【FFBE】六道のボスキャラ考察
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)と六道のボスキャラを考察しています。ボスキャラの姿、六道の元ネタを踏まえて妄想しているので、暇つぶし程度に見て頂ければと思います。
初めに
以前六道の元ネタに触れました。今回はそれぞれの道に存在するボス敵に関して触れていきたいと思います。
それぞれなんと色違いではなく、新ドットということで初めて出会った時はびっくりしたのではないのでしょうか?
今回は三善道である「天上道」「人間道」「修羅道」のキャラを紹介します。
天上道「摩天女」
天上道のボス「摩天女」はそもそもその文字通りの言葉はありません。恐らく摩天と天女の造語でしょう。摩天は天に近づくと言った意味合いがあります。高いビル群のことを摩天楼と言ったりしますね。
天女というのは天部、ようは天上道に住んでいる女性と捉えてしまってオッケーです。他には女神だったり天界の娘の事を天女と言ったりします。
FFBEでは天上道を初めに訪れるので、摩天女は訪れた相手の力量を試す存在として描かれています。
花
天上道の背景には水面に浮かぶ花が描かれています。六道が仏教に関連したものであるため、仏教に関係する花といえば「蓮の花」が妥当かと思います。
蓮の花は仏教では極楽に咲く花とされ、蓮の花の咲き方が極楽で生きる人の在り方になぞらえているからだそうです。これを蓮華の五徳と呼んでいます。
では摩天女に描かれている花は蓮かと言えば違うようです。恐らくですが花そのものが落ちているので、「椿」かと思います。花が落ちるところが首が落ちると連想され「死」のモチーフになるようです。
掲げているしゃれこうべ
摩天女のもう1つの特徴として、右手に盛られているしゃれこうべの存在があります。天上道は六道の中では1番良い世界とされていますが、永久にその世界に留まれません。
なぜなら天上道にも死が存在し、死が近づくと汗が出るようになったり、垢が落ちるようになったり、いわゆる人間くささが出てきます。仏教では五衰と呼ばれています。
そして死んでしまった後は、必ず下の世界に落とされてしまいます。なぜなら天上道はあまりの極楽で、善行を積むといった発想がないからです。天国のようで裏を返せば後々地獄が待っていることを表していますね。
人間道「邪法老師」
人間道にいる邪法老師は、人間道を統治しています。しかし図鑑説明を見る限り彼は魔物に姿を乗っ取られてしまい、悪行を積む自分を倒してくれる存在を求めていたようです。
人間道の世界の人物なので、邪法老師もまた善行を積まなければ上の世界に移れない。FFBEではラスウェルは邪法老師を倒し、解放には成功しましたが、きっと彼は下の世界に落とされてしまうのでしょうね…。
落とされる場所
邪法老師は悪行を積んでしまったことから、下の世界に落とされてしまことは確定だと思います。どこの世界に落とされてしまうのでしょうか?
下の世界「餓鬼道」「畜生道」「地獄道」はそれぞれ「誰かを妬む」「誰かを蹴落とす」「誰かを殺す」といった世界の特徴があります。他世界で上のことをしてしまうと、対応した世界に落とされてしまうようです。
邪法老師のドット絵は多数の人に掲げられたものです。誰かを下に見る、つまり誰かを蹴落として自分の価値を上げているようなので、邪法老師は畜生道に落ちるような気がします。
修羅道「イットウサイ」
修羅道は常に争いのある世界です。ボスのイットウサイもまた常に争いをしている存在です。刃向かう者は全て切り捨てて、かつ自分からも戦う相手を求めている姿はまさに悪鬼羅刹ともいえる存在です。
実は人間道に次ぐ良い世界?
修羅道は常に争いごとのある結構危険な世界ですが、人によっては幾分かましな世界とも言えます。言ってしまえば、自分に力があれば自分の正義を貫けるため、力がある者にとっては良い世界なのかもしれません。
苦しみも誰かから受けるのではなく、自分から戦いを求めるといったものなので、力がある+戦い大好きっこな場合、天国なのかもしれません。
しかし弱肉強食な性質なため、1つ間違えれば畜生道に落ちるような気がします。人を殺すので地獄道に落ちるかもしれませんし。修羅道が文献によって三悪趣に区分されるのは、ここに起因するのかもしれません。
般若の面
イットウサイのつけているお面はおそらく般若の面がモチーフでしょう。般若の面と違い目の形が違いますが、角の存在、大きく開いた口など似た部分が多いお面です・
般若の面は嫉妬・恨みを持った女性を模した仮面であり、本来つけるのは女性です。しかしお面の舌には白く長い髭の存在があるので、男性とも言えます。
ただ最近だと般若は激昂している様の部分が強調されているので、別段性別は気にしないことのほうが多いです。クロックタワーでも男が被っていましたからね。
終わりに
今回の六道は三善道と分類される「まだましな方の世界」です。特に人間道は仏教では、解脱が可能な唯一の世界ということで、特別視されることが多いです。
そんな世界ですが、ボスの邪法老師は魔物に体を乗っ取られてしまい悪行を積んでしまっています。原因は自身の行いにあることから、自分の行いで良いほうにも悪いほうにも傾くということがよくわかります。
次回は悪い世界達を紹介していこうと思います。多分そちらのほうが馴染み深いかもしれませんね。色んな作品で元ネタに使っていますから。
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