374位 |
陽攻 | +30 | +90 | 47 / 374位 |
陰攻 | 0 | 0 | - |
陽防 | 0 | 0 | - |
陰防 | 0 | 0 | - |
装備おすすめキャラ
キャラ | おすすめ装備スペカ | ||
---|---|---|---|
咲夜 | - | ||
魅須丸 | - | - | |
フラン | - | - |
少女秘封倶楽部の入手方法
秘封ストーリー記号E9・第12節(ルナティック)でドロップ
少女秘封倶楽部の解説
解説 |
---|
【解説1】 《とある「膜」の、とある「断面」には。 このような話が、あったかもしれない。》 ――こんにちは、マ、マル、ベリーさん。 ――ご機嫌いかが、マイ、レベリーさん。 「うふふ、ご機嫌よう」 マエリベリー・ハーンは憂鬱だった。 私の名前は、どうしてこうも……発音しづらいんだろう。 この国の人は、音の数が少ない。 私の名前を発音するための、音を持っていないのだ。 名前を正しく呼ばれないのは、苦痛だ。 自己同一性に関わる問題だから。 友達と呼べる人は、ひとりもいない。 本人の内心とは裏腹に、マエリベリーは大学構内屈指の人気者であった。 異国情緒あふれる、金細工のような髪と陶器のような肌。 まるで、童話の中のお姫様。 しかしそれよりも周囲を惹きつけたのは。 幻想的な色をたたえる、その目であった。 |
【解説2】 【宇佐見蓮子】 オカルトサークル「秘封倶楽部」のメンバー。 「蓮子」と呼ばれている。 あの頃の蓮子は、本当にただの不良だったわ。[M.H.氏談] 【マエリベリー・ハーン】 オカルトサークル「秘封倶楽部」のメンバー。 「メリー」と呼ばれている。 あの頃のメリーは、本当にただのお人形さんだったね。[R.U.氏談] |
【解説3】 ――宇佐見さん、また禁止区画に入ったらしいよ。 ――ええ!? それって警察沙汰じゃん……! ――近づかないでおこう。 「いやいや、入ってないですって。何か証拠でもあります?」 お話が終わったなら、私はこれで――。 指導室から出てきた顔は、どこか無味乾燥な笑みだった。 宇佐見蓮子は我が世の春を謳歌している……はずなのに。 蓮子の心にある『悩みのタネ』はひとつだけ。 この退屈な世界から、誰も連れ出してくれないことだ。 そういえば『首席取りゲーム』を、私との二交代制でやっている学生がいたわね。 成績優秀者のリストで何度も見た覚えがある。 名前は、確か――。 |
【解説4】 【秘封倶楽部】 蓮子とメリーの、大学におけるサークル活動。 表向きは大した活動もしてないのに活動予算はしっかり取っていく不良サークル。 そして裏の顔は、禁止区域に侵入したり、一般区画の『野良結界穴』を見つけても通報しなかったり、場合によっては率先して結界に一時的な穴をあけたり飛び越えたり……と、ワリと洒落にならない不良サークル。 この部屋が『指導室』と呼ばれていたのは、過去の話だ。 大学には本来、指導室なんてものはない(高校や中学じゃあないんだから)。 宇佐見蓮子のためだけに作られた部屋。 しかしその役目を果たしたことがない、構内で最も無意味な部屋。 ……だった。 ――秘封倶楽部は『宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンのサークル』である。 大学当局と学生一般にそう認知されたと同時に、この部屋は初めて意味のある場所となった。 誰も文句を付けたりはしない。 まるで、存在しない部屋であるかのように。 |
【解説5】 「私、貴方を『メリー』って呼ぶことにするわ。私のことは、『蓮子』って呼んで」 「蓮子……さん?」 「んーん、『蓮子』だけでいいわ」 「れ、蓮子」 以降、学生も講師も、マエリベリー・ハーンのことを『メリー』と呼ぶようになった。 シンクロニシティではない。 蓮子の仕業だ。 マエリベリー・ハーンは初めて、普通の人間になれたような気がした。 そして宇佐見蓮子は初めて、心が踊ったのだった。 ふたりの憂鬱は晴れたのだが、ふたりの友達はそれぞれひとり増えただけだった。 蓮子は、時間と場所が分かる自分の目のことを、何とも思っていなかった。 メリーは、結界の境目が見える自分の目のことを、人に知られたくないと思っていた。 しかしふたりが、互いの目の能力について教えあった時……こう笑いあった。 「「気持ち悪~い!」」 |