【インタビュー】スマブラ世界最強のピクミン&オリマー使いShuton(しゅーとん)「それでも僕がピクオリを使い続ける理由」
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大乱闘スマッシュブラザーズのトッププレイヤーでプロゲーミングチームSunSisterに所属する世界最強のピクミン&オリマー使い。2019年では2GG: Prime Sagaで804人の頂点に立ち、フランスで開催された"Stunfest 2019"でも優勝、9月に行われたウメブラSP5でもザクレイ選手を破り優勝するなど国内問わず好成績を収めている。
世界最強のピクミン&オリマー使いだけではなく、世界最強のスマブラプレイヤーの一角として活躍している。
当記事は2019年末にインタビューした内容である。そして、インタビュー内で「プロゲーマーとしての最終目標」の1つにEVOでの優勝を掲げており、2020年1月24日(金)から26日(日)にかけて開催された『EVOJapan2020』で、念願のStier大会初優勝を果たした。
EVOJapanでの勇戦を紐解く上で「ピクミン&オリマー使い」という要素は外せないだろう。なぜピクミン&オリマーを使い続けるのか、Shuton選手がピクミン&オリマーにこだわる理由や魅力を今回話しを聞くことができた。
他のゲームやっててもスマブラやりたくなるんですよね(笑)
―スマブラとの1番最初の出会いはなんだったのでしょうか
Shuton:何歳かは忘れたんですけど誕生日プレゼントで64のスマブラを買ってもらったのが最初ですね。
―64のスマブラですか
Shuton:はい。本当はバーチャファイターを頼んでたんですけど、親が間違ってスマブラ買ってきたんですよ。
―当時はスマブラよりもバーチャファイターだったんですね
Shuton:親の会社が小売業でよく店舗に体験台みたいなのがあったんですよ。プレステが置いてあって、体験版できるよみたいな。そこにバーチャファイターがあって、ずっとやってました。結局最初から格闘ゲームのような対戦ゲームに興味があったみたいです。
―格闘系のゲーム以外にもやっていましたか
Shuton:一通り色んなゲームをやってはいたんですよね。スーファミでカービィとかもやってましたし、それでもスマブラに出会ってからはほとんどスマブラしかやっていないんですけどね(笑)
―スマブラと出会ってから他のゲームにハマったことってありますか?
Shuton:ほぼないですね...。ちょっとだけ太鼓の達人にハマってた時はありましたけど。
―太鼓の達人...!予想外のタイトルがきて驚きました
Shuton:なんか地元のゲーセンにすごく上手い人がいて、その人に誘われてちょっとやってましたね。あと、ストリートファイターもウル4までやってましたね。
―RPGはどうでしたか
Shuton:RPG全然やってないですね。ポケモンはちょこちょこやってるのと、ゼノブレイドは1も2も180時間ぐらいやり込みました。たぶん今までで1番やり込んだRPGだと思います。
―RPGをあまりやらない理由ってなにかあるのでしょうか?
Shuton:RPGは長いってのもそうなんですけど、そもそも他のゲームやっててもスマブラやりたくなるんですよね(笑)
―職業病ですね(笑)プロってこともあってなかなか他のゲームに時間が割けないってのもありますよね。むしろプロになって他のゲームやってると怒られるみたいなことってあるんですか?
Shuton:全然怒られることはないですね。何も言わなくてもどうせスマブラやるだろって思われてます(笑)
―64のスマブラを買ってもらってから友達と対戦したと思うんですけど、その時ってどうでしたか
Shuton:負けてなかったですね。幼稚園の時にスマブラDXやってて、その時からずっと勝ってましたね。幼稚園で地元最強みたいな感じでした。
―それは才能的なものだったんですか?それともプレイ時間の差でそもそも圧倒してたとか
Shuton:たぶんプレイしてただけだと思います。幼稚園にいつも朝9時に行くんですよ。ただ幼稚園が家からめちゃくちゃ近くて、ギリギリまでゲームできたんですよね。確か徒歩1分とかだったんで、朝早起きしてスマブラやってご飯食べて幼稚園行くみたいな。
―幼稚園の頃に限らずなんですが、子供の頃ってゲームできる時間を縛られるイメージがあるのですが、そういったことはなかったのでしょうか?
Shuton:親には何も言われなかったですね(笑) 目悪くなるよーとは言われてましたけど、プレイ時間に関してはほとんど言われたことなかったですね。宿題もちゃんとやっていたんで大丈夫でした。さすがに幼稚園の時は夜21時ぐらいまでとは言われてましたけど。
―幼稚園で21時までってやばいですね(笑)
Shuton:やばいんですか?それが普通だったんで、とにかくプレイ時間の差で他を圧倒してました。
強い相手倒すことが「就活」みたいなそんな気分でやってましたね
―1番最初にプレイしたスマブラが64とのことなんですが、その時の印象って覚えてますか?
Shuton:知ってるキャラがマリオとかドンキーとかカービィとかしかいなくて、サムス、リンク、フォックス、ファルコンとかなんも知らなくて、なんだこいつらみたいな感じでしたね。PKファイアーって何!?みたいな(笑)
―プロゲーマーという存在をいつ知りましたか
Shuton:いつですかね...結構幼い頃からウメハラさんは知ってたんですよね。いつってのははっきりは覚えていないんですけど、なんでかウメハラさんは知ってました。
―なるほど。ではプロゲーマーになりたいと思い始めたのはいつ頃ですか?
Shuton:そうですね...スマブラのプレイヤーがプロになりだした頃ですかね。
―スマブラ4Uが出たぐらいですかね
Shuton:はい。それでスマブラでもプロになれるんだみたいな感じでした。そこからどんどんプロが出てきて意識し始めました。
―プロになりたいと思ってから最初どうやって目指していったんですか?
Shuton:当時はプロのなり方みたいなのはわからなかったんで、とりあえず大会で結果だそうみたいな感じでしたね。結果出さないと話にならない世界だと思ってたんで、海外大会出て強い相手倒そうと思ってました。強い相手倒すことが「就活」みたいなそんな気分でやってましたね。
―1番最初のオフラインの大会って、どの大会に出たんですか?
Shuton:1番最初は福岡の大会に出ました。
―結果はどうでしたか?
Shuton:優勝でした。オンラインで元々かなり勝ててたんで、いけるだろ!って思ってました。でもやっぱりオフライン独特の緊張感あってかなり緊張しましたね。
―それって修羅ブラ(※福岡で開催されているスマブラの大会)ですか?
Shuton:そうです!修羅ブラ2ですね。
―いきなり修羅ブラだったんですね。もう少しミニマムな大会だったのかなと思いました
Shuton:でも昔はかなり小さかったですよ、修羅ブラも。始まったばかりの頃は参加者50人いなかったんじゃないですかね。
ウメブラSP5の様子① |
―プロになれるんじゃないかと意識するきっかけになった大会はやはり修羅ブラですか?
Shuton:そうですね...でも1番自信に繋がったのは海外の大会で、ZeRoさんに勝った時ですかね。その前の大会とかでも優勝だったり良い成績は残せていたんですが、その段階だと「なりたいけど足りないんじゃないか」って感じでした。国内で成績残せてても声はかかっていなかったんでまだまだなんだって思ってました。でもいい成績残せてたと言っても、日本ランキング1番良くて5位以内とかでした。
―日本ランキング5位以内って十分すごいですよね...?
Shuton:その時期はそこまでスマブラのプロゲーマーだったりチームが盛んだったわけじゃなかったんで、そのくらいじゃ無理でしたね。
―プロになる前とプロになった後でなにか意識の違いとかって生まれましたか?プレイの内容でも私生活でも何かしら変化があるものなのか気になりました
Shuton:親の目は結構変わった気がしますね。めちゃくちゃ応援してくれるようになりました。モニターに大会の生配信流しながら家族全員で応援するとか今やってるらしいです(笑)
―よく考えたら幼稚園生に21時までゲームやらせてくれる家庭だったら、絶対応援してくれますよね
Shuton:確かに!そうなりますね(笑)
―プレイ的な変化はありますか?
Shuton:プレイ的には...責任というかなんというか、自分だけじゃない感がすごかったですね。プロになってから。
―チームのためにという意識が生まれたんですね
Shuton:そうですね。そういう気持ちもいるよな~みたいな。覚悟というか。とにかくプレッシャーがすごかったです。プロになってから初の試合(EVO2018)とか超緊張しましたよ。
海外だと地方大会でも十分稼げちゃう
―これまで出場した大会で他に印象深かった大会ってありますか?
Shuton:さっき言ったZeRoさんに勝った大会、「West Side Saga」って言うんですけど、それがアメリカのロサンゼルスであった大会で、それがとにかくやばかったですね。結果は3位だったんですけど、結局ZeRoさんが優勝したんですよ。それでMVPかなんかでバックをもらったんでかなり印象深いですね。あと大会モデルのコントローラーももらったりもしましたね。
―アクシデント的な意味で印象深い大会ってありますか?
Shuton:大会の後にパスポート落としたことあって、まじでやばかったです(笑)
―それはやばいですね。どこで気づいたんですか?
Shuton:帰る直前です。日本勢で泊まってるホテルがあって、みんな荷造り終わって、よし帰るぞって言って空港に行く直前だったんですよ。みんなパスポート確認してって言われたから、確認したら俺のだけなくて...!
―会場とかで落としたんですか?
Shuton:いや、なかったです。
―どこにあったんですか?
Shuton:どこにもなかったです(笑)アメリカの日本大使館に行って、帰る用のビザ発行してもらいました。飛行機の時間変えて、滞在も増やして...滞在してる間めっちゃ暇で、大会の主催者の人に「平日大会あるから出ろよ」って言われて出たんですよ。そこでMkLeoに勝ったんですよ。
―平日の大会にMkLeoさんが出場してるんですね
Shuton:出てますね。そこでLeoさんに勝って、300ドルぐらい貰って、滞在費浮くっていう...(笑)
―平日大会で300ドル!!!!
Shuton:でますでます。海外だと地方大会でも十分稼げちゃうんです。日本ではまだ見受けられない感じですけど、なんかバイトみたいなもんですね、大会自体が。アメリカは大会出て勝てば絶対賞金でるんで。だからみんな本気なんですよ。平日大会でも安くても100ドル以上は出るんですよね。
―出場者ってだいたい何人くらいなんですか?
Shuton:地方の平日大会でも100人以上集まったりしますよ。
何が正解かもわからないし、とにかくやりまくれよ!って感じなんですよね
―しゅーとんさんは、なぜピクオリなんですか?
Shuton:原作が大好きで、元々スマブラXから参戦して、それまでスマブラも好きだったんですけど、スマブラXの発売が決定した時に、毎日公式HPが更新されてて、それを毎日チェックしてたんですよね。ピクミンが元々好きでピクミン&オリマー参戦!を見た瞬間「え!俺のメインキャラじゃん!」ってなったのが始まりでしたね!
―そういうのってある程度キャラを使ってみて、自分に合ったキャラを見つけて使うのか、しゅーとんさんみたいに原作愛で使うのかどっちが多いんですか?
Shuton:前者のほうがたぶん多いですね。でも僕の場合は、偶然その時はキャラが強かったんで、好きだし強いし、使うしかない!って感じでした。
―もしピクオリが強くなかったらどうしてましたか?
Shuton:どうすかね...でもスマブラ4の時はあきらかに強キャラではなかったんですけど、ずっと使ってたんでたぶん関係なく使ってたんじゃないすかね。別に最強キャラしか使いたくないとかそんなのはないですね。
―しゅーとんさんの思うピクオリの魅力って何なんですか?
Shuton:今作(スマブラSP)だと火力の高さですね。一発当てた時の。
―他にありますか?
Shuton:他に......ないですね(笑)ほんと火力の高さがアホみたいにトップクラスなんで、そこぐらいですね。他は弱点のほうが多いです。
―そうなんですね。こういう立ち回りをされるときついみたいなのってありますか?
Shuton:そうですね、火力が高いとは言え撃墜自体はそんなに楽じゃないんで、ダメージレースでオリマー側が勝ってても、先に撃墜すればいいだろみたいな考えの人がたまにいるんですけど、そういう人と当たるときついですね。オリマー軽いし、復帰とかも弱いし、結構弱点多いんで防御面に関して。ゴリ押せば勝てるだろみたいなのはきついですね。
―それは完全にピクオリ対策ですね。やられる人多いですか?
Shuton:最近多いですね。バレてきたというか(笑)
―対策もされて弱点も多くて、それでもピクオリを使い続ける理由は何かあるんでしょうか?
Shuton:だって、面白いじゃないですか。昔から世間の強さ評価みたいなものは気にしたことなくて。自分が使いたいから使う、面白いから使う。
―なるほど。ちなみにピクオリを使いこなすまでどのくらい練習しましたか?
Shuton:スマブラXからずっとオリマー使ってて、スマブラXが発売されたのが小学5年生だからそれからずっと使ってますね。
―初めてピクオリを使った時どうでした?手こずりましたか?
Shuton:さすがに無理でしたね。なんだこれ、みたいな。スマブラXはピクミンが6匹いて引っこ抜く順番ランダムで、まじで難しかったんすよ。
―使いこなすまでのコツはありますか
Shuton:反復練習というかひたすら試合こなしてって感じですね。コツとかないんすもん、スマブラ(笑)コツ教えて下さいってよく聞かれるんですけど、コツを答えるのが1番きついんですよ。そもそも何が正解かもわからないし、とにかくやりまくれよ!って感じなんですよ。
スマブラの練習しよう!みたいな感じでやったことがほとんどないです
―だいたい1日どんだけプレイしてるんですか
Shuton:時間が空いてたらとにかくやってましたね。特に1日これだけやるみたいなのは決めてなかったですね。
―プロになってからプレイするサイクルって変わりました?
Shuton:そんな特に変わってないんですよ。いつも通りって感じですね(笑)
―天才なのかな?!でもさすがに試合直前となると仮想敵作ってやりますよね?みんなで集まったりして
Shuton:一応やりますけど、よく麻雀やってますね、みんなで(笑)
―なるほど(笑)じゃあそこまでガチガチにあれやるこれやるって決めてやるわけじゃないんですね
Shuton:そうですね。でも人によると思います。シェアハウスでがっつり対策やる人もいますし、海外に行って海外勢と対戦して力つけたりとか。
負け試合は純粋に見たくないんですよね。...むかつくんで(笑)
―キャラ対策みたいなのってやらないんですか?研究的な
Shuton:ほっとんどやらないですね。
―実際にプロの選手と練習みたいなものはやるんですか?
Shuton:やりますけど、ただ練習試合というかフリー対戦やって、終わりみたいな。
―そんなやんないんですね
Shuton:そうですね。何回かやってすぐ終わります。
―仲のいい選手って誰がいるんですか?
Shuton:仲いいのはザクレイ選手とかKEN選手とかですかね。有名プレイヤーの家によく集まるんですよ、上位プレイヤーが。そこで麻雀やったりスマブラやったりしてますね(笑)
―何人ぐらい来るんですか?
Shuton:7~8人は来ますね。しかもみんな何かしらの大会で優勝経験がある選手なんで、遊びでスマブラやってても強すぎて勝手に練習になるんですよね。
―例えば「しゅーとん対策したいからしゅーとん手伝って」みたいなことってあるんですか?
Shuton:それはないですけど、もし言われたら断りますね(笑)海外にピクオリ使いがいて、そいつの対策がしたいから手伝ってみたいなことはありますね。
―そんなスパークリングパートナーみたいなのがあるんですね
Shuton:ありますあります。
―しゅーとんさんがお願いすることはあるんですか?
Shuton:僕はやんないですね。
―そうなんですね。試合で負けた時にその相手のキャラの対策するみたいなのはしないんですか?
Shuton:別にやらないですね。相手が常にいるわけじゃないんで、気が向いたときでいいやって感じですね。動画は見返しますけどね。というか、動画を見るぐらいしかないですね。それであとはとにかくプレイします。
―やはり負けた試合の動画は見返すんですね
Shuton:はい。でも圧倒的に勝ち試合の動画をよく見ます。どうやって勝ったかを見ることのほうが多いです。勝ち方のパターンがわかれば1番勝ちに繋がると思ってます。
―負け方を減らすのではなく、勝ち方なんですね
Shuton:そうですね。負け方に関してしょうがない負け方ばっかりするんで、どうしようもないかなって思ってて...
―しょうがない負け方というのは?
Shuton:オリマーは復帰が弱くて、どうしようもない場面が結構あるんですよ。それで負けるとかは普通にあるんでそれよりも有利状況をずっと維持して勝った試合のほうがいいかなって思って勝った試合ばっかり見てます。あとは、負け試合は純粋に見たくないんですよね。...むかつくんで(笑)なんか下手な自分を見るのが嫌なんですよね。ミスが重なってどうしようもない状況を自分で作ってることも全然あるんで、そういうのはあんまり見ないようにしてます。
ザクレイは天才ってよりも努力家なんですよね
左:Shuton選手、右:GameWith所属のザクレイ選手 |
―実際プロゲーマーとして仕事って何をされてるんですか?
Shuton:公式リーグに出るとか、その関係の撮影とか、そういう感じです。コンスタントにやってるみたいな仕事はそんなにないですね。
―周りのプロ選手を見て羨ましいと感じること、逆に自分ってすごくいいなって思うことはありますか?
Shuton:そうですね...ザクレイ選手とかあばだんご選手の人気がすごすぎて置いていかれてる感はありますね。
―やっぱりそういう気持ちになったりするんですね
Shuton:なりますね...!ただそれは人気ってだけで距離を感じているって話ではなくて、自分自身が尊敬しているって意味も強いです。ザクレイ選手はストーリー性がとにかくすごいし、あばだんご選手はとにかく動き出すのが早いんですよ。YouTubeも1番最初にやりだしたし、とにかく1番最初にやって成果上げるって感じですね。誰もやってないのに自分で最初に成果上げるんですよ。あと、e-Sportsがどうすれば流行るのかを常に考えてるし、いつでもそれに対して答えられるんですよ。
―しゅーとんさんは答えられますか?
Shuton:答えられないですよ!法律変えたらいいんじゃない?って感じです(笑)
―しゅーとんさん的に国内最強は誰だと思います?
Shuton:ザクレイ選手です。
―なぜザクレイさんは強いと思いますか?
Shuton:知識量が半端ないんですよ。なにか聞いたらだいたい返ってくるんですよ、答えが。例えば、マルスの上Bの発生フレームは?って聞いたらすぐ返ってくるんですよ。そういうのほとんど記憶してて、攻撃判定の広さとかも全部把握してるんです。
―しゅーとんさんはそういうの調べたりしないんですか?
Shuton:僕はそういうの見ないですね。どこで見れるかも知らないです。
―そんなのサイトに転がってますよ!(笑)
Shuton:面倒くさいんですよ(笑)
―ってことは、ザクレイさんとはタイプ全然違うんですね
Shuton:全然違います。たぶん真逆ですね。
ウメブラSP5の様子② |
―じゃあ尊敬している選手は誰ですか?
Shuton:それもザクレイ選手とあばだんご選手ですね。先になんでも行動するあばだんご選手と、強さというか何でも調べてすぐ自分で解決するザクレイ選手のストイックさというか。よく「ザクレイは天才」って言われるんですよ。でも1番努力してると思ってて、「ザクレイは天才ってよりも努力家」なんですよね。もちろん褒め言葉として天才って言ってると思うんですけど、いや努力家の方が合ってんな~とは思いますね。
―なるほど。しゅーとんさんはそんなザクレイさんのようにストイックになりたいですか?
Shuton:なりたいんですけど、なれないと思います。すぐ疲れちゃうので(笑)
―わかるようでわからないような、なんかしゅーとんさんらしいというか(笑)
Shuton:いい意味でも悪い意味でもスマブラ始めた頃からなんも変わってないんですよ僕は(笑)
―プロゲーマーとして最終的にどうなりたいんですか?目標的な
Shuton:あんまり具体的に考えていないんですよね、そういうの。大会だったらEVOかGenesis 6が1番世界でもでかい大会だと思ってるんでその2つですかね。優勝したいです。
―しゅーとんさんが思うスマブラの面白さや魅力を教えて下さい
Shuton:そうですね、やっぱ好きなキャラで対戦できるのが1番いいですね。キャラもめちゃくちゃ多いし、ゲームが好きならたいがい好きなキャラが出てるだろうみたいな感じですし、他社でも人気だったらだいたい出てるし、好きなキャラで対戦できるのが1番いいですね。楽しみ方も無限にあると思うんで、ルール変えればいいだけですし。
―ファンの方に向けて一言お願いします
Shuton:いつも応援してくれてありがとうございます。結果が安定しなくなってからも変わらず応援してくれてる事にとても感謝しています!ウメブラSP5では結果も出せて応えられたかなと思います。更に高みを目指して頑張るので、これからも宜しくお願いします!
インタビュー&テキスト:森山ド・ロ
写真提供:だりもこ様(@darimoko)
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