【FFBE】FF4キャラ紹介
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で実装予定のFF4キャラの原作紹介回です。聖騎士セシルやパロム&ポロムが原作でどのようなキャラだったのかをまとめています。
6月上旬はFF4イベント
昨日は第38回公開生放送でしたね。セレチケをユーザーが持ちすぎたためフェス限定召喚を始めたとのことでしたが……では何故フェス召喚を始めた後にセレチケ付きステップアップ召喚を開催したのか。なかなか矛盾を感じるQ&Aのコーナーでした。
という生放送の感想は置いておいて。明後日よりFF4イベント開始ということで今回はFF4の原作キャラ紹介回です。聖騎士セシルやパロム&ポロムの背景、性能などを確認してみましょう。
以下、FF4のネタバレを含みます。
聖騎士セシル
聖騎士セシルはFF4の主人公です。バロン王国に所属する暗黒騎士で、バロン王国八軍団の一つ飛空艇部隊「赤い翼」隊長を務めています。
ミシディアの民からクリスタルを強奪するなど、暗黒騎士らしい荒々しさが目立つ……かと思えばそんなことはなく、他国からクリスタルを奪うバロン王の命令に異を唱える正義感を持ち合わせています。
結果としてバロン王の怒りに触れたセシルは赤い翼の隊長から降ろされ、カインと共にミストの村へ向かうところからFF4の冒険は始まります。
人物像
キャラ | セシルへの印象 |
---|---|
カイン | 「生真面目」 |
リディア | 「嘘がつけないタイプ」 |
シド(FFⅣ) | 「頑固」 |
ゴルベーザ | 「優しすぎる」 |
パロム | 「お兄様ができたみたい」 |
セシルは国属でありながら納得できない命令に対して異を唱える姿勢からも分かる通り、生真面目で優しい性格です。作中でもカインとシドを除けば一線を引いたような話し方が目立ち、礼儀正しさを持ち合わせてる様子もうかがえます。
中盤では自分の手でクリスタルを奪ったミシディアで長老に対して頭を下げ、結果的に信頼を勝ち取りました。生来の優しさや心に秘めた正義感で、国単位でどんどん仲間を増やしていきます。
背景
孤児だったところをバロン王に拾われ、そのままバロン王国属の騎士として成長します。
その正体は月の民と青き星の民のハーフ。早い話が地球人と宇宙人の混血です。物語終盤で両親が亡くなっていること、半分宇宙人であること、実兄が存在すること、実兄が敵陣営の幹部であることなど怒涛の情報量のラッシュに襲われます。不憫すぎである。
ゲームクリア後は亡きバロン王に代わってバロン王国を治めているようです。
性能
ゲーム開始直後は暗黒騎士として戦闘に参加します。高い攻撃力に加え、自分のHPを消費して敵全体にダメージを与える「あんこく」を使うことで、単体の敵にも複数の敵にも効率的にダメージを与えられます。
物語中盤で暗黒の力では真の邪悪には太刀打ちできないと悟り、試練の山を登りパラディンへとクラスチェンジを果たしました。FF4のストーリーで暗黒騎士を使えるのは序盤の間だけなので、セシル=パラディンのイメージの方が強いでしょう。
パラディンになると暗黒の武具を装備できず、代わりに聖剣を使います。下位の白魔法を唱えられるようになるためフィールド上での回復なら任せられる程です。
FF4の罠
FF4では敵の素早さがセシルの素早さに依存するため、セシルの素早さが上がると敵の行動頻度が増すというFF8もビックリの仕様となっています。つまり、FF4を楽にクリアするならセシルをレベル1のまま進めて素早さを極限まで抑えておいた方が……?
パラディンにクラスチェンジを果たすと暗黒騎士時代に築いた経験値がリセットされるため、初期レベルのままゲームを進めることも可能です。やり込み勢の方には面白い要素でしょう。
ちなみにメンバーチェンジが可能なGBA版やPSP版でも、セシルのみパーティメンバーから外すことはできません。主人公だから当然と言えば当然ですし、そもそもセシルがいないとゼロムス倒せませんからね。
パロム&ポロム
パロム&ポロムは、黒魔道士のパロム(画像右)と白魔道士ポロム(画像左)の魔道士の双子です。今回はペアユニットとして同時参戦を果たしました。
FF4の世界において魔法とは、200年前に存在した偉大な賢者ミンウからの天の声を受けることで修得できるという設定になっています。しかしパロムとポロムは幼いながらもどんどん魔法を修得していくため、その天才性に気付いた両親が魔道士の村ミシディアに2人を預けるのでした。
人物像(パロム)
パロムは双子の黒魔道士の方です。5歳らしいやんちゃで生意気な性格をしており、セシルの試練の山登頂に協力することになった時も不満そうでした。
何かある度に不満を漏らしますし、自分が活躍すれば褒めてほしいという気持ちを隠しません。良くも悪くも直情的で素直性格をしています。そんなパロムにポロムも手を焼いているようです。
小説版ではミシディアを襲ったセシルに強い憎しみを抱いており、隙あらば丸コゲにしてやると虎視眈々に背後を狙っていました。
人物像(ポロム)
ポロムは双子の白魔道士の方です。5歳にしては幼リディアより聞き分けが良くエッジよりしっかりしておりギルバートよりもたくましい性格です。
素行が悪いパロムのお目付け役であり、何かある度にパロムを叱りつけています。最初は長老の命令でセシルを監視する目的でパーティに加入しましたが、共に旅を続けていくうちにセシルを兄のように慕うようになり、最後の名シーンに繋がります。
小説版ではミシディアを襲ったセシルに思うところはあるものの、憎しみの連鎖を断ち切るためにセシルを信じようと努力する様子が描かれています。5歳という設定若すぎなのではなかろうか。
性能
中盤に期間限定で参戦するキャラですが、短い加入期間ながら圧倒的な戦闘能力でセシルを支えてくれます。
加入直後こそ能力が低いものの、少ない経験値でどんどんレベルが上がりますしすぐに中位魔法を覚えます。魔力や精神の伸びが良いため上位魔法を使えるテラより役に立つ場面も。
GBA版、PSP版では最終メンバーとしてパーティに加えられます。パロムとポロムを同時に編成することで使える専用アビリティもあるので、お好みでリディアやローザと交代させるのもいいでしょう。
最後の別れ
パロムとポロムは試練の山とバロン城攻略の間だけの期間限定参戦キャラです。バロン城攻略後も冒険についてくるつもりでしたが、カイナッツォの最後の執念によりセシル達が迫る壁の部屋に閉じ込められてしまいます。
その時、パロムとポロムが自分の達の体にブレイクをかけて石像と化し、迫り来る壁を食い止めます。自らの強い意思で石となった2人の体は金の針やエスナでも治療することはできず、セシル達を救うために幼い2人の命が失われるのでした。
パロムとポロムはかつてミシディアを襲ったセシルに対し、自分達の命をかけてでも救う価値のある人物だと認識しています。5歳という幼さながら命をかけて道を作るこのシーンはDS版のTVCMなどでも採用されており、FF4を代表する名シーンだと言えるでしょう。
なお
物語終盤、パロムとポロムの石化をミシディアの長老が解除したことが判明します。その石化大賢者テラでも解除できなかったんですけど、テラやっぱり対して強くないんじゃ……。
まあ幼い2人が無事生還したことは手放しで喜ぶべきことでしょう。FF4の続編では成長した2人の姿を見ることもできるので、興味がある方はぜひ続編も遊んでみてください。
シド
シドはFFシリーズではお馴染みのキャラですが、FF4でも飛空艇に関わるポジションで登場します。
FF4の世界で初めて飛空艇を製造した偉大な人物であり、幼少時のセシルを飛空艇によく乗せてあげていました。セシルが飛空艇部隊隊長に就けたのは、ひとえにシドの幼い頃からの教育の賜物かもしれません。
バロンの町で娘とともに住んでおり、どんなに仕事が忙しくても必ず3日に1度は家に帰宅するようにしているとのこと。家庭を大事にしている細かい描写に加え、親子程歳の離れたセシルやローザと気さくに話す様子から大変な人の良さがうかがえます。
人物像
バロン王の異変に気付いてはいましたが、王やバロン兵について悪く言う住民達と日々揉めていました。正体がカイナッツォだと判明するその瞬間まで王のことを信じ、尽くしていたようです。
テラと同時期にパーティに参戦するのですが、どっちがよりジジイかということで言い合いをします。大賢者と世界初の飛空艇製造者なんだから、もっと落ち着いた会話をしても良さそうなものである。
会話イベントが始まればケンカが絶えず、常に小言を繰り返しているシドとテラ。しかしテラが命を賭けてメテオを唱え絶命した後はあの世で娘と幸せになるように言葉をかけて送ってあげるのでした。
性能
物理攻撃一辺倒の典型的なアタッカーです。一応「しらべる」というライブラアビリティも持っていますが、多用するかと言われると……。
力や体力の伸びが良く、セシルが戦力になりにくい磁力の洞窟では主力アタッカーとして活躍してくれます。またGBA版やPSP版では最終メンバーに編成可能です。そんなに強くなかった覚えがありますが、HPはちょっと高めだったかな?
自爆イベント
シドは中盤でパーティに加わるも、セシル達を追手から逃がすために爆弾を抱えて飛空艇から飛び降りパーティから離脱します。
親代わりのような存在が自分を守るために自爆する……というのは、セシル視点で考えれば非常に重いイベントです。少し前にヤンも犠牲になっていますからね。
地形を変えるレベルの大爆発を0距離で受けた割に、生きています。それはそれでどうよ。
白魔道士ローザ
今回のイベント配布キャラはローザのようです。まだ性能は分かりませんが、星7のヒーラーならレム以上サンタローゼリア未満程度の性能くらいになりそうです。
ローザはFF4のヒロイン。ローザを巡ってセシルとカインによる三角関係(大体カインが悪い)が繰り広げられることもあり、FF4の恋愛事情はかなりドロドロしています。
バロン王国屈指の弓の名手という設定がありますが、弓によるアタッカーとして活躍する場面はそう多くないでしょう。FF4の最終メンバーのヒーラーはローザ1人だけなので回復だけで手一杯のはずです。
背景
バロン一の美女であり、バロンの貴族令嬢です。孤児であるセシルとは対極に大変恵まれた背景の持ち主です。弓使いでしたがFF4本編開始少し前に白魔道士に転向したらしく、同僚曰く「ローザはセシルを護るために白魔道士を目指した」とのこと。ちなみにローザの母親がミシディア出身の白魔道士なので元々素質はあったのでしょう。
ローザの家系はカインの家系と親交があり、その縁でカインは幼い頃からローザに思慕を寄せていたのですが……ローザはそれに気付かずカインの親友であるセシルと恋仲に。あーあー……。
ローザがセシルではなくカインを選んでいたら? というもしもを題材に作られたストーリーが、スクウェア社から発売されているライブアライブに収録されています。
性能
ローザはパーティ唯一の白魔道士です。ケアルガを使えるのがローザただ一人なので終盤は常にケアルガの手を緩めることがないでしょう。
ちなみにセシルは最終決戦直前、エッジとカインと3人だけでラストダンジョンに挑もうとします。リディアはともかくローザの力なしであのビッグバーンの猛攻を凌げると思っているのか。
基本は回復を、時には属性矢を使ったアタッカーとして活躍します。ヒロインであること、貴重なヒーラーであること、魔道士キャラの中でも屈指のHPを誇ることなど、人気の出そうな要素が詰まっています。
まとめ
FF4のキャラ離脱はどのシーンもいいんですよね。シドが爆弾を抱えて飛び降りる場面も、パロム&ポロムが自分達を石化させるシーンも。別れのシーンが切ないからこそ最終決戦の仲間の声が届くシーンが映えます。
パロム&ポロム欲しいなぁ……え? フェス限キャラ? いや、だって、CGLB主人公じゃないんだよ? まどうしハインの時は常設だったしセレチケで交換できたじゃないですか。
先月の生放送で「今後は潜在開放についてもお伝えしておきます」という旨の発言があった割に、ノクティス王子以後の星5スタートキャラ達は潜在内容が不明なままです。セシルとパロム&ポロムの性能、もう少し語って欲しかったですね。
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