【FFBE】FF9のミニゲーム
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で現在開催中のFF9イベントにちなんで、FF9の作中で遊べるミニゲームについてです。ナンバリング作品中トップクラスのミニゲーム数を誇る作品なので、冒険の手を止めて熱中した方は多いのではないでしょうか。
ミニゲーム紹介回
RPG作品においては大なり小なり寄り道要素など、本編に関係のないイベントがあります。しかしそのイベントを発生させることで本編攻略において役に立つ情報やアイテムを貰えることがあるため作品によっては本編以上に熱中することがあるでしょう。
FFシリーズにおいてはトリプルトライアドやブリッツボール、ゴールドソーサーなど冒険を手を休めて遊べるミニゲームが豊富に用意されています。FF9はそんなミニゲームの数がナンバリング中トップクラスに多く、非常に遊び応えのある作品だと言えます。
今回はそんな作中ミニゲームについてです。プレイヤーによってミニゲームと呼べるかどうか分からないものも多いので、特に目立つものをいくつか紹介します。
①クアッドミスト
クアッドミストはFF9のカードゲームです。カードには上下左右に斜めを含めた8種類の矢印が描かれており、相手のカードに矢印をぶつけることで相手のカードを自分のものにできます。
カードは使い込む程にレベルが上がっていくという仕様になっており、恐らく紙に絵が描かれた一般的なカードとは異なるもののようです。
FF8のカードゲームは本編のゲームバランスに直接影響することもあって大人気でしたが、FF9のカードゲームは……
問題点①情報が足りない
相手の矢印がないところにこちらの矢印をぶつけることでカードを取れます。しかしお互いの矢印がぶつかると、カードごとに設定されたステータスに応じた戦闘が始まります。
ステータスは2桁目のみがカードに表示されています。例えばカードに3と表記されている場合、ステータスは31かもしれないし37かもしれません。こんな不確かな情報で相手に勝負を持ち込めと言うのか。
またどれだけステータスが高かろうと運要素で負けることがあり、長い時間をかけて鍛え上げたカードがあっさり負けることも。FF8風に言うなら「9」でも「2」に負けることがある感じです。
問題点②作中の必須イベント
FF9では中盤にカードゲームの大会があり、優勝しないと話が進みません。FF8のカードゲームはやりたくなければスルーできますし、FF10のブリッツボールは負けても話が進みます。しかしFF9は強制イベントです。
集めたカードをアイテムに交換できるわけでもなく、単純にコレクション要素でしかないためカード大会まで真面目にカードを遊んでこなかったプレイヤーは多いはず。それなのに強制試合とは……。しかも決勝戦の相手結構強いし。
決勝戦の後、次のセーブポイントまで長いのも問題点です。
②なわとび
なわとびはアレクサンドリアの街でビビかエーコが遊ぶことのできるミニゲームです。その名の通り、子供が回してくれる縄を◯ボタンで飛ぶだけの簡単なゲーム。
と言うのは大嘘。少しずつ縄の回転速後やリズムが変わる中、ノーミスで1,000回達成しないといけないため高いプレイ制度と精神力を問われます。個人的には雷平原200回避けと並ぶ高難度ミニゲームです。
900回で失敗したらまた0からのスタート。プレイヤーも疲れますが、縄を回す子供や1,000回飛ぶビビも大変だこれは。
③かけっこ
かけっこはディスク3でビビが遊べるミニゲームです。◯ボタンと□ボタンを交互に押してカバオ君に勝ちましょう。◯と□のボタンが配置ではどうやっても遊びにくいのでコンフィングでボタン配置を替えておくと遊びやすいですね。
かけっこに勝つ度にカバオ君のレベルが少しずつ上昇していき、レベル80の状態に勝つとレアアイテムが貰えます。1秒以上差を付けて勝利するとレベルがグッと上がるので時間短縮のチャンスです。
媒体によっては連射機を使って遊ぶとカバオ君のレベルが上がらないというイカサマ防止策が仕込まれています。しかし全うに付き合っていてはラストダンジョンに12時間以内に行くのが難しい、やり込み泣かせのゲームです。
④狩猟祭
狩猟祭はディスク1でジタン、ビビ、フライヤ(とクイナとラニ)が参加するお祭りです。リンドブルムの街中に弱いモンスターが放たれるので、倒すことでポイントを稼ぎます。
プレイヤーの行動によって優勝者が代わり、特定手順を踏まない限り基本的にフライヤが勝ちます。
ジタン優勝の恩恵が……
ジタンが優勝すると5,000ギル。ビビが優勝すると劇場艇のカード、フライヤが優勝するとさんごの指輪が貰えます。
展開的に主人公であるジタンに優勝させたいところですが、貰えるものが5,000ギルと3人の中でもっともしょぼいです。リストを99個買って錬金術を使ったプレイヤーなら腐るほど金を持ってる時期ですし。
ビビのカードも戦闘を楽にするものでもなく、基本的にフライヤ優勝で貰えるさんごの指輪が最も価値があります。雷属性吸収の特性を持つアクセサリーは終盤までお世話になるので。なので慣れたプレイヤーは祭開始直後の戦闘でジタンを自滅させ、ものの数秒で祭を終わらせるでしょう。
⑤チャンバラ
芝居の流れでジタンとブランクが殺陣を繰り広げます。指定されるボタンを高速で入力していくことで芝居が盛り上がり、満足した観客やブラネ女王からアイテムが貰えるというミニゲームです。
全ての観客を満足させるとムーンストーンが手に入ります。作中で最大4個しか手に入らないため、やり込む上では序盤から何度もチャンバラを繰り返すことになるでしょう。最近のバージョンはトロフィー条件に「ムーンストーン全部入手」が入っているため、難易度が落ちていると聞きました。
観客を満足させるには極めてシビアなタイミングでコマンド入力を完成させなければいけませんが、テンポ良く入力できると結構楽しいです。剣がかち合った時に歓声が湧く演出も面白い。
⑥カエル取り
世界各地にあるク族の沼にクイナを連れて行くと、カエル取りというミニゲームで遊べます。その名の通り沼に生息するカエルに近づいてボタンを押すだけの簡単なゲームです。時間制限なども特にありません。
捕獲したカエル数に応じたアイテムが貰える上に、クイナの青魔法「カエルおとし」の威力を上げることもできるので定期的に遊んでおきましょう。
効率良く捕獲するコツは、あえてカエルを取りきらないこと。カエルをある程度残しておくと繁殖速度が上がりまたすぐに遊べるように復活します。細かい仕様だ……。
⑦ここほれ! チョコボ
FF9最大規模のミニゲームです。手に入るアイテムの貴重さはもちろんのこと、このミニゲームを遊ぶことが裏ボスと戦うための手段になるので。
基本ルールはチョコボを利用したダウジングです。チョコボの鳴き声を聴きながら、地面のどこかに埋まっているアイテムを探します。制限時間は1分ですが、プレイヤーの経験や勘により時間の短さに反していくつものアイテムを入手できます。
最終的にはラグナロクなどレアすぎるアイテムも手に入るので、序盤から積極的に挑んでおきたいゲームです。
掘る場所の判定は?
チョコボが「クェェッ!!?」と鳴いたらアイテムの埋まっている場所はすぐそこ! 細かく位置を替えながら掘りましょう。
さてここで1つ大きな罠があり、掘る判定はチョコボのクチバシではなくチョコボの立ち位置に依存しています。つまり同じ場所に突っ立って前後左右を掘っていても「クェェッ!!?」から変わることはありません。気付くかそんなの!
⑧オークション
オークションはランダムで提示される商品に値段を付けて競り落とすミニゲームです。FF6の時は金額がほぼ固定でしたが、FF9では競りの展開によって値段が大きく変動するためゲーム性が増しています。
上手くいけば競り落としたアイテムをそのまま売却するだけで差額を儲けることができます。赤いマントの貴族がすぐ金額を釣り上げるので、こいつが大人しくしてるまでリセットを繰り返したプレイヤーもいるかもしれません。
プレイヤー以外に競売参加者は皆トレノに住む貴族達。あんた達はなんでネズミのしっぽやダークマターが欲しいんだ。
⑨ブラックジャック
エンディングが終了してTHE ENDが表示された後に「R2,L1,R2,R2,↑,×,→,〇,↓,△,L2,R1,R2,L1,□,□」と入力するとブラックジャックで遊べます。
エンディング後という仕様から分かる通り、ゲーム本編に何らかのメリットを及ぼすものでなければブラックジャックの戦績を記録することもできません。しかも遊ぶためにはいちいちエンディングを見なければいけないのでわざわざ遊ぶためにラスボスを倒すかも疑問でしょう。
曰く海外のプログラマーが遊びで作ったものをそのまま入れた、とのこと。遊びの割にはKのカードの絵柄にデブチョコボを用いるなど凝っています。
まとめ
この他◯×クイズや精霊への宝石渡しなど、緊迫する本編の息抜きとなる様々なミニゲームがあります。ステラツィオは……ちいさなメダルのような収集要素なのでミニゲームとは違うか。
規模が大きいだけに、ここほれ! チョコボは本当によく遊びました。チョコボに乗って地面を突っつくというゲームなのに、かっこいいBGMが流れるんですよ。1ゲーム1分強と短いスパンで区切られているのも遊びやすい。
FF7のゴールドソーサーのように、本編中1回しか遊べないミニゲームを改めて遊べる施設があったらより面白かったかもしれません。チャンバラの満足数100人達成したことがないので再挑戦したい。
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