【ポケモンSV】受けループ構築とおすすめポケモン｜対策まとめ

ポケモンSV(スカーレットバイオレット)の受けループの構築記事です。受けループの基本的な戦術の解説はもちろん、おすすめポケモンや対策方法、構築例についても記載しています。

受けループとは

受けることに特化した構築

受けループおすすめポケモン一例
エアームド	グライオン	ヘイラッシャ	クレベース
ドヒドイデ	キョジオーン	ラッキー	ハピナス

受けループは、受けることに特化したサイクル構築を指します。戦術としては、対面したポケモンに対して有利なポケモンを後出しして、回復を繰り返していき、定数ダメージを軸にじわじわ相手を削っていきます。

無対策だと、1体も突破できずに時間切れ(TOD)、特定のポケモンが突破できずに詰んでしまう状況に陥ることがあるため、数こそは少ないものの必ず意識しておきたい構築です。

アタッカーはパーティ1,2体

受けループと相性が良いアタッカー
サーフゴー	カイリュー	キノガッサ	イーユイ

現在の受けループは、1～2体はアタッカーを編成し、残りはドヒドイデやラッキーなどの即時回復ができるポケモンを編成した構築も存在します。

受けポケモン2体で相手を詰めていき、相手が疲弊したところにアタッカーを着地させ、全抜きを狙う構成が基本です。尚、6体全てが回復技持ちのパーティは、純正受けループと言われることがあります。

運は下振れしやすい

受けループの明確な弱点は、運要素が基本的に下振れしてしまう点にあります。相手の攻撃を何度も受けるため、急所や技の追加効果が発動して受けられなくなるなどの、運要素に悩まされやすいです。

従って、急所や技の追加効果を受けても問題ない体力を常に確保するなどの、運による負け筋もある程度ケアしないと、勝率が伸び悩んでしまう難しい構築と言えます。

受けループの対策と弱点

受けループの主な対策方法です。受けループは、3つ以上の技を使って受けるのが基本であるため、挑発やアンコール、トリックなどで技を縛られるのがかなり苦手です。

また、剣の舞などの積み技、アシッドボムやルミナコリジョンなどの攻撃しながら防御性能を落とせる技、一撃必殺技も採用しておくと有利に立ち回りやすくなります。

ちょうはつやアンコールで技を制限

ちょうはつおすすめ		アンコールおすすめ
オーロンゲ	コノヨザル	テツノツツミ	カイリュー

受けループの対策として、挑発やアンコールの技を縛る動きは対策として非常に有効です。受けループのポケモンは、回復技・積み技・攻撃技1～2で構成されてる場合が多く、技を縛れるとほぼ機能停止します。

ただし、技を縛ったところで高耐久であることは代わりありません。ちょうはつやアンコールで縛った後に積み技やみがわりを使って、有利な状況を作れないとそこまで意味がない点には注意が必要です。

• ▶ちょうはつの技マシンの入手方法はこちら
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トリックでこだわりアイテムを押し付ける

トリックおすすめ
ロトム	マスカーニャ	ミミッキュ	サーフゴー

受けループの対策として、トリックでアイテムを押し付ける動きも有力です。相手の耐久補強アイテムを奪いつつ相手に技を縛らせるスカーフなどを渡せるので、決まれば一気に有利になります。

ただし、ハピナスやキョジオーンは、トリック対策のなげつけるを覚えている場合があるため、必ずしも有利な状況になるとは限らない点には注意が必要です。

トリックの技マシンの入手方法はこちら

積み技を使う

つるぎのまいおすすめ		わるだくみおすすめ
ドドゲザン	ガブリアス	サーフゴー	ボルトロス

受けループの対策として、つるぎのまいやわるだくみなどの積み技も優秀です。相手は交代で1ターンの隙を与えてくれるため、相手の交代を読んで積めれば、受けが成立しなくなり相手のサイクルを一気に崩せます。

ただし、受けループ側も積み技の対策は必ずしています。クリアスモッグやくろいきり、特性「てんねん」などで対処してくるので、相手の選出メンバーが割れるまでは積み技は見せないようにしましょう。

• ▶つるぎのまいの技マシンの入手方法はこちら
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受けを崩せるデバフ技

アシッドボムおすすめ		ルミコリ	コショック
テツノドクガ	ハラバリー	クエスパトラ	ハバタクカミ

受けループの対策には、アシッドボムやルミナコリジョンなどデバフ技も有効です。どちらも特防を2段階下げる技で、てんねんも関係ないため、ハピナス級の特殊受けですら簡単に崩せます。

また、デバフ技ではないですが「サイコショック」も対策として有効です。サイコショックは、自分の特攻で相手の防御を参照してダメージを計算するため、ハピナスやドオーなどに大ダメージを与えられます。

• ▶アシッドボムの技マシンの入手方法はこちら
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一撃必殺技で相手のサイクルを崩す

おすすめの一撃必殺技持ち
パオジアン	ヘイラッシャ	キョジオーン	ドドゲザン

受けループの対策としては、じわれやぜったいれいどなどの一撃必殺技も優秀です。特に、こおりタイプ以外には通るぜったいれいどは、相手が身代わりを持っていない限り、かなり不利な択を強いれます。

ただし、一撃必殺技はそれぞれ無効タイプはあるのはもちろん、そもそも命中率が30%と安定しない技ではあるため、過信は禁物です。

テラスタルでゴリ押しを狙う

テラスタルのゴリ押しが通しやすいポケモン
ガチグマ	ガブリアス	ウーラオス	ハバタクカミ

受けループの対策として、テラスタルも有効です。相性変化のテラスタルはもちろん、メガネやハチマキを持っている個体であれば元タイプ強化をするテラスタルでゴリ押しが通る場面があります。

ただし、受けループ側にもテラスタルはあります。相手の交代の癖や動きがある程度分かってテラスタルが確実に通る場面、剣の舞やデバフ技が通ったときのダメ押しなどのタイミングで、テラスタルは切りましょう。

釣り交換や交代読み交換を狙う

1ターン目	行動	2ターン目	行動	3ターン目
ガブリアス	交代	サーフゴー	交代	ガブリアス
アーマーガア	鉄壁	アーマーガア	交代	ハピナス

受けループの対策として、釣り交換や交代読み交換を狙うのもありです。相手の交代のタイミングなどが分かれば、交代読み交代が決まるので、決まれば一気に崩せるチャンスに繋がります。

ただし、積み技や一撃必殺技持ちなど、不利なポケモンに対しても突破が期待できるポケモンでないと、交代されて流されてしまうので、選出するポケモンに注意が必要です。

釣り交換とは

釣り交換は、相手の交代を意図的に誘う行動です。多少不利な状況でサーフゴーを敢えてくり出して相手の特殊受けを誘い、交換のタイミングでこちらは剣の舞を持つガブリアスを交代するようなイメージです。

受けループおすすめ構築

受けループ構築例
ドヒドイデ	ラッキー	ヘイラッシャ
クレベース	エアームド	グライオン

受けループの構築例です。基本はドヒドイデで毒を撒いてラッキー+ヘイラッシャorクレベースで受け回します。ガチグマや毒ディンルーなどのポケモンがいた場合は、エアームドやグライオンなどで対応しましょう。

受けループの育成例

ポケモン	特性/性格/持ち物/テラスタル/技
ドヒドイデ	【特性】再生力【性格】わんぱく 【もちもの】メンタルハーブ 【テラスタル】くさ じこさいせい/どくどく どくびし/アクアブレイク
ラッキー	【特性】自然回復【性格】おだやか 【もちもの】しんかのきせき 【テラスタル】あく タマゴうみ/ちきゅうなげ めいそう/ステルスロック
ヘイラッシャ	【特性】てんねん【性格】ずぶとい 【もちもの】たべのこし 【テラスタル】フェアリー ねむる/じわれ まもる/みがわり
クレベース	【特性】がんじょう【性格】わんぱく 【もちもの】あつぞこブーツ 【テラスタル】かくとう じこさいせい/ゆきなだれ ボディプレス/てっぺき
エアームド	【特性】がんじょう【性格】わんぱく 【もちもの】ゴツゴツメット 【テラスタル】ドラゴン はねやすめ/ステルスロック てっぺき/ボディプレス
グライオン	【特性】ポイズンヒール【性格】ようき 【もちもの】どくどくだま 【テラスタル】みず まもる/みがわり じしん/どくどく

レンタルで試してみることをおすすめ

受けループは、強そうだからといって、いきなり自力構築することはおすすめしにくいです。立ち回りが難しく、せっかく作っても活かせないこともあるため、まずはレンタルパで使用感を確かめましょう。

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