【FFBE】2年後のFF10キャラ達
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で開催中のFF10-2についてです。今回はFF10-2に登場する人物がFF10本編終了後から2年の間にどれだけ変わってきたのかについてです。
FF10-2イベント開催中
潮騒デイドリームの強化クエストを周回しつつキーリカの森・探索を周回しつつまだ終わらせていない晶石の洞窟を進めないといけない! ……なんで急にこんなに周回イベント重なるようになったんでしょう。晶石の洞窟は別にいいか。アビ覚ないし800ラピス消えたし。
さて今回もFF10-2イベントに合わせてFF10-2の話です。一昨日のブログで主要メンバーの紹介はしたので、今回は戦闘に参加しないサブキャラ達についての話です。
FF10で激動のスピラを戦い抜いた猛者達はFF10-2の世界でどのように生きているのかをご紹介しましょう。以下FF10及びFF10-2のネタバレを含みます。
①ワッカ&ルールー
ワッカ | ルールー |
ワッカとルールーは結婚しました。ルールーに至っては妊娠しており、ワッカは出産を見守るべく今シーズンのブリッツボールを休業しルールーの側に付いています。
戦闘を終え、ブリッツボールも休業中のワッカは中年太りが加速しており、体型がぷにぷにしているそうです。25歳の中年太りは妙にリアルな話である。
見知らぬ父と向き合うワッカ
ルールーが子供を出産すればワッカは父親になります。しかし、幼い頃にシンによって両親を失ったワッカは父親とはどういうものかを知りません。そのため、父とは、家族とは、自分に何ができるのかを苦悩する様子が描かれています。
エピソードコンプリートを果たすと、自分の悩みに決着を付けて生まれる息子にアルベド語で「未来」の意味を持つ名前を付けます。アルベドを毛嫌いしていた、掟を何よりも重んじていたワッカが自ら歩み寄りを見せる成長を感じられるシーンですね。
良い話なのですが本編に関係ないサブシナリオなので無視してゲームを進めることも可能です。その場合はワッカの命名イベントが発生せず、中年太りの果てにウジウジ悩んで勝手に吹っ切れて終わるという何とも言えないオチを迎えかねません。FF10-2はサブクエストを進めてこそ味が出ます。
②ジェクト
FF10-2ではジェクトがブラスカ達と旅をしていた時の新エピソードが公開されます。
ティーダ達と同じく、ジェクト一行もビーカネルの砂漠で離れ離れになってしまい、ジェクトは3日間砂漠で1人で過ごすことになったのです。
その時砂漠で出会ったサボテンダーに、ジェクトはブリッツボールを教えます。
サボテンダーの独白
レベル | 内容 |
---|---|
① | ねえ ブリッツボールって知ってる? ルカってところで大会があるんでしょ? 僕 大きくなったらブリッツの選手になるんだ! なんたって僕は…… スピラ1のブリッツ選手にケイコをつけてもらったことがあるんだから! へへん |
② | もうずーっと前になるけど でっかい剣を持った男の人が オアシスに流れ着いたんだ 仲間とはぐれたその人は 3日間 オアシスで休んでた そのとき僕にブリッツボールを 教えてくれたのさ 言葉は通じなかったけど…… とっても楽しかったよ |
③ | 僕 ぶきっちょだから なかなか上手くなれないけど あの人が教えてくれたとおり 毎日オアシスで練習してる あの人は いつも 「才能のないやつは 練習あるのみだ!」 って大笑いしてた ちょっと力を入れちゃうと すぐにボールを針で やぶいちゃうんだけどね あの人にもらったボール ボロボロになっちゃった 元気かなあ…… 会いたいなあ 僕がブリッツの選手になれたら また会えるよね! |
④ | あの人が死んだって噂を 聞いたけど そんなの ウソに決まってるよね もっともっと練習して あの人に会いに行くんだ そして最後に見せてくれた あのシュート! 今度は僕がやってみせるんだ びっくりするだろうなあ またあの笑い声…… 聞きたいなあ だから…… だから…… そんなのウソに 決まってるんだ! |
⑤ | ???? |
エピソードコンプリートの内容はぜひ実際にゲームを遊んでみてもらうとして、ジェクトが幼いサボテンダーにブリッツボールを教え込んだ心暖まるエピソードです。こんなの聞いたらもうサボテンダー狩りできないやんけ……。
たった3日間だけ一緒に過ごしたジェクトのことを12年経っても未だに慕い続け、ジェクトから貰ったブリッツボールで今でも練習を重ねている姿は映像付きで見たらFF10-2屈指の泣き所かもしれません。
③ベルゲミーネ
ベルゲミーネはFF10の頃から登場していた人物で、旅の先々で現れてはユウナに召喚士としての稽古を付ける先輩的立ち位置のキャラでした。
ベルゲミーネの全試練を達成すると死人であることが判明し、現代の召喚士の力を付けるために現世に留まっていることが判明します。
クリーチャークリエイトで生前行動が判明
ベルゲミーネはシンを倒せない、もしくは倒すことに意味がないことを悟り、シンの脅威に晒されない別の世界を作ろうと考えました。
各種族を乗せた亀船を世界の最果てに向かわせ、シンの脅威から遠ざけたのです。しかし彼らはシンに怯えることはなくなったものの、生まれ育った故郷への想いを消すことはできませんでした。
ユウナならばシンを倒せると確信を得たベルゲミーネは異界送りされますが、X-2の世界になった後にシンが消滅したことが世界の最果てにも伝わり、150年前に旅立った亀箱舟はスピラの世界に帰還することになります。
④23代目オオアカ屋
23代目オオアカ屋はスピラ中を渡り歩く謎の行商人です。初対面のティーダに突然「金を貸してくれ!」と言うなど、FF10の頃はうさんくさい男に見えるかもしれません。
しかし寺院に追われ反逆者扱いされるユウナを信じてアイテムを売ってくれるなど、世界を敵に回したユウナ達を信じてくれる数少ない人物の一人でした。その理由は、妹がユウナに似ていたためです。
妹は召喚士として旅に出て消息不明になりましたが、顔が似ていて同じく召喚士であるユウナのことをどこか放っておけず、反逆者に協力した罪で投獄されることになりながらも最後までユウナを信じてくれるのでした。
ねんがんの みせを てにいれたぞ!
FF10では世界中を歩き回る行商人でしたが、FF10-2ではリンから店を買い取ってついに自分のお店を持つことができました。
問題はその立地です。購入した店はマカラーニャ寺院の側。召喚獣が消えたことでマカラーニャ寺院は消滅し、ただの寒いところになってしまいました。当然そんなところに観光客が訪れるはずもなく、借金取りに追われる日々を送っています。
ユウナ達一行は飛空艇に匿ってやるもよし、借金取りに突き出すもよしなので自由に彼の行く末を決めましょう。
⑤ドナ&バルテロ
ドナとバルテロは、FF10の頃にも登場した召喚士組です。ドナはユウナに会う度に嫌味ばかり言う嫌な印象を受けますが、彼女もまた自らの命を犠牲にシンを倒そうと志しているため決して悪人ではありません。むしろツンデレを地で行く人。
FF10ではアルベド族に囚われ自分の命をかけてまでシンを戦う必要はないと説得され、旅を止めてバルテロと2人で過ごす未来について考えます。ティーダとの会話内容によって展開が分岐するのですが、放っておくと結局ザナルカンドに辿り着くので多分こっちが正史でしょうか。
ザナルカンドで究極召喚を手に入れ……ようと思ったら、すでにティーダ達がユウナレスカを倒した後だったのでザナルカンドに辿り着いても何も得られるものはなく。どうなってるのかと困惑したまま彼女達のFF10の物語は終わりを告げるのでした。扱い雑では?
キーリカで2人暮らし
シンが消滅した世界では、キーリカにて2人暮らしをしています。しかしキーリカでは「新エボン党」と「青年同盟」の派閥争いが繰り広げられており、ドナとバルテロはお互いに違う派閥に所属しています。
そのせいで喧嘩状態になっていて、ドナ&バルテロ編はこの2人が仲を取り戻すまでの過程が綴られる物語です。生来の気性から素直にバルテロと仲直りできないドナの姿はちょっと面白い。
⑥シェリンダ
シェリンダはFF10の頃からユウナの行く先々で現れ、エボンの教えを世界中に布教していた女性です。教えに対する傾倒さはワッカにも並ぶ程で、ミヘン・セッションでは大勢の犠牲者を出したにも関わらず「教えに反して機械を使ったのだから失敗して当然の作戦」と一蹴しています。
FF10終盤では寺院上層部のお偉いさんがバタバタ死んでいく中で、大出世を果たしました。なんとかベベルを再建しようと奮闘するも、上層部の責任の押し付け合いを止めることはできず寺院は体制が崩壊します。
伝聞能力の高さ
シェリンダは元々「世界中にエボンの教えを広める」ことを目的に活動しており、人に自分の考えを伝え理解してもらう能力に秀でています。そこに目をつけたティーダ一行はシンに歌を聞かせる作戦をシェリンダに託し、見事世界中の人に作戦が伝わりました。
寺院崩壊後のFF10-2ではルカでレポーターに転職しており、情報を広める役割を担っています。ユウナに対して聞きにくいことをド直球で質問してくるその姿勢は、シェリンダにとって天職だったのかもしれません。
⑦シド
シドはアルベド族の族長です。リュックの父親でありユウナの伯父なので、FF10でもFF10-2でもなんだかんだ言いながら協力してくれます。
FF10ではアルベド族が暮らすアルベドホームが崩壊したため、再建のためにお金を稼いでいます。その方法とはザナルカンド観光名所化計画。かつて召喚士の旅の最終目的地とされたザナルカンド遺跡で観光事業を始めました。
周囲からの反応は……
多くの召喚士達の複雑な想いが合わさる地、ザナルカンドを観光名所としたことに対してユウナは複雑な心情を抱えます。選択肢によってはシドに文句を言うこともできるので、FF10の思い出を壊されると思った人はとりあえずムカツいておきましょう。
ユウナに怒られ、観光事業は失敗。平和になった世界で誰もが前向きに生きるFF10-2の世界では大変珍しい立ち位置の人物だと言えます。そんな誰からも賛同を得られない立ち回りを続けてきた結果、雷平原の洞窟に引きこもるという暴挙に出ることも。
まとめ
FF10-2は本編が短く、サブイベントが本編以上に豊富なのでユウナ達よりもサブキャラに視点が当てられることが多い作品です。サブキャラにどれだけ愛着を持てるか、というのもFF10-2への評価に直結する部分でしょう。
反逆の罪で投獄されることも覚悟の上でユウナに協力するオオアカ屋など、非戦闘要員にしておくにはもったいない程作り込まれたキャラがFF10、FF10-2にはたくさん登場します。ぜひ細かい部分にまで目を付け、彼らのエピソードを掘り下げてみてほしいところです。
ところで
オオアカ屋がユウナに協力する理由は召喚士として旅に出た妹がユウナに似ているからとのことなのですが、実はこの妹に会う方法があります。
FF10で雷平原に行けるようになった後、道を戻って異界へ向かいます。するとオオアカ屋の弟「ワンツ」がオオアカ屋の妹の幻影に話しかけるシーンに立ち会えます。
……その辺の女性NPCと同じグラフィックじゃねえか! どこがユウナと似てるんだ!
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