【FFBE】FF1のパーティ編成
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で開催中のFF1イベントに合わせて、FF1のジョブの話です。ジョブごとの組み合わせで何通りものパーティが組めることこそFF1の魅力だと言えます。
FF1のパーティ構築
FF1の魅力を語る時、まず最初に思いつくのがFCゲームの1作目とは思えないパーティ自由度の高さだと私は考えています。パーティ構築は全126通り。パーティによってゲームの難度が劇的に変わるため、極端な言い方ですが126通りの遊び方ができると言えます。
今回はそんなFF1のパーティ構築について紹介します。
ジョブの種類
ジョブ名 | 特徴 |
---|---|
戦士 | ・攻撃力/防御力が高い ・性能の良い装備が揃う ・1人はまず編成しておきたい ・クラスチェンジ後は下位の白魔法を使える |
モンク | ・攻撃力が極めて高い ・装備に金がかかりにくい ・魔法を一切使えない ・耐久力が低め |
シーフ | ・攻撃力が高め ・序盤からヒット数の伸びが良い ・逃走率が高く長期のダンジョン探索に最適 ・クラスチェンジ後は下位の黒魔法を使える |
赤魔術士 | ・物理/黒魔法/白魔法を満遍なくこなせる ・万能にして器用貧乏 ・高位の黒魔法/白魔法は習得できない ・魔法の習得可能レベルが専門職より高め |
白魔術師 | ・性能の良い白魔法を使える ・全体回復は白魔術師の特権 ・耐久用のバフも可能 ・アンデッドに限れば攻撃もできる |
黒魔術師 | ・強力な黒魔法を使える ・全体攻撃でザコの殲滅向き ・味方強化バフでアタッカーを補助 ・耐久力が極めて低い |
画像はそれっぽい方々の代理です。この6種類のジョブの中から4人を選ぶと冒険が始まります。
機種によって性能に違いはありますが、基本的なジョブの特徴が崩れることはありません。例えば、FCでもGBAでもPSPでも黒魔術師が肉弾戦を得意とすることはないでしょう。
パーティ構築のルール
① | 一度決めたジョブをゲーム中で変更することはできない |
② | 同じジョブを複数編成しても構わない |
③ | クラスチェンジはしなくてもよい |
FF3やFF5とは異なり、ゲーム中のジョブチェンジができません。選んだ4人がそのままゲームの難易度に直結します。
中盤でクラスチェンジを経ることで、上位のジョブに成長します。デメリットはほとんどないので、必ずクラスチェンジすべきです。
①王道パーティ
1番目 | 2番目 | 3番目 | 4番目 |
---|---|---|---|
戦士 | モンク or シーフ |
赤魔術士 or 黒魔術師 |
白魔術師 |
最も一般的な編成例です。FF1では上から順に被弾率が高いので、耐久力の高い戦士を先頭に置きます。
その後物理職であるモンクかシーフ、黒魔法が使える赤魔術士か黒魔術師、そして回復ができる白魔術師という編成です。初期設定でも概ねこの編成になっています。
装備やステータスが優秀な戦士、全体回復が可能な白魔術師は基本的にどの機種でも採用すべきです。もし今からFF1を始めたいという方がいる場合におすすめするなら、この構築です。
②物理特化パーティ
1番目 | 2番目 | 3番目 | 4番目 |
---|---|---|---|
戦士 | シーフ | モンク | 赤魔術士 |
物理攻撃力の高い上位3職での編成例です。通常のエンカウントではMPを消費することなく、全員がダメージソースとして活躍します。
赤魔術士は白魔法を中心に習得し、ボス戦では回復に専念しましょう。クラスチェンジ後はシーフが黒魔法を使えるので、ヘイストとストライでバフ役になれます。
③魔法特化パーティ
1番目 | 2番目 | 3番目 | 4番目 |
---|---|---|---|
戦士 | 赤魔術士 | 白魔術師 | 黒魔術師 |
魔法職を全員編成した構築です。白魔術師と黒魔術師がいれば、FF1に存在する魔法は一通り習得できます。赤魔術士では高位魔法が使えないので。
MPを消費しない通常攻撃の火力が低めなのが難点ですが、ボス戦では赤+白で回復役が2人いるため安定感が段違いです。ザコ敵は最大9体出現することがあるものの、黒魔術師の範囲攻撃で一掃しましょう。
④慎重派パーティ
1番目 | 2番目 | 3番目 | 4番目 |
---|---|---|---|
戦士 | 戦士 | 赤魔術士 | 白魔術師 |
回復ができる2職に加えて、性能の良い戦士を2枠割きます。戦士は序盤から防御力の高い鎧を装備できるため、他のジョブとは耐久力が段違いです。その戦士を前衛に2人並べることで、安全性を重視したパーティです。
宝箱から入手できる装備の取り合いなどが起きる上に装備を買う金を稼ぐのも大変ですが……。
⑤魔法職縛り
1番目 | 2番目 | 3番目 | 4番目 |
---|---|---|---|
赤魔術士 | 赤魔術士 | 白魔術師 | 黒魔術師 |
戦士を省いた魔法職のみの編成です。白魔法を使えるのが3人もいるので、ダンジョンの途中で回復役のMPがもうない! という事態に陥りにくいかも?
戦士と赤魔術士の耐久力は大きく差があるため、じっくりレベルを上げながら進みましょう。終盤になるとバフの重ねがけで赤魔術士の物理火力も高くなるので、それなら魔法が使える分戦士より優れていると言える……かも?
⑥シーフ統一
1番目 | 2番目 | 3番目 | 4番目 |
---|---|---|---|
シーフ | シーフ | シーフ | シーフ |
統一パーティの中でも特に苦行とされる構築です。序盤の序盤に限ってはサクサク進めますが、長丁場のダンジョンに潜るようになると途端に厳しくなります。ポーションは99個持ってても足りません。
クラスチェンジ後は全員が黒魔法を使えるので、アタッカーの火力を伸ばすバフを1ターンに一気に重ねがけできます。物理職だけあって火力はどうにかなりますが、耐久力と回復能力はどうしたものか。
しかし世間は広い。このパーティでのクリア報告とかも上がっているんですね。WS版まではシーフ統一が、GBA版以降は黒魔術師統一が最も厳しいんじゃないかな。
⑦殺られる前に殺れパ
1番目 | 2番目 | 3番目 | 4番目 |
---|---|---|---|
モンク | モンク | モンク | 赤魔術士 |
装備に金をかけずに火力を出せる構築です。戦闘では敵が動く前にモンク3人がかりで殲滅していき、どうしても倒しにくいスライム系は逃げるか赤魔術士が処理します。
耐久面に乏しく戦闘も単調なので、どちらかと言うと通常プレイよりタイムアタックなど向きでしょう。事故率が高いので本当にタイムが縮まるかは疑問ですが、FC版に限っては割とアリなパーティのようです。
まとめ
物理職が好きな人、魔法職が好きな人、安定クリアを目指したい人、常軌を逸した難易度をクリアしたい人、1作目にして幅広いプレイスタイルを実現し需要を満たせるところがFF1の魅力ですね。
1回クリアしても、ジョブを変えてまたクリアしたくなります。GBA版以降は難易度も低めに作られているので、初見の方でも遊びやすいかと思いますよ。
パーティ編成はプレイヤーの個性が強く出る部分なので、自分の構築以上に他の方がどんな構築でクリアしているのかという話もすごく気になりますね。聖剣伝説3やクロノ・トリガーのパーティ構築なんかは一晩話していられます。何故か私の周りはロボが不人気だった。
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