【スマブラSP】プロプレイヤー「しゅーとん」さんが語る世界大会「Frostbite2019」を振り返って
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スマブラSPのFrostbite(フロストバイト)に関してしゅーとんさんにまとめてもらいました。世界大会の雰囲気や海外選手の雰囲気、実際にプレイ上に立った時の感想などを記載しています。大乱闘スマッシュブラザーズSP(スペシャル)のFrostbiteの雰囲気の参考にしてください。
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Genesis6を振り返る | しゅーとんプロインタビュー |
目次
会場の雰囲気
Frostbiteの大会名を意識した雰囲気
ホテルの一部の部屋を使って行われたFrostbite2019。会場内の照明はFrostbiteという大会名をイメージした水色が使われていました。
会場の全ての対戦台にはヘッドフォンが用意されており、非常に対戦環境の良い会場でした。
飲食・物販が充実
対戦可能な会場のすぐ隣のスペースにレストランやフリーウォーターサーバー、物販などが充実しており、一日中過ごせるような環境でした。
レストランにはピザやハンバーガー、チキンなどがありました。物販にはカスタムコントローラーやイラスト、大会ロゴをイメージしたパーカーなどが売られていました。
日本vsアメリカのクルーバトルが熱すぎた
Frostbiteといえば、2017年にも行った日本vsアメリカのクルーバトルです。去年は行われなかったのですが、スマブラSP初のFrostbiteで再びクルーバトルが行われました。
天井の照明で日本の国旗やアメリカの国旗を表現したり、各プレイヤー毎に5秒程度の動画を撮って対戦前に流したりと演出に気合を感じました。
試合の流れ
ルールと試合形式 | |
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2/22(金) |
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2/23(土) |
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2/24(日) |
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使用ファイターを決める
試合を始める際、まずは使用ファイターを決定します。ファイターによって得意なステージや苦手なステージが異なるので、先にファイター選択を行います。
ステージの選択
ステージ選択の流れ | |
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① | 対戦者でじゃんけんを行う |
② | じゃんけんの勝者がステージ1つを拒否 |
③ | じゃんけんの敗者がステージ2つを拒否 |
④ | じゃんけんの勝者が残ったステージから選択 |
対戦後のステージ選択の流れ | |
① | 試合勝利者がステージ2つを拒否 |
② | 試合敗者が残ったステージから選択 |
対戦相手とじゃんけんを行い、勝者が使用可能なステージから1つ拒否します。その後、敗者がステージを2つ拒否します。最後に勝者が残ったステージから戦いたいステージを選択し、試合が始まります。
試合は2本先取、または3本先取となっているので1試合では決着がつきません。1試合目で勝利した選手が使用可能ステージから2つ拒否します。敗者が残ったステージから次に戦うステージを選択し、2試合目に突入します。
プロプレイヤー達の印象
Kameme選手
Frostbite2017で日本チームを勝利へ導いた一人のKameme選手。今回のクルーバトルでも活躍が期待されていました。
抑えるべき場面でしっかりストックを抑える活躍を見せてくれました。シングルスでは25位という結果で幕を閉じました。
Zackray選手
Genesis6で大活躍だったZackray選手は2017年のクルーバトルには参戦していませんでした。今回が初のクルーバトルでしたが、なんとZackray選手を残したまま日本チームが勝利してしまいました。
Lea選手
国内でもトップクラスの戦績を残すゲッコウガの使いのLea選手。Genesis6で準優勝だったVoiD選手をなんと3-0で下しています。勝者側でCosmos選手、敗者側でMVD選手に惜しくも敗れ、シングルスでは9位で幕を閉じました。
海外プロプレイヤーで気になった人
Tweek選手
ウルフ、ワリオを主に使用し挑んだ今回の大会は、Genesis6優勝者のMkLeo選手を圧倒し優勝する形となりました。
なんとMarss選手と組み、ダブルスも優勝しています。シングルスとダブルスで2冠を達成しました。クルーバトルでも5ストックを削る大活躍です。
Myran選手
スマブラforからのピクミン&オリマー使い。前作ではヌンチャクを使用していましたが、今作ではPROコントローラーに変更していました。
Light選手やLarry Lurr選手などの強豪を倒し3位入賞を果たしました。私はMyran選手に勝利側、敗者側共に敗北してしまいました。悔しいです。
Cosmos選手
Genesis6でもインクリングのみを使用してTop8に入賞していましたが、Frostbite2019でもTop8入りを果たしています。インクリングの可能性を感じる素晴らしいプレイを見せてくれました。
Winners quarterでは日本のLea選手と激突し、3-2で勝利しています。今大会優勝者のTweek選手もあと一歩のところまで追いつめていました。
実際に競技をする時に気をつけていること
イヤフォンやヘッドフォンで集中する
会場には多くの人で溢れかえっています。中には自分の好きな選手を応援する人も多くいるため、とても静かとは言えません。
試合に集中するためにイヤフォンやヘッドフォンを用意する選手は少なくありません。自分がプレイする場合は必ずイヤフォンやヘッドフォンを使うようにしています。
椅子の高さを合わせる
自分は前のめりになって画面に集中するタイプなので、椅子の高さが気になってしまいます。椅子が高すぎると前のめりになる姿勢が取りづらいのでよく確認しています。
エナジードリンクを飲む
試合前にはよくレッドブルを飲んでいます。日本国内の試合でもいつもレッドブルを飲むようにしています。
レッドブルを飲むことが勝ちに繋がっているとは思っていませんが、なんとなく落ち着かないので、いつも同じような事をするようにしています。
プレイ以外では何をしていたのか?
日本人選手の応援・観戦
クルーバトルメンバーが10人、その他2人の日本人がFrostbiteに参戦しました。1日目にダブルスのみ、2日目以降シングルスのみというスケジュールだったので、他の選手のシングルスの様子を観戦しやすかったです。
写真撮影やサイン
何人かの現地の選手に写真やサインを求められました。日本人選手は珍しいのか、海外遠征に行くとよくお願いされます。
今回はTop8に残れたので、いつもより多く写真やサインを求められました。
ホテルの部屋でYouTubeLive配信
クルーバトルに勝利した後、ホテルの部屋に集まってLive配信を行いました。クルーバトルの時チームメンバー間でどのような会話があったのか、試合に関してどのような事を思ったのかなどを語りました。
大会を終えて
自分の結果について
今回、私しゅーとんはシングルス4位という結果を残すことができました。完全に結果に満足している訳ではないのですが、Genesis6でTop8に入れなかった悔しい思いはせずに済んでほっとしています。
また、クルーバトルでも9ストック削りとかなりの活躍ができたと思っています。自分の自信に繋がる良い大会でした。
会場の環境について
全対戦台にヘッドフォンが用意されていたり、ダブルスで使われるモニターが2台ずつだったりと非常に設備の良い大会でした。今まで行った大会の中で一番設備が整っていて驚きました。
大会会場の雰囲気やレストランなどの施設も良く、不自由のない環境でプレイできたのでとても楽しめました。
Frostbite2019について
Frostbiteならではのクルーバトルはとても盛り上がり、非常に楽しかったです。2017年のクルーバトルよりも相手チームが圧倒的に強くなっていたのですが、今回も日本チームが勝つことができて本当に良かったです。
また行きたいと思える素晴らしい大会でした。大会を運営しながら日本人のサポートをしてくれたVayseth氏には本当に感謝しています。
執筆協力:プロプレイヤー「Shuton」
Shuton
Twitter:@syu_tolimar
紹介文 |
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プロゲーミングチーム「SunSister」スマブラ部門所属のShuton(しゅーとん)です! 日本ランキング5位、世界ランキング26位のプレイヤーで、 世界最強のピクミン&オリマー使いと言われています。 |
スマブラSPでの大会結果 |
12月16日:ウメブラSP【優勝】 2月3日:Genesis6【ベスト16】 2020年1月26日:EVOJapan【優勝】 |
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