【東方ロストワード】トロピコ・ファンタジア!の性能と入手方法
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東方ロストワード(ロスワ/東ロワ)の絵札「トロピコ・ファンタジア!」の性能とおすすめキャラをご紹介。性能は対象/効果/最大倍率/ターン数で区分してまとめ、装備おすすめキャラや絵札の解説も記載しています。
トロピコ・ファンタジア!の性能
対象 | 効果 | 最大倍率 | ターン |
---|---|---|---|
結界 | - | 2枚増加 | - |
水属性 | 威力 | 40%アップ | 1T |
流体弾 | 威力 | 25%アップ | 1T |
特性の詳細
特性 |
---|
・使用時に味方全体の結界を1枚(2枚)増加 ・装備スペカの水属性の威力を25%(40%)アップ (1T) ・装備スペカの流体弾の威力を15%(25%)アップ (1T) |
※( )内は完凸時の内容を記載しています
ステータス詳細
ステータス | 初期値 | 最大値 | 最大値順位 |
---|---|---|---|
体力 | 0 | 0 | - |
速力 | 0 | 0 | - |
陽攻 | +35 | +105 | 28 / 374位 |
陰攻 | +15 | +45 | 133 / 374位 |
陽防 | 0 | 0 | - |
陰防 | 0 | 0 | - |
装備おすすめキャラ
キャラ | おすすめ装備スペカ | ||
---|---|---|---|
ゆっくりチルノ | - | ||
パチュリー | - | - | |
小町 | - | ||
妖夢 | - | - | |
てゐ | - | - | |
小傘 | - | - | |
尤魔 | - | ||
メディスン | - | - | |
フランドール | - | ||
美宵 | - | - | |
ヘカーティア | - | - |
トロピコ・ファンタジア!の入手方法
トロピコ・ファンタジア!の解説
解説 |
---|
【解説1】 《これは、遠い遠い、どこかで語られたかもしれない、少女たちのお話──》 白南風の夏空。海の煌めきは、まるで星月夜の如く。 水縹の波間。そこに弾けて見える、少女たちの笑顔は燈涼しの如く、秘める想いは夏霞の如く──。 遥かな水平線を、凪ぐように、閑やかに。 寄せては返す波の音は、常夏の暑さを打ち消すように涼しい。 『海』がある幻想郷──その世界の賢者である八雲紫は、浜辺で喉を潤しながら寛いでいた。 波は変わらず涼し気な音を奏でている。 ふたりの少女の声が潮風に乗って紫の耳に届いたのは、そんな時であった。 |
【解説2】 「ちょっとくらい手伝いなさいよ!」 一生懸命に浮き輪を膨らましていた巫女が抗議の声を上げる。 隣には既にボートやビーチボールなど、遊具の準備を一足先に終えた魔法使いの姿。 ──彼女に手伝ってもらったら? そうイタズラっぽく笑って返せば、魔法使いは少しばかり得意げに笑う。 「……だってさ。手伝ってやろうか? 楽園の有閑な巫女さん」 「むむ……! 結構よ、バカンスの魔法使い!」 巫女は意地っ張りな表情で、桃花色に染まった頬を膨らませた。 予想通りの少女たちの反応に、紫は再び笑みを零し、涼しい顔で続ける。悪げもなく「ごめんなさいね」と添えて── 「今日はね、少しのんびりしたい気分なのよ」 |
【解説3】 変わらず波風は心地良い。 先刻と比べて、少し変わったとすれば波の音と明るい声──巫女と魔法使いが海で遊び始めたことだろうか。 静かだった波の音も、日が一番高く昇る頃には、楽し気なメロディに変わっていく。 ──そう、不変のものなどないのだ。 燦燦と輝く太陽は、まるで『世界』全体を明るく照らすかのようで。その下で、キラキラと跳ねる飛沫は、無邪気で。 夢中で遊ぶ少女たちから視線を移し、紫は頭上に広がる澄み切った空を見上げた。 太陽は変わらず輝いている。 少しだけ紫が目を細めたのは、太陽の眩しさのせいか──それは彼女にしかわからない。 |
【解説4】 平穏で、楽しくて、親しい者たちの笑顔が溢れる日々──それなのに。 春霞に包まれたかのように、日差しを遮る朧雲がかかったかのように。心が時折、翳る……その理由はわかっていた。 この『世界』にとって当たり前の日常。 それは数多に存在する、どこかの『世界』では『存在しない』かもしれない。 いや、『存在していた』が、『失われた』かもしれない。 時間と空模様のように。感情と波の音のように──そう、不変のものなどないのだから。 そこまで考えると、この『世界』の賢者はゆっくりと目を閉じた。その境界──瞼の裏に、山茶花梅雨の景色を仕舞うように。 |
【解説5】 「……飲み切っちゃったわね」 すっかり空になったグラスは結露し、頬を伝うような雫がついている。それを傍らに置くと、紫は立ち上がった。 少女たちの笑顔に彩られた海は、先程よりも明るく、心地良いリズムを奏でている。日の光を受けた飛沫は、宝石のように眩しく輝きながら、青空を自由に舞う。 「さて、そろそろ私も混ざろうかしら?」 紫は巫女たちのいる海と、己のいる砂浜の境界へ足を伸ばす。 ボートに乗ってちょっかいを出すか、いきなり水をかけてみるか……どれも良い反応が期待できそうだ。 ──そう。だって私はこの『世界』の八雲紫。ならば、どこまでも楽しまなければ損……貴方もそう思うでしょう? |