【マスターデュエル】手札誘発の対策と打ちどころ
遊戯王マスターデュエルの手札誘発に関してご紹介。手札誘発カード一覧や、打ち方、考え方、対策を掲載しています。
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灰流うららの評価 | 増殖するGの評価 |
原始生命態ニビルの評価 | PSYフレームギア・γの評価 |
手札誘発とは
手札誘発とは相手ターンに手札から発動出来るカードのことです。手札誘発は、一度セットしなければ効果を発動できない罠と違い、奇襲性があり今の遊戯王では必要性が高いものになっています。
手札誘発は基本相手の行動を妨害するために打ちますが、相手の手札誘発を止めるために、手札誘発を打つこともあります。
採用率の高い手札誘発一覧
手札誘発 | 役割や効果 |
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灰流うらら | ドローやサーチの妨害 ・相手のドローカードやサーチカードを止められる ・デッキからの特殊召喚も封じることが出来る ・増殖するGに打つことができる |
増殖するG | 相手の特殊召喚の抑制 ・相手が特殊召喚するたびにワンドロー ・ドローで別の手札誘発を引くことが出来る ・返しのターン増えた手札で先行制圧にも抗える |
ニビル | 相手の特殊召喚の返し札 ・相手が5回特殊召喚した時に発動可能 ・効果発動時にモンスターの一掃ができる ・他の誘発とセットで使うと通りやすい |
ギア・γ | モンスター効果を止めることが出来る ・条件付きで相手のモンスター効果を止められる ・自ターンで発動できれば、強力な展開につながる ・VFDなどの切り札も無効化して破壊可能 |
無限泡影 | フィールドの表側表示モンスターの効果を無効化 ・自分フィールドにカードがなければ手札から発動 |
ロンギヌス | お互いにカードを除外できなくなる ・相手ターン中にのみ発動可能 |
ヴェーラー | フィールドの効果モンスターの効果を無効化 ・相手メインフェイズ時に手札から墓地へ送り発動 |
ドロール& ロックバード |
デッキからカードを加えられなくなる ・相手がドローフェイズ以外でカードを手札に加えた場合、手札から墓地へ送って発動可能 |
屋敷わらし | 墓地から発動する効果を無効 ・墓地から加える効果を無効 ・墓地からモンスターを特殊召喚する効果を無効 ・墓地からカードを除外する効果を無効 |
D.D.クロウ | 墓地を除外 ・手札から捨てて相手の墓地のカードを1枚除外 ・効果を無効化するわけではないので注意 ・お互いのターンに使用可能 |
灰流うらら
無効にできる効果 |
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①デッキからカードを手札に加える効果 ②デッキからモンスターを特殊召喚する効果 ③デッキからカードを墓地へ送る効果 |
灰流うららは、手札誘発の中でも止められる範囲が広く、大多数のデッキに採用される汎用手札誘発カードです。相手の初動を妨害しやすく、強力な手札誘発の増殖するGを無効化出来るため、攻守ともに活躍できる手札誘発カードです。
増殖するG
増殖するGは、相手が特殊召喚をするたびにカードを1枚ドローできるため、相手の大量展開に対する抑止力として使えます。
特に現環境では、1ターンで3,4回以上の特殊召喚を用いた大量展開から制圧するデッキが増えているため、どんなデッキにも2、3枚採用したいカードです。
増殖するGを打たれてしまった時の対応
増殖するGを打たれてしまった場合は、展開を止めましょう。相手に妨害を引かれてしまう可能性が高く、1回の特殊召喚で相手の動きを妨害できるカードがない場合は、基本的に展開を中断しましょう。
未開域デッキ対面の即打ちはNG
暗黒界未開域デッキは、増殖するGをすぐに打つと、特殊召喚を大量にして、山札を削るルートが存在します。相手が未開域デッキだった場合は、増殖するGをすぐに打たず3回ほど展開を待ってから打つようにしましょう。
原始生命態ニビル
ニビルは、相手が召喚を5回以上行っているターンのメインフェイズに発動可能な全体リセット効果を持った手札誘発です。展開系のデッキに刺さりやすいですが、モンスター効果無効に弱い弱点があります。
PSYフレームギア・γ
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる手札誘発カードで、相手のモンスター効果を無効化して破壊できます。灰流うららや増殖するGにも打つことが出来るので、攻守ともに担える手札誘発カードです。
アポロウーサやうららに強い
PSYフレームギア・γは、ターン1制限がないので、うららやアポロウーサで無効化されても、チェーン処理後に再度発動できます。アポロウーサやVFDなど大型の効果モンスターを無効化して破壊できる点が他の手札誘発よりも強力です。
自ターンで打てると更に凶悪
PSYフレームギア・γは効果発動と共にレベル6の通常モンスターを特殊召喚します。EXデッキにレベル8のシンクロモンスターがいれば、相手の妨害を無効化しながら展開が強力になります。
無限泡影
相手フィールド上の表側表示モンスター1体の効果を無効化できます。セットから発動した場合は、同じ列の魔法トラップカードの効果を無効化出来る追加効果が付き、厄介な永続罠を1ターンだけ無効化することもできます。
モンスターの効果自体をすべて無効化できる
無限泡影は、相手フィールド上の表側表示モンスターの効果を1ターン無効化できるので、発動していない効果や常在効果も無効化できます。2つ以上効果を持ったモンスターに打てると非常に有効です。
セットから発動されたときは同列に注意
無限泡影がセットされた状態から発動された場合、そのターン発動した同列の魔法、罠カードの効果は無効化されてしまいます。誤って同じ列で魔法や罠カードをプレイしてしまわないように注意しましょう。
アーティファクト-ロンギヌス
相手ターン中に手札、又はフィールドから自身をリリースして、そのターンお互いにカードが除外できなくなります。墓地のカード除外して効果を発動するカードに対して特に有効です。
自分の手札誘発カードを守れる
増殖するGや灰流うららなどの自分の妨害誘発カードに対して打たれる、墓穴の指名者や抹殺の指名者の除外効果も相手ターンなら止められるので、自身の誘発補助としても使用可能です。
発動した効果は止められない
墓地のカードを除外して発動する効果は、墓地のカードを除外することがコストなので、発動されてからロンギヌスをチェーンしても効果が発動してしまいます。コストで除外される前にロンギヌスを使用しましょう。
手札誘発の対策
墓穴の指名者
墓穴の指名者は、相手の墓地のモンスターを1枚除外して、除外したモンスターと同名のカードの効果を次のターンまで無効化する効果を持つ速攻魔法です。相手の手札誘発に合わせて打つことで無効化できる場合が多いです。
墓穴の指名者は、手札誘発の他にも墓地効果全般に刺さる非常に強力なカードです。注意点は、次のターン終了時まで無効化なので、灰流うららや増殖するGを止めると次のターン自分が使う灰流うららや増殖するGが無効化される点です。
抹殺の指名者
抹殺の指名者は、自身のデッキに入っているカードの発動を止められます。墓穴の指名者と違い、墓地を参照しないので「ニビル」「PSYフレームギア・γ」や魔法、罠カードも止められます。
自身のデッキに同名カードが採用されていないと上手く使えないカードですが、特にミラーマッチでは破格の性能を誇ります。ほとんど同じカードが採用されているので、妨害としても機能します。
手札誘発の打ちどころ|環境デッキ別
電脳界対面の誘発の打ち所
Point
- ・九龍からの朱雀サーチを止める
- ・瑞々か墓地の青龍効果を止める
- ・増殖するGはPSYフレームギアγをケアする
電脳堺対面は、九龍で朱雀を発動されてしまうと電脳界側が動きやすくなるため、うららで発動を止めましょう。電脳界がモンスターの召喚から発動した場合は、うららを瑞々か墓地の青龍効果に打ち込むのが理想です。
増殖するGは、基本的に相手のモンスター1を体特殊召喚させてから打つべきです。電脳堺デッキには、PSYフレームギア・γが採用されている場合が多いので、Gを無効化されないようにケアして打ちましょう。
ドライトロン対面の誘発の打ち方
Point
- ・初動のドライトロン効果を止める
- ・バンαを止められるのが理想
- ・無限泡影はファフμβを狙う
ドライトロン対面は、初動のドライトロン関連のカードにうららを打ち込むのが有効です。宣告者の巫女まで展開を待ってしまうとうららをケア出来る展開になる可能性が高く、2枚初動のドライトロンを初動で止めることが優先です。
無限泡影を持てている場合は、ファフμβに打ち込むのが理想です。ドライトロンを落とす効果と、X素材を儀式素材にする効果のどちらも無効化できるため、他のモンスターに打つより有効な事が多いです。
鉄獣戦線対面の誘発の打ち方
Point
- ・フラクトール効果や壺をうららで止める
- ・増殖するGはPSYフレームギアγをケアする
鉄獣戦線対面は、フラクトールの効果にうららを打ち込むのが理想です。フラクトール効果から墓地が溜まってしまうと、鉄獣戦線の共通効果を使われる他にも強力な罠カード鉄獣の抗戦を最大バリューで使われてしまいます。
増殖するGの打ちどころは、最初のモンスターが召喚されたタイミングです。PSYフレームギア・γが採用されている場合が多いので、ケラスの特殊召喚などは見送り、召喚されてから効果発動などにチェーンして打つのがおすすめです。
エルドリッチ対面の誘発の打ち方
Point
- ・エルドリクシル系のカードを止める
- ・エルドリッチの特殊召喚を阻止する
エルドリッチ対面は、エルドリッチを特殊召喚できるエルドリクシル系のカードにうららを打ち込むのが有効です。エルドリッチがフィールドにすでに出てしまっている場合は、黄金卿カードをセットする効果にうららを打ちましょう。
エルドリクシル系のカードと黄金郷カードは、墓地から除外しエルドリクシルカードか黄金郷カードをセットする効果を持っています。墓地から除外して発動する効果なので、アーティファクトロンギヌスを打てば、発動できなくなります。
手札誘発の打ち方の考え方
裏目を理解しているなら狙って打つのもあり
手札誘発をどこに打つかは、裏目を理解しているのであれば何処に打っても良いと考えるのが重要です。しかし、裏目を理解できていないのであれば、基本的には初動に妨害を打つ事を徹底した方が勝率に繋がることが多いです。
壺系カードは基本的にうららを打つ
壺系のカードには、基本的にうららを打ちましょう。ドロー効果でうららや増殖するGを止められるカードを探される可能性や、壺のドローによってうららを貫通する展開ができるようになるケースが多いからです。
壺系カードに増殖するGを打つかどうか
「増殖するGを少しでもリソースに変換したほうがいいか」などの手札と相談にはなりますが、初動の「強欲で貪欲な壺」「金満で謙虚な壺」にうららを打てない場合は、チェーンでGを発動した方が良い場合が多いです。
「強欲で貪欲な壺」「金満で謙虚な壺」を使用するデッキは、展開系の場合が多く、壺でGを止められるカードを引かれる裏目があります。
強欲で金満な壺には打たないほうが良い
強欲で金満な壺を採用しているデッキで展開系のデッキは少なく、エルドリッチなどの罠ビートで使われるのが主流です。少ない特殊召喚の効果にチェーンして、1枚でも確実にドローする事をおすすめします。
PSYフレームギア・γをケアできるか
手札誘発を使う上で、PSYフレームギア・γをケアできるかどうかは非常に大切です。PSYフレームギア・γで手札誘発を無効化されながら特殊召喚されてしまうと、相手の展開が強くなってしまいます。
PSYフレームギア・γは、自身のフィールドにモンスターがいれば発動できないので、相手の召喚を待ってから手札誘発を打つことでケアできます。増殖するGも1度召喚を待ってから打つことも選択肢に入れておきましょう。
壺系とPSYフレームギア・γのセットは非常に凶悪
「強欲で貪欲な壺」「金満で謙虚な壺」にうららを打つ裏目として、PSYフレームギア・γをうららや増殖するGに打たれてしまう裏目があります。このセットは回避するのが非常に難しく、強力な初動のセットとなります。
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