【東方ロストワード】クドリャフカの余生の性能と入手方法
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東方ロストワード(東ロワ/ロスワ)のクドリャフカの余生の性能と入手方法をご紹介。絵札の性能を対象/効果/最大倍率/ターン数で区分してまとめ、入手方法や解説も記載しています。
クドリャフカの余生の性能
対象 | 効果 | 最大倍率 | ターン |
---|---|---|---|
霊力 | - | 0.75上昇 | - |
体力 | - | 10%回復 | - |
特性の詳細
特性 |
---|
・使用時に自身の霊力を0.75上昇 ・使用時に自身の体力を10%回復 |
※( )内は完凸時の内容を記載しています
ステータス詳細
ステータス | 初期値 | 最大値 | 最大値順位 |
---|---|---|---|
体力 | +70 | - | - |
速力 | 0 | - | - |
陽攻 | +16 | - | - |
陰攻 | 0 | - | - |
陽防 | 0 | - | - |
陰防 | 0 | - | - |
クドリャフカの余生の入手方法
メインストーリー第閑章 完結編:ハード
クドリャフカの余生の解説
解説 |
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【解説1】 「はは。元気だな、ライカは」僕はそう言って、ページから目を離す。足元を縫うように走り回るロボット犬は、これがどうにも愛らしい。表情も鳴き声も持たない機械のペットだが、今ではすっかり彼の相棒である。これは、いつかどこかであったかもしれない。そして、いつにもどこにもなかったかもしれない。誰の口にも上らなかった、物語。「僕の柄じゃあないけど、君は犬だものな。散歩にでも行こうか」 |
【解説2】 「ぬかるみには気をつけるんだ。ここは湿気が多いからね」 ライカは元気に、魔法の森を駆け回る。 道具蒐集家の魔法使いたちばかりか、動く魔法地蔵も住まう土地。 思えば、動かない物が動くという意味では、魔法地蔵もその類であった。 ライカは転生した仔犬の霊を宿したロボットである……という見解は、命蓮寺の住職によるもの。 宗教家の言うことなど眉唾である。 一定の魔力が込められた存在は、自然に意思を持ち、動き出すのではないだろうか? 「あの住職の持つ経巻も、たしか似たようなものだったはず」 |
【解説3】 「あまり走ると、転んでしまうよ」 ライカは颯爽と、再思の道を駆け抜ける。 この先にある無縁塚は、大きく分けて三つの地理的特徴を持っている。 ひとつは、その名の通り、縁なき死者を葬る場所。 もうひとつは、幻想郷の中では屈指の、外の世界の物品が漂着しやすい場所。 そして最後に、これも屈指であるが、外の人間が迷い込んでくる場所だ。 迷い込んできた人間の多くは、ふらふらと再思の道を歩むことになるが、彼岸花の毒気で生気を取り戻し、結界の外へ引き返していくとの話がある。『 毒』という、本来対象を害するはずのものが、生きるための役に立つ好例であろう。 そういえば、ここより離れた『無名の丘』に住む毒人形は、ある種の『呪われたアイテム』とも考えられる。 彼女が動けるのは、呪いの力によるものなのではないか? 「もしかして君は、『呪いのアイテム』だったりするのかい?」 |
【解説4】 「さて、君も供養を手伝ってくれるかい」 ライカは言葉を聞き分けたかのように、僕の隣で大人しくなった。 供養とは言っても『品探し』なのだが、それでも死者たちを偲ぶ祈りは僕の内にも宿っている。 供養されない死霊は、怨霊となって人に妖に害をなすことがある。 これは、供養されない古道具が付喪神になるのと、部分的に似ている気がする。 ライカはそこまで古いロボットではないので、たぶん付喪神ではない。 しかしこうして『この場所』へ来ると、様々な思いが僕の中に浮かんでくる。 ここは、僕がライカと出会った場所。 「さあ帰ろう、ライカ。『バイト』君が待っているから」 |
【解説5】 「どこほっつき歩いてたんですか、店長」 「珍しく散歩だよ。犬に引かれてね」 以前、黒い水が森で湧き出たことがあった。紆余曲折の結果、それがストーブの燃料にもなるのではないかと思ったが……結果は、ストーブを壊しかねない散々なものだった。 『バイト』君の仕事は、煤けたストーブの掃除。 どうやら悪戦苦闘したようだが。「あー! この子まで真っ黒! んもー」『バイト』君によって布に包まれたライカは、くすぐったそうに身を捩らせる。 さながら、普通の犬のように。ライカ。 もし君が『あの犬』の生まれ変わりなら、星を見るのはウンザリかい?君さえよければ、今度は晴れた夜に散歩をしよう。 間近で星々を眺めた君となら、楽しい時間になると思うんだ。 無表情なその顔に、一瞬の笑顔が見えた。 「……まさかね。ふふ」 |