【FFBE】魔列車紹介回
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)でストーリー本編に関わるようになった魔列車の原作紹介回です。魔列車は原作シリーズでどのような施設だったのかについて記載しています。
魔列車紹介回
ストーリー3rdシーズンが開始しました。皆さんはもう3rdストーリーまで進まれたでしょうか。ストーリー3rdシーズンは青魔道士フィーナが魔列車に乗って旅をするシナリオのようで、最終的に機械の体を手に入れるのが目的になりそうです。古いか。
今回はそんな旅の軸となる魔列車についてです。魔列車はFFBEオリジナルの要素ではなく、FF6に初登場を果たしたダンジョンにしてボス。一体魔列車とはどのような存在なのかについて紹介しましょう。
以下FF6のネタバレを含みます。
魔列車とは
魔列車はFF6に登場するダンジョンです。迷いの森に足を踏み入れたマッシュは偶然列車を見つけたため、中に入ってみます。カイエンはドマ鉄道が残っていたのかと考えていましたが、乗り込んだ列車の正体は魔列車。死者の魂を冥界に運ぶ列車でした。
生者であるマッシュとカイエンはこのままでは冥界に連れて行かれると、車掌に魔列車の止め方を聞いて先頭車両に向かいます。道中何故か親切にしてくれる数人の幽霊の協力を得ながら、何とか魔列車を停車させることに成功するのでした。
怒った魔列車の暴走も無事に止まり、マッシュとカイエンは下車を許可されます。そして2人が降りると同時に本物の死者の魂が乗車しました。乗客の中には数時間前に命を落としたカイエンの家族の姿もあり、帝国の非道さを再認識させられたまま魔列車を後にします。
あの世への定期便は大繁盛
列車である以上、時刻表が存在し予定された時間に運行しています。しかし世界では帝国により各地で戦争が起きている始末。そのため車掌も時刻表を書く時間がないらしく、マッシュ達のような生者が乗車できてしまったのもその辺りに理由がありそうです。
世界崩壊前でさえ死者が多すぎると言われていたので、世界崩壊後は……。2,6,10はFFシリーズの中でも特に一般人の犠牲者が多い作品ですから。
マッシュ編の難関ポイント
魔列車攻略はマッシュ編の1つの壁です。攻略情報をしっかり集めていれば4人パーティで攻略できるのですが、初見プレイだとマッシュとカイエンの2人だけで挑むことも多いでしょう。
ケアルが使えるキャラが編成されておらず、全体攻撃に長けたティナやエドガーも不在。回復アイテムは魔列車内で購入できますが、話しかけると戦闘になる幽霊と話しかけると買い物できる幽霊のグラフィックが同じなのがまた厄介です。攻略開始前にポーションを買いだめておきましょう。
幽霊が仲間になる
魔列車の中である幽霊に話しかけると仲間になり、戦線に加わってくれます。戦闘能力はお世辞にも高いとは言い難いものの、弾除けになるので必ず仲間にすべきキャラです。
また「とりつく」という専用コマンド持ちです。戦線から永久離脱する代わりに確実に敵1体を倒せるアビリティで、起死回生の一手として役立ちます。
しかし魔列車からの下車が目的であるマッシュとは異なり、幽霊の目的は冥界に行くこと。先頭車両にたどり着く直前にマッシュ達とは別れます。
幽霊は何者?
マッシュに協力する幽霊。戦力となるので助かると言えば助かりますが……ぶっちゃけ不気味です。見ず知らずのマッシュに何故協力するのか? 生前はリターナーやドマ王国の関係者だったのか?
これはある少年をかばって亡くなったウェイトレスの霊であるそうです。最初からその設定だったのか後年のインタビュー時に唐突に思いついたのかは疑問の残るところですが……あの幽霊が女性だったことが一番の驚きです。
三者三様の食事シーン
キャラ | 食事の仕方 |
---|---|
マッシュ | ・喜んで食べる |
カイエン | ・体に影響がないか不安になりつつ食べる |
シャドウ | ・インターセプターにもご飯をあげる |
幽霊 | ・喜んで食べる |
魔列車は帝国に属しているわけでも、リターナーと敵対しているわけでもありません。そもそも勝手に乗り込んだマッシュ達に非があるわけなので、魔列車そのものは乗客に対する厚いもてなしがあります。
その1つが食堂車です。注文すれば無料で食事を提供してくれます(ゲームに対するメタ的な視点で言うと宿屋の役割)。先頭キャラによって食事の様子が異なるので、ぜひ先頭キャラを替えつつイベントを起こしてみてください。
死者に提供される料理だと警戒するカイエンや、それでも関係ないと豪快に食べるマッシュは2人の性格の違いが顕著に表れていて面白いところ。一方、シャドウはちゃんと愛犬のインターセプターにもご飯を食べさせてあげるなど、非情な暗殺者でありながら優しさを持っている様子がうかがえます。
幽霊は死者向けの食事だからか思いがけないテンションでリアクションを取ります。限定参戦のキャラにも関わらずグラフィックパターンが豊富。
ボス:魔列車戦
車掌から教えてもらった方法で魔列車を止めると、魔列車が怒りボス戦に突入します。前述の通りケアルを使えるキャラがいないので、正攻法で戦うと苦戦は必至です。
状態異常対策が甘い序盤にも関わらず、混乱・暗闇・カッパ化・死の宣告・毒・スリップ・バーサク・スロウを付与する「魔界の汽笛」を使用します。運が悪いと一瞬で戦線が崩壊しかねない強敵なので、必ず第1車両でセーブしてから挑みましょう。幸いHPは低めなので短期決戦向きです。
と言うのは建前。実はアンデッドなので聖水やフェニックスの尾を使えば瞬殺できます。正攻法で戦えば強敵だが特定の方法で簡単に勝てるというのはSFC時代のFFらしいですね。
6両編成の列車なのだが……
魔列車は11両編成の大型列車です。11両目から乗車し、先頭車両を目指して進みます。8両目で大量の幽霊に囲まれてしまい、7両目以下の車両を切り離すため最終的には6両編成車です。
マッシュのメテオストライクで投げられるモンスターの中では、恐らく最大重量と思われます。マッシュの腕力は列車6両分。小ネタとして覚えておきましょう。
メテオストライクで魔列車をぶん投げると列車が180度真逆になるわけですが、協力してくれたあの幽霊が頭を打っていないか心配です。
まとめ
魔列車は結構印象に残るダンジョン、ボスだと思います。特徴的なBGMとホラー要素の強い展開、回復手段に乏しいメンバーでの攻略など。FF6を遊ぶ度にレテ川クリア後はマッシュルートを後回しにしがちです。マッシュルートだけ山場多くて長いですよね……。
FF6では敵対するものの、あくまで死者を送る仕事を全うしている仕事人。しかしリメイク版FF1では町中の住民をゾンビ化して苦しめるという鬼畜の所業を見せます。再登場の出番を貰えたら株が下がったかわいそうなキャラです。
死者の魂を冥界へ運ぶ列車。なぜそんな物騒な魔列車がフィーナの旅の足に選ばれたのか。ストーリー3rdシーズンの今後の展開を楽しみに待ちましょう。
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