【FFBE】歴代メテオ事典
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)にも登場する魔法メテオについて紹介しています。原作での性能や設定、そしてFFBEでの扱いなど歴代メテオをひたすら語っています。
そもそもメテオとは
メテオとは、FFⅢで初登場した全体攻撃魔法です。作品によって黒魔法だったり時空魔法だったり無属性だったり聖属性だったりします。
今回はそんなメテオに焦点を当てて、各作品におけるメテオについて語っていきます。
FFⅢ
・クラス8の黒魔法 ・全作品の中でもかなり弱い部類に入る |
メテオの初出はFFⅢの黒魔法です。隕石を落下させて敵にぶつける攻撃はFFⅡにもありましたが、メテオという呼称になって定着したのはⅢからになります。
クラス8の黒魔法で、お値段何と6万円。ですが全体攻撃としては合体召喚の方が強く、やや影が薄めです。味方が使う分には合体召喚の方が強いので、どちらかと言うとザンデやアーリマンが使った時の方が印象に残るでしょう。
特定のターンに確定で使用する上に全体回復手段が乏しいⅢの仕様では、一手でパーティが壊滅する強力な黒魔法です。
FFⅣ
・消費MP99、威力255、命中率100%、待ち時間10 ・聖属性黒魔法 ・「Wメテオ」などの別魔法も ・「今じゃパワーをメテオに!」「いいですとも!」 |
あまりにも強力なため、試練の山に封印された伝説の黒魔法です。シリーズでも数少ない、聖属性黒魔法となっています(リメイク版では無属性)。
物語中盤にテラがイベントで習得するものの、テラのMPは90までしか伸びないため撃つことはできません。しかしイベントでは命を賭して魔力を練り、自身の死と引き換えにメテオを放つことに成功します。
待ち時間10と尋常じゃなく待たされるため、基本的にはメテオ以外の魔法で攻撃した方が火力は出ます。ただ、混乱時は待ち時間が0になるためリディアが混乱すると味方に対してメテオを高速詠唱する死神になったり?
FFⅤ
・レベル6の時空魔法 ・無属性で敵ランダムに4回ダメージ |
FFVのメテオも、Ⅳと同じく封印される禁断の術扱いです。大海溝に封印されています。
4回攻撃という都合上、単体の敵には大ダメージが狙えますが複数部位のボスに対してターゲットが安定せず使いにくさが際立ちます。ラスボスが4部位なのも痛いところ。
クイックや連続魔と絡めることで最大20回連続攻撃が可能という、ロマン魔法です。ただし「ものまね」でもMPを消費するという特性があり、リメイク版追加ダンジョンの強化ボス連戦では使いにくいかもしれません。
FFⅥ
・敵全体に必中・魔法防御無視無属性ダメージ ・何故か同名別エフェクトの2種類の魔法が存在する |
FFⅥのメテオはシンプルに、敵全体に無属性ダメージを与える魔法です。FFBEの性能に最も近いですね。
FFⅥは味方全員がアルテマを習得できるため、同じ性能で威力が劣るメテオはやや影が薄めです。むしろ、レベル上げ中にティラノサウルスが撃ってくることの方が多いでしょう。
宇宙空間から隕石が飛来するエフェクトと、画面斜め上から隕石を降らすエフェクトの2種類が存在します。前者は味方が、後者は眠れる獅子が使う場面でよく見ますね。
FFⅦ
・星を滅ぼす禁断の魔法 ・戦闘魔法ではなく、イベント魔法 ・終盤のストーリーがそもそもメテオを止めること ・パッケージのイラスト |
FFⅦにおけるメテオは、星が他の天体と衝突しそうな場合などに使うことで他の天体を消滅させたり軌道を変えたりする、星を守る魔法だったようです。が、それを自分の星にぶつけようと目論むセフィロスによって、FFⅦの世界は崩壊の危機に瀕します。
メテオと対をなす魔法「ホーリー」によって奇跡的に星を守ることに成功するのですが、メテオとホーリーはFFⅦで大出世しました。ちなみに、FFⅦにおいてはファイアは黒、ケアルは白といった概念がありません。しいて言えば黒はメテオのみ、白はホーリーのみです。
戦闘時に使える魔法としては「コメテオ」などが登場しているため、戦闘時に隕石を降らせる無属性攻撃そのものは残っています。
FFⅧ
・無属性の禁断魔法 ・敵にランダムで10回ダメージ |
FFⅧの魔法は魔女が使えるものが魔法、スコールやらゼルやらが使っている魔法は疑似魔法という設定になっており、端的に言うとめちゃくちゃ低威力です。ファイアやブリザラを戦力とすることはほとんどないでしょう。
しかし、現代の魔女が撃つと話は別です。威力は他のキャラの5倍。何回撃っても個数を消費しない。10回攻撃だから9,999限界の壁を越えられると強力な魔法に早変わりします。
ただし、やり過ぎるとPSに負担がかかってしまうのか戦闘画面やメニュー画面の文字が潰れて読めなくなるという弊害が発生します。文字通り禁断魔法ですね。
FFⅨ
・敵全体に防御無視無属性ダメージ ・命中率は「ビビのレベル÷2+気力」 ・オズマのメテオは命中率100%。なんてこった |
FFⅨにおけるメテオは、1回攻撃のⅥ形式まで性能が戻りました。強力な魔法ではあるのですが、命中率が不安定なので通常プレイにおいてはフレアで十分でしょう。
相変わらず味方が使うよりも敵が使った時の方が脅威で、オズマ戦の勝率はメテオのダメージにかかっていると言っても過言ではありません。メテオだけは対策も難しいので。
メテオのダメージ計算式にはキャラごとに固定の数値が使われるのですが、この数値がビビは88、オズマは110となっているのでビビの火力はオズマに大きく劣ります。もー何なのあのまん丸。
FFⅪ
・黒魔道士が使える精霊魔法 ・複数人で使うと威力がアップ |
FFⅪのメテオは、10分に1回使える「精霊の印」発動中にのみ使える精霊魔法です。「精霊の印」を挟まないといけないため、少々面倒なのが困りどころ。
複数人で詠唱を完成させると威力が上昇するという特性があり、最大人数の6人でメテオの詠唱を完成させた場合はド派手なエフェクトと大ダメージで戦闘を彩ります。
精霊の印発動という制約が面倒なので、あまり使われないでしょうか。精霊の印の効果で魔法命中率を上昇させてから無属性魔法を撃つことで、魔法攻撃非推奨の敵を無理やり殴ることもできたりできなかったり。
FFⅫ
・審判の霊樹エクスデスの召喚技 ・召喚時間が残り10秒以下&ドンムブ状態で発動 |
FFⅫのメテオは審判の霊樹エクスデスが特定条件を満たした場合のみ使用可能です。
発動条件が面倒なのですが、使用時に確率で固定3万ダメージを与えるという面白効果を持っています。ただ、通常時はややダメージのバラつきが大きく安定感に欠けるでしょう。
FFXⅣ
・リミットブレイク ・指定した円形範囲内にいる全ての敵にダメージ |
リミットゲージを3本消費して使える、黒魔道士のリミットブレイク。
天より星を招き大地を砕く古代魔法という設定で、FFⅦのものに近いでしょうか。
FFT
時は来た。許されざる者達の頭上に |
時魔道士が習得する、最強の時空魔法です。効果はお馴染みの隕石ドーン。
詠唱時間が重く、撃つのはいいけど効果的に当てることができないという厄介な魔法です。算術対象外なので、無理して使う必要もないでしょう。
条件を満たせばクラウドに撃たせることも可能です。君んとこの星を滅ぼしかけた魔法なんですけどねぇ……。
FF零式
・ロックオンしている敵の周囲に7発の隕石を落とす |
【フェイス大佐の蜂起】難易度不可能クリアで習得できる魔法です。消費MPは255、全魔力85以上で使用可能になります。
攻撃力は非常に高いものの命中率に難があるため、体が大きく動かない敵に対して有効な魔法です。
FFBE
・敵全体に威力250%、精神25%無視の無属性ダメージ |
弱い。作品によっては星を消滅させたりカンストダメージを与えることができる魔法だったのに、今となってはエフェクトの長さから魔法フィニッシュで使う程度でしか使えません。
配信初日から習得可能という状況がマズかったですね。遅れて登場したジャ系魔法はそこそこ使えますが、最初期からあるメテオやアルテマはやや不遇な扱いを受けています。
まとめ
以上、過去の作品におけるメテオまとめでした。
4,5,7ではストーリーに直接関わる程の大魔法であるなど、シリーズを通しても優遇されている魔法です。作品によってはフレアと同格で扱われることもありますが、基本的にメテオの方が上でしょう。
FFBEはそもそも黒魔法があまり強くないのが辛いですね。魔法アタッカーも特殊アビリティで戦うことが多いですし。原作既プレイのユーザーが多いゲームですし、歴代作品に登場した技をもう少し活躍させてほしいところです。
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