【FFBE】キングダムハーツに登場するFFキャラ達
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)のキングダムハーツコラボに合わせて、キングダムハーツシリーズにおけるFFキャラの紹介です。歴代FF作品に登場するキャラ達は、キングダムハーツシリーズではどのような活躍を見せるのでしょうか。
KHシリーズのFFキャラ
サプライズクリスマスキャラの実装で流れてしまいそうになりましたが、今はキングダムハーツコラボの真っ最中です。今はキングダムハーツ関連の話をしないと。
ガチャにはクラウドが実装されたように、キングダムハーツシリーズでは歴代FFシリーズに登場するキャラがゲスト出演しています。そこで今回は、FFキャラ達がキングダムハーツでどのような活躍をしているのかの紹介です。
仮に来年第2回コラボがあるとすれば、再びFFキャラのキングダムハーツバージョンが実装される可能性は否めませんね。キングダムハーツシリーズのネタバレを含みます。
ティーダ
ティーダはFF10からのゲストキャラです。年齢は17歳から13歳に変更されているものの、中の人や口調などは原作通りに設定されています。
デスティニーアイランドに住んでおり、主人公であるソラやリク達とは友人関係。話しかけるとちゃんばらで戦うことができます(通称模擬バトル。倒すと経験値が手に入る他、バトルのチュートリアル的側面もある)。
右手に剣を持って左半身に構える原作通りの構えで、木刀を武器にした接近戦を得意とします。ちなみにティーダがティーダと呼ばれるのはキングダムハーツが初です。FF10はフルボイスの都合上名前で呼ばれないので。
セルフィ
セルフィはFF8からのゲストキャラです。原作では即死耐性無効即死の必殺技で裏ボスを瞬殺することさえ可能なトリッキーキャラでした。
ティーダやワッカと仲が良く、3人でよく一緒に遊んでいます。キングダムハーツ2ではカイリと同じ制服を着ているシーンが見られたため、同じ中学校に通っているのかもしれません。中学校という概念があるかは不明ですが。
武器は縄跳びで、ヌンチャクのように使うことで中距離戦を得意とします。敵の攻撃を掻い潜って懐に潜り込むチュートリアルですね。ちなみに、中の人はユウナと同じです。ティーダの名前を呼ぶところにロマンがある。
ワッカ
ワッカはティーダと同じくFF10からのゲストキャラです。原作の23歳から15歳に変更されているものの、やはりティーダより年上という立ち位置に。
ブリッツボールとは名言されないものの、セルフィ曰く「ボール遊びに夢中」らしいです。ティーダとは特に仲が良く、原作を意識したキャラ設定の程がうかがえますね。
戦闘ではボールを投げる遠距離戦を得意とします。ボールは避けてもいいのですが、剣で弾き返せば一時的にワッカを混乱させることが可能です。敵の攻撃を利用する戦法のチュートリアルですね。
スコール(レオン)
スコールはFF8からのゲストキャラです。原作の17歳から25歳に上方修正が入っていますが、原作が17歳(高校2年生程度)にしては老け顔すぎたのでこっちの設定の方がしっくり来る不思議。
王様と共に敵勢力と戦っており、世界の危機や現状についてソラやドナルドに教えてくれます。王様はドナルドとグーフィーに「レオンに会え」という指示を残していたことから、彼を信頼していた様子がうかがえます。世界でもトップクラスに有名なキャラとコネがあるなんて、原作初期の壁にでも話してろよ期からは考えられません。
ガンブレードを用いて戦闘に参加することもあり、初登場時はソラの力を試すために戦いを挑んできます。剣を使っての接近戦をするかと思いきや、ファイガを撃ってこちらを怯ませる攻撃も。お前それ原作のオープニングでサイファーにやられたやつだろ。
名前はレオン?
スコール・レオンハートという本名ではあるものの、本人はレオンと名乗っています。ユフィがスコールと呼ぶと怒ります。
レオン呼びされる理由は、王様からの手紙に「スコールに会え」と書かれていてはFF8既プレイ者からは誰が出てくるか丸わかりになってしまうのでレオン表記にしたそうです。
ストーリー上では、故郷がマレフィセントに滅ぼされた際に何もできなかった自分と決別するためにレオンを名乗ったということになっています。仮にFFBEに実装されるならスコール(KH)ではなく、レオンとなるのではないでしょうか。
ユフィ
ユフィはFF7からのゲストキャラです。レオンやエアリスと行動を共にしており、ソラ達のために情報収集などをしてくれています。
キングダムハーツ1ではオリンポスコロシアムというやり込み要素の大会で、敵キャラとして戦うことが可能です。手裏剣を用いたロングレンジでの戦いを得意とし、しかも放って置くとHPを回復してしまうので飛び道具が飛び交う中を近づかなくてはなりません。
キングダムハーツ2では瞬間移動や魔法無効など厄介さに拍車がかかり、強敵の1人として数えられます。ストーリーではエアリス同様戦闘描写が少ないものの、実力は本物です。
エアリス
エアリスもユフィ同様にFF7からのゲストキャラです。原作では古代種という種族の末裔でしたが、キングダムハーツでは普通の人間として描かれています。キングダムハーツでは9年前にクラウドが行方不明になっているため、クラウドのことを気にかけています。
戦闘能力は高くなく、大量の敵が侵攻してきてFFキャラ達が総出で戦う際も戦闘には加わっていません。その代わり、ケアルをかけて回復に回っている様子が描写されていました。キングダムハーツ1では、ケアルガはエアリスから教えてもらいます。
原作ではクラウドよりも歳上でクラウドを率先して引っ張っていくような積極性のある性格でしたが、キングダムハーツシリーズではおしとやかでやや控えめな性格になっていました。
シド
シドもFF7からのゲストです。ショップを経営しており、1人で街を歩き回るソラを一番最初に心配してくれる人物です。
アイテムの売買やグミシップ(あえてFF作品で言うなら飛空艇のようなもの)の改造を行ってくれたりと、実用的なサポートをこなしてくれます。相手が14歳の子供であるためか、原作よりも物腰が柔らかめです。
ディズニーキャラと共演する作品でタバコはよくなかったのか、口に咥えているものが爪楊枝に変更されました。タバコの火でダイナマイトに火をつけるリミット技、渋くてカッコよかったのですが仕方ありません。
セフィロス
セフィロスもFF7からのゲストキャラです。キングダムハーツ1では登場しないものの、追加要素のあるキングムハーツファイナルミックスで追加された裏ボスです。
設定が伝わっていなかったのか、本来左利きであるはずなのに右手で正宗を振るっています。14歳の子供相手に本気を出す必要はないという演出か……。※キングダムハーツ2では左手に正宗装備に変更済。
ソラのHPを1に、MPを0にする「心無い天使」が驚異的な性能を誇ります。初出のケフカを差し置いて「心無い天使」がセフィロスの技だと強く印象づけられたのはキングダムハーツの演出によるものでしょう。
サイファー/風神/雷神
サイファー、風神、雷神はFF8からのゲストキャラです。トワイライトタウンで(自称)風紀委員を名乗っており、早い話がガキ大将です。
スコールとは違って街の子供という立ち位置になっているため、敵勢力との戦いに参加することはありません。スポーツ大会に起因するチュートリアルバトルで戦える程度です。
フウとライという取り巻きを引き連れており、もちろんFF8の風神と雷神がモデルとなっているキャラです。2人とも喋り方に癖があり、ボイスのついたキングダムハーツシリーズでもその一風変わった口調を披露してくれました。
ビビ
ビビはFF9からのゲストキャラです。キングダムハーツ2で登場し、サイファーの取り巻きの1人として扱われています。見た目はFFシリーズの黒魔道士然とした姿ですが、街の子供に過ぎない本作では黒魔法は使えません。
ビビ本人は争いごとが嫌いで臆病な性格なのですが、ダスクと呼ばれる謎の存在がビビのデータを乗っ取り主人公に勝負を仕掛けてきます。作中では2度に渡って主人公に倒される不遇な存在です。ビビは何もしてないんだけどね。
見た目が普通の人間から少しかけ離れた存在であるためか、街の怪奇現象の1つに数えられるなどあまり扱いが良いとは言えません。
セッツァー
セッツァーはFF6からのゲストキャラです。前述のスポーツ大会のチャンピオンであり、決勝戦で戦うことになります。原作では命さえチップに賭ける生粋のギャンブラーであったのに対し、本作では主人公に八百長を仕掛けてくるちょっと情けないキャラに。
元々FF7のルーファウスにやらせるはずだった役どころを、FF7からのゲストが多すぎるという理由でセッツァーに変更。しかしシナリオライターの方がセッツァーのキャラ像を把握していなかったため原作からかけ離れたキャラになってしまったそうです。通称ニセッツァー。
HPが低い上に前口上で隙だらけになるので、決勝戦という割に勝つのはそこまで難しくありません。原作で使った決め台詞は使い方が違う上に最後のセリフは途中でカットされるなど、極めて不遇なキャラになりました。
アーロン
アーロンはFF10からのゲストキャラです。ティーダやワッカのように名前だけの存在ではなく、本当にFF10の冒険を終えた後にキングダムハーツの世界に来たらしく、ハデスの手によって冥界から復活させられました。
ピーターパンやターザンなど、ディズニーキャラをパーティに加えることができるのがキングダムハーツシリーズの特徴でしたが、唯一アーロンだけはFFキャラでありながらパーティに加えることができます。この時ばかりはドナルドかグーフィーには控えに回ってもらいましょう。
年長者であるアーロンは状況判断に長けており、不利な状況に陥ればソラに戦線離脱を促すなど的確な戦況把握でパーティを助けます。ちなみに原作で声の付いていたキャラはキングダムハーツでも同じ方が演じられています。
ティファ
ティファはFF7からのゲストキャラです。いい加減FF7のキャラ多すぎである。衣装を見るに、FF7ACの宣伝を兼ねてあえて増やしていた可能性は否めません。
実はストーリー本編にはほとんど関係がありません。ただ髪の毛がツンツンなある男を探している道中でソラと出会っただけです。何故FF7のキャラ達は他の作品でもFF7のストーリーを展開しているのか。
オリンポスコロシアムで敵として出現する際は、モンクタイプのキャラらしく高速接近しての近接格闘を得意としています。速さと重さを兼ね備えた連続攻撃が厄介な強敵で、魔法防御が高いのを気にせず遠距離戦を挑むのが一つの解法だと言えます。
ユ・リ・パ
ユウナ、リュック、パインと名乗る3匹の妖精です。お宝を手に入れることを目的として活動しており、マレフィセントと手を組んでいます。
しかしドナルドから「レオンの方が凄いお宝を持っている」と唆され、あっさりマレフィセントを裏切ってソラ陣営に加担します。正直どこからツッコめばいいのか分かりません。
普通に人間のキャラで出してほしかったなぁ。
まとめ
ディズニーキャラはディズニーの世界を旅して回るという仕様上大きな改変は決してありませんが、FFキャラは年齢や設定、キャラによっては性格も大きく変えられています。まああんまり原作の設定を意識しすぎて、キングダムハーツの世界でも戦い続けるセフィロスとクラウドも問題ですが。
ソラ+クラウドという実装の仕方を見るに、キングダムハーツコラボ第2弾ではFFキャラが来る可能性があります。本命セフィロス、対抗レオン、大穴ユリパとかで予想しておきましょう。
しかしまぁ、クラウドなどのFFキャラは既にいるわけですから。限られたコラボの機会ならばキングダムハーツのキャラを1人でも欲しかったというのが個人的な感想です。
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