【東方ロストワード】睡眠と覚醒の境界の性能と入手方法

東方ロストワード(ロスワ/東ロワ)の絵札｢睡眠と覚醒の境界｣の性能とおすすめキャラをご紹介。性能は対象/効果/最大倍率/ターン数で区分してまとめ、装備おすすめキャラや絵札の解説も記載しています。

睡眠と覚醒の境界の性能

対象	効果	最大倍率	ターン
結界	-	2枚増加	-
注目	-	4段階アップ	3T

特性の詳細

特性
・使用時に味方全体の結界を1枚(2枚)増加 ・使用時に自身の注目を2段階(4段階)アップ(3T)

※( )内は完凸時の内容を記載しています

ステータス詳細

ステータス	初期値	最大値	最大値順位
体力	0	0	-
速力	0	0	-
陽攻	0	0	-
陰攻	0	0	-
陽防	+25	+85	21 / 327位
陰防	+35	+95	5 / 327位

絵札一覧はこちら

睡眠と覚醒の境界の解説

解説
【解説1】 幻想郷の大妖怪は、よく眠る。 もちろん、すべての大妖怪に当てはまるわけではない。 今回挙げるのは、幻想郷の賢者である『八雲紫』だ。 彼女は一日に十二時間以上眠り、冬眠までするらしい。 俄(にわ)かには信じがたいが……彼女にとって『眠る』という行為は、本当に『眠っているだけ』なのか？ 『眠っているように見えるだけ』で、本当は違うのだとしたら？ 八雲紫にとっての睡眠とは何なのか── 『私』は、上記について考察、記録していこうと思う。 ……危険だって？ 多少のスリルがあるからこそ、研究は楽しい。それに危険無くして得られるものなどささやかなものだ。 では、記録を始めよう──
【解説2】 【八雲紫】 前述の通り、幻想郷の賢者であり、スキマ妖怪と呼ばれる大妖怪だ。 強力な能力に、知識も長けているが謎も多い。 彼女の『睡眠』についてもそうだ。 数多の世界における『八雲紫』は、眠っている姿よりも何かしら活動している姿を多く目撃されている。 もしかしたら、稀なタイミングなのかもしれないが……いや、或いは『短時間の睡眠だけで活動できる八雲紫』が存在する世界もあるのだろうか？ ──この可能性の点についても、記録しておこう。
【解説3】 眠っている時、何が起きているか。 真っ先に挙げられるのは夢を見ているか否か、だろう。 では『八雲紫がみる夢』とは何なのか。 『私』たちと同じく、記憶や情報が処理された映像のようなものなのだろうか。 ……いや、長時間の睡眠をとる妖怪が普通の夢をみているだけとは考えにくい。 例えば、眠りを通じて『何か別のものをみている』だとか、境界を越えている、なんてこともあるのかもしれない。 八雲紫を観察している限りでは、普通に眠っているだけに見えるが、興味深い。この考察も書き留めて──誰かの視線を感じた気がしたが、気のせいか？
【解説4】 では、眠りから覚醒する時──即ち、起きる瞬間はどうだろうか？ もしかしたら、その瞬間に何らかの力を発現したり、周囲に密かに影響を及ぼしているのかもしれない。 まあ、記録に遺っている『春が消えた異変』では、眠そうに欠伸をして、三度寝をしたともある。 案外、『私』たちと幾分も違わないのかも……眠っている彼女を観察しているせいだろうか。『私」まで眠くなってきてしまった。 ……致し方ない。 少し眠ってから、八雲紫に関する考察と記録を再開するとしよう。 ──あら、人の寝顔を覗き見るなんて。 いい趣味をしているのね、貴方。 どこからか響いた声。 その瞬間、彼女の閉ざされた瞳が微かに開き──覚醒した。
【解説5】 睡眠と覚醒の境界。 覚醒の方へとやってきた八雲紫。 無造作に投げ出された四肢はそのままだが、確かに彼女の瞳は『私』を捉えている……そんな気がしたが、また瞳は閉ざされた。酷く恐ろしく、永い一瞬だったように感じる。 ……そういえば。 『八雲紫』を観察し、記録しているという状況。 『いつから』だ？ 今更ながらだが、普通ではあり得ない。 そうだ、『私』はただの── ──たまには外からの迷子と、遊んであげるのも悪くないわね。 八雲紫の睡眠に関する考察と記録？ そんなもの、存在しないわよ。 ……ほら。 その瞬間、すべてが塵となって、虚空に消えた。 記録を書き留めたモノ、すべてが。 「それじゃあ、おやすみなさい」