【メギド72】フォラスとウコバクの愛の形について語りたくなった30代独身男性
メギド72のイベント「そして灯火は静かに消える」のストーリー、フォラスとウコバクの愛の形について30代独身男性が語りたくなった話です。
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ストーリーのあらすじ
あらすじ |
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ハルマとメギドの戦いの遺留品である「遺物」が、未回収のまま眠っている疑いのある遺跡が発見された。ソロモンは、事情に詳しいデカラビア、過去の一件によりデカラビアを監視しているカイム、そして考古学者であるフォラスと一緒に遺跡へと調査へと向かう。
しかし、遺跡の遺物を見つけることができないまま、調査から戻る道中、朽ち果てた海辺の街で不自然に輝く灯台を見つける。そこには、メギドであるウコバクと一匹の猫がある方法でフォトンを燃やし、灯台の火を焚べていた。 |
きれいな話でした。30代独身男性が愛について語りたくなるほどに。メギドとしての自分とヴィータとしての自分の間で揺れ動く2人が主役。葛藤しながらも前に進んでいく人が好き。自分がその強さを持っていない故の憧れです。
この話がきっかけで自分にとっての愛はなんだろうと考えました。結果、自分が生きるためのエネルギーを与えてくれる存在をずっと見ていたい気持ち、つまりサーヤこそが愛でした。愛の形は人それぞれですね。
※以下ネタバレです!
フォラスの愛
何に置いても探究心が先立つフォラス、妻や娘を大事に思う気持ちはあれど、それが愛なのか自身を持てずにいました。
「身勝手で自己中心的」ではないから、自分の感情は愛じゃないと言ったフォラスがものすごく身勝手で自己中心的な理由で家族との関わり方を説明していく様、最高です。
その末の、想定外の感情に直面した面白さと安心が入り混じったような「愛してるわ」の言い方が大好き。シンプルな結論だけど、頭がよすぎるが故にかえって遠回りしてしまったフォラス。
傍から見ればそんなに難しく考えなくてもいいのにと思うけど、これ以上ないぐらいに考え尽くした結果だからこそ、フォラス自身も納得できたのでしょう。
ウコバクの愛
追放メギド同士で兄弟として生まれたウコバク。ヴァイガルドで1人だけの「仲間」として互いを求め合うのは自然なことでした。
それが自分を殺すためだったとしても、兄が待ち続けてくれていたという事実がウコバクには必要だったのではないでしょうか。ウコバクの愛の決着にして、決別の儀式のようなもの。
かつて母親にも否定されたウコバクの愛。それを失った後、生きる理由になったのもまたその愛でした。愛について誰よりも深く悩み、形ではなく在り方を重視するフォラスだからこそ、ウコバクの愛の形を認めることができたのかなと思います。
数十年にも及ぶ感情の迷路から抜けたウコバク、メギド72の一員となってどう変化していくのか楽しみですね。
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