【東方ロストワード】彼岸帰航の性能と入手方法

東方ロストワード(ロスワ/東ロワ)の絵札｢彼岸帰航｣の性能とおすすめキャラをご紹介。性能は対象/効果/最大倍率/ターン数で区分してまとめ、装備おすすめキャラや絵札の解説も記載しています。

彼岸帰航の性能

対象	効果	最大倍率	ターン
速力	-	3段階アップ	2T
水属性	威力	40%アップ	1T
霊力	-	2.00上昇	-

特性の詳細

特性
・装備スペカ使用時に味方全体の速力を2段階(3段階)アップ(2T) ・装備スペカ使用時に水属性の威力を20%(40%)アップ(1T) ・装備スペカ使用時に自身の霊力を1.00(2.00)上昇

※( )内は完凸時の内容を記載しています

ステータス詳細

ステータス	初期値	最大値	最大値順位
体力	+50	+350	47 / 355位
速力	+50	+110	6 / 355位
陽攻	0	0	-
陰攻	0	0	-
陽防	0	0	-
陰防	0	0	-

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装備おすすめキャラ

キャラ	おすすめ装備スペカ
小町	-

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彼岸帰航の入手方法

エピック｜小町ガチャで入手

彼岸帰航の解説

解説
【解説1】 【小野塚小町】 彼岸花が紅色の絨毯のように咲き誇る彼岸。風に揺られ、彼岸花の細い茎が、今にも折れそうにゆらゆらと揺れている。 死してここに来た幽霊たちは、ただでさえ未知の死後の世界を前に、毒々しい花に囲まれて、すっかり不安に囲まれてしまっていた。 「霊魂どもー。お待たせー」 そんなところに現れた、赤い髪をした笑顔弾ける彼女の姿を見て、幽霊たちは「天使が来た」と言い合った。 それを聞いて、彼女はパチンとウインクをして、大鎌を見せた。 「いいや、死神さ」
【解説2】 「いやー、映姫様の小言が長くてさー。ちょっと人里行って団子をつまんでいただけなのに、ねぇ？」 幽霊たちに同意を求めるように、こまねくように手を振る。天使かと思えば死神で、死神かと思えば気さく。 毒気の抜けたような幽霊たちだったが、しかし赤い髪の彼女が船を用意しているのを見て、これから三途の川を渡り、地獄に行くのだと不安に駆られた。 「いやいや、そんなに苦しいことにゃあならないさ。多分……」 ちょっぴり不安そうな幽霊を見て、小町はイタズラっぽく笑う。 「それを決めるのは、お前さんたちの生前の行いと……あとは閻魔様次第だなぁ。ふっふっふ」
【解説3】 「そういや、名乗り忘れてたね。私の名前は小野塚小町。三途の川の船頭さ。誰から乗る？」 初対面だというのに、人懐っこそうに微笑み、対等に接してくれる小町。 しかし、死を恐れない人はいない。ましてや目の前に大きな鎌を持った死神がいて、これから浮世とお別れとなるならば、なおさらだ。 「そんなビクビクする必要ないって。じゃあ試しに、私にお前さんたちの人生を聞かせておくれよ。閻魔様に聞かせる予行練習だと思ってさ」小町はのんびりと船べりに腰かけ、幽霊たちを見る。 やがてひとりの幽霊が前に出て、小町の待つ船に乗る。一隻の船が、音もなく三途の川を渡り始めた。
【解説4】 「あっはは！ そりゃあ災難だったねぇ、お前さん！」 小町はカラカラと笑い、親身になって話を聞いてくれた。 どんな話でも箸を転がしたように笑ってくれるので、幽霊も、少し心がほぐれていった。 思えば、長い時間を生きてきた。 まだまだやりたいことはあったが、悔いはない、と。 「……」 まだ三途の川を渡り切っていないのに、長いようで短い私の人生の話が終わってしまった。 その沈黙を破ったのは、お喋り好きな死神ではなく、幽霊（わたし）の声だった。 ――船頭の死神、小野塚小町。貴方の話を聞いてみたいな。と。
【解説5】 小町は、距離を操る程度の能力を持っていると聞かせてくれた。 ではなぜわざわざ櫂を使って川を渡るのだろうか。 そう聞けば、彼女はまた気さくに笑う。 「あの世に帰るお前さんたちを、ハイサヨウナラって送っちゃ、味気ないだろ？ 袖振り合うも他生の縁、ってやつさ」 それは、私たちに対する慈悲でもなければ、情けでもなく、また同情でもなく、人間では想像もつかないほど長い時間を過ごす、彼女なりの生き方だった。 幽霊をひとりずつ乗せて、船を漕ぐ。 ああ。彼女ほど、船頭が似合う死神もいないだろうと私は思った。 ――あの世に、帰る。 船は、音もなく進み続ける。 これは門出などではない。 魂の、帰路なのだ。