【FFBE】未プレイ者にも勧めたいFFシリーズBGM
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)でもBGMは大人気。今回はFFシリーズの人気の高いBGMについてです。各作品ごとに人気の高い曲を集めてきたので、ぜひ皆さんも好きなBGMについて語ってください。
BGMについて語ろう
毎月上旬は開催されるナンバリングに合わせたブログを書くために、該当作品を簡単に遊び直しています。
今月はFF3だったのでFC版FF3を最初から遊んでいたのですが、フィールドBGMの悠久の風が大変素晴らしい。前作は悲劇をテーマとしていたため物悲しさを感じさせる曲でしたが、FF3では一転して明るく軽快な、それでいて広大な世界へ旅立つ光の戦士の力強さを感じさせる良い曲なんですねこれが。
シリーズボスバトルで原作ラストバトルの曲が採用されていることもありますし、今回は未プレイの方にもおすすめしたいFFシリーズの名曲集です。以下、FF5,6,7,8,9,10,Tのネタバレを一部含みます。
①FF5 ビッグブリッヂの死闘
1曲目はFF5より「ビッグブリッヂの死闘」。その名の通りビッグブリッジに突入した際に流れる曲で、エクスデス城から離れるために一刻も早く逃げなければいけないという逼迫した状況とアップテンポの曲調が非常に噛み合い場面を盛り上げます。
ビッグブリッジのボスであるギルガメッシュとの関わりが強く、PSP版FF1やFF12などギルガメッシュが登場する別作品でも度々この曲が使用されます。歴代の人気曲のみを集めたCDにも採用されていたり、オーケストラアレンジバージョンも作られたりとFF5の枠を飛び越えた高い人気がうかがえます。
しかしこの曲を作った植松氏は容量の問題でどれか1曲を外すならビッグブリッヂの死闘を外す予定だったと話しており、作曲時点ではここまでの人気になるとは思っていなかったそうです。
②FF5 メインテーマ
ゲームの電源を入れた時、タイトル画面やセーブデータを選ぶ時に流れている曲ですね。これから冒険が始まるぞという気持ちにさせてくれる軽快な曲です。
ゲーム本編では第2世界への旅立ちの時や最終決戦時のイベントなど、バッツ達が強い決意をする際に流れます。戻れる保証もない第2世界に行くことに対し、バッツ達が全く恐れていない心の在りようを示しているかのようです。
セーブデータ選択画面でも流れることから、消滅したセーブ画面でずっとバックで流れていることも記憶に残る原因かもしれません(2敗)。おのれSFC。
③FF8 The Man with the Machine Gun
FF8でラグナ編でのみ聴くことが通常戦闘BGMです。スコール編のBGM「Don't be Afraid」とは対照的に少々テンポが早く、ラグナとスコールの心の有り様を映しているようにも思えます。
スクウェアエニックスの現/元社員で構成されるロックバンド「THE BLACK MAGES」のセカンドアルバムでは、さらにテンポが上がったアレンジバージョンが収録されています。最終決戦のBGM「The Legendary Beast」のフレーズを自然に曲の中に収めており、FF8の戦闘BGMが好きな方には必見……もとい必聴の品でしょう。
ラグナ編限定のBGMなのでスコール編では聴けないのが少々残念でした。もしリメイク版が出たらBGM変更権とかあってもよさそうです。
④FFT Ultema The Nice Body
FFTのラスボス、聖天使アルテマ戦の曲です。最終決戦のBGMで突然ラスボスの腰回りとか褒めだすとは思わなかった。
ゲーム中で特定の条件を満たすとサウンドテストモードに入れるのですが、その時の名称は「アジョラさん大回転」。シリアスさの欠片もない。
ちなみに最終形態の聖大天使アルテマに変化すると曲名も「Ultema The Perfect Body!」と褒めるテンションが上がります。いや、これは完全体と見れば間違っていないか……?
⑤FF6 妖星乱舞
FF6最終決戦のBGMです。これは最近FFBEでも聴いた方が多いでしょう。
全4体のラスボスに合わせて第四楽章まで存在し、1戦目では第一楽章が、2戦目では第二楽章が流れます。パイプオルガンや鐘をふんだんに使った曲調は最終決戦でありながら聖楽のような雰囲気が強く、ラスボスが心無い天使である様を物語っているようです。
ただ第四楽章ではケフカの笑い声が入っているのが大問題。FF6はゲームよりサントラの方が先に発売してしまったので、笑い声からラスボスがケフカだというネタバレになったとかならなかったとか。
FFシリーズの音ゲー、シアトリズムファイナルファンタジーではあまりにも長過ぎるので第四楽章のみ採用されました。
⑥FF9 ローズ・オブ・メイ
ベアトリクスのテーマ曲です。高貴という言葉がピッタリなベアトリクスを象徴するかのような曲で、気高さの中にどこか哀愁を感じさせます。騎士として主に仕える姿と、ブラネに対する疑念を感じさせる名曲ですね。
迷いが晴れた後は曲名が「守るべきもの」に変化し、アレクサンドリア防衛戦の際に流れます。原曲よりもアップテンポになっていて、自分が為すべきことをはっきりと自覚したベアトリクスの精神が感じ取れるでしょう。
アレクサンドリア防衛戦は険悪だったスタイナーとベアトリクスが互いに背中を任せて戦場に走る名シーンであり、互いを守るべきものであると認識する重要な転換点でもあります。最初は命に賭けてもアレクサンドリアを守ると考えていた2人が、相方を守るために自分が倒れてはいけないと考えを改めるところも見逃せません。
⑦FF10 いつか終わる夢
FF10のザナルカンド遺跡で流れる曲です。オープニングの場面とゲーム本編の時系列が一致し、過去回想が終わった後に流れ始めます。
最大の特徴は戦闘に入っても流れ続ける点で、終末に近づく悲壮感や何も解決策を思いついていないティーダの焦燥感、自らの意思で死へ進む召喚士とガード達の切なさを絶妙に表現しています。
ザナルカンドに辿り着けばユウナは究極召喚を得てしまう。究極召喚を喚べばユウナは命を落とす。それを止めることができないまま一歩一歩目的地へ進んで行くシーンで流れるため、初見プレイ時から強く印象に残りました。そしてデカイプリンに足止めされる。
⑧FF13 閃光
FF13の通常戦闘曲です。主人公であるライトニングを意味してもいるのでしょう。その名通り閃光のような激しさと敵と命のやり取りをする緊迫感が合わさった名曲です。
初見プレイ時パルスのファルシのルシがコクーンでパージされる展開でも飽きずにゲームを遊べたのは、戦闘の度に流れる閃光のカッコ良さに惹かれたおかげかもしれません。サビが流れている時に敵をブレイクさせていると本当にテンションが上がります。トライディザスターの見せ所でしょう。
作中でも様々なアレンジがなされている他、FF13-2やライトニングリターンズでも流れます。もうライトニングさんの専用曲でいいと思う。
⑨FF8 Shuffle or Boogie
FF8のカードゲーム、トリプルトライアドで遊ぶ時に流れるテーマです。プレイヤーによってはゲーム本編で一番聴く曲でしょう。
同級生や先輩後輩、果ては養母や友人の母親など誰とでも遊べるカードゲームはある意味FF8の本編と言っても過言ではありません。だってレベル上げするよりカードで遊んだ方がキャラが強くなるし。宇宙に行ってもカードで遊ぶスコールの姿は正に廃人のそれ。
明るい曲かと思いきやどこか一癖ある曲調なので、負ければ手持ちのカードを奪われる緊張感や、相手が何をしてくるか分からない先行きの不安さが感じられます。宇宙ルールのエルオーネ強すぎない?
⑩FF7 片翼の天使
FF7のラストバトルで流れる曲です。FFシリーズのBGMで初めて歌詞が付いた曲であり、時代がSFCからPSへ移行したことを最も端的に示した曲なのではないでしょうか。
開発スタッフよりサンプリングボイス15秒分なら容量が空いていると言われ、15秒分のフレーズを繰り返し使用することで一つの楽曲として完成させたそうです。PSという機種の進化の程も凄まじいですが、思い描く形を実現する開発スタッフや作曲家の方々も相当ですね。
歌っている方々は浜渦正志氏の大学時代の友人や後輩で結成された合唱団で、浜渦正志氏本人も参加しています。
まとめ
語り始めればキリがないのでこの辺りで。皆さんも思い出深い曲や好きなBGMがある場合はぜひコメントください。ナンバリングも15作品続けば、心に刻まれる名曲がいくつも生まれてもおかしくはないでしょう。
人気曲と言えばFF6の「仲間を求めて」も素晴らしい。世界崩壊後は陰鬱なフィールドBGMでしたが、友の翼を手に入れたセリス一行が仲間を集めてケフカを倒そうとする希望を感じさせる名曲ですね。
じゃあなんで今回紹介しなかったのかって? 私が初見の時にファルコンが飛び立った直後にデスゲイズに遭遇して全滅したからあのシーン苦手なんですよ。あるんだねえこういう不運。
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