【FFBE】FF6小ネタ集
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で開催中のFF6イベントに合わせて、今回はFF6の小ネタ集です。有名な小ネタを振り返って懐かしもうという体の記事ですので、周回合間の暇つぶし程度にどうぞ。
FF6小ネタ集
FF6イベント開催中なので、今回はFF6原作における小ネタの数々をご紹介します。
ご存知の方もいるかと思いますが、FF6は今でも研究が進められている有名作品ですので、あれもこれも紹介するのは流石に不可能です。自分で試していないネタもありますからね。
ここではあくまで実際に試したことがあるものや、実機で見ることができる範囲の小ネタを紹介しています。一応エンディングに関係することも書いているので、FF6ネタバレを含んでいます。
①瀕死必殺技
キャラが瀕死状態の時に「たたかう」を選択すると、1/16の確率で発動するキャラ固有の必殺技です。
瀕死状態になったらすぐ回復しますし、瀕死状態を放置してたたかうを選択する場面がそうそうないですし、挙げ句発動率も決して高くはないしで、エンディングまで1回も発動しなかったという方も少なくないのではないでしょうか。
FFBEにおいては、一部の技がキャラのLBとして採用されていますね。ほぼ全員が全ての魔法を修得できるFF6の中では、キャラの個性を際立たせる重要な要素の一つです。
FF7のリミット技の原型
FF6では実装こそされていたものの、ほとんど見る機会がありませんでした。条件が厳しい上に確率発動ですから、戦略に組み込みにくいのも残念なところ。
後にFF7のリミット技として昇華されます。こちらは被弾する度にゲージが貯まるという仕様になり、ゲージが最大まで貯まると任意のタイミングで発動できるようになりました。
②機械装備
手順 | 内容 |
---|---|
① | 装備したい箇所の防具を全て処分する(左手なら盾、頭なら帽子と兜など) |
② | 装備したいアイテムをアイテム欄の一番右下に配置する |
③ | 装備画面で「さいきょう」を選択する |
という手順をこなすと、①で空けた防具箇所に②で配置したアイテムが装備できてしまうという裏技です。防具欄に装備することからも分かる通り、防御力を重視した小ネタなので、防具として性能が良い「きかい」が装備候補に上がります。
有名なネタは「頭にドリル」ですね。ドリルは装備した瞬間に魔法防御力がカンストし、物理防御力も191まで上昇します。カンストが255なので、たった一つの防具種で異様強化されている様が分かります。
何故機械は強いのか?
どうやら機械の物理攻撃力が物理防御力に、機械の命中率が魔法防御力に変換されるようです。なんてこった。ちなみに全ての機械は命中率が255なので、装備すると魔法防御力がカンストします。なぁんてこった。
機械の物理攻撃力最強は「かいてんのこぎり」ですが、一品物ですから購入できる「ドリル」が好まれるというわけですね。頭にドリルを括り付けて敵と戦うパーティメンバーのシュールさよ。
公式ネタである
あまりにも有名なネタだったのでSFC版でしか再現できず、PS版やGBA版では潰されています。が、公式が気に入っているネタだったようで、ディシディアファイナルファンタジーで「機械装備」というアビリティで登場しました。
ファンサービスの一環なのでしょう。
③バニシュデス
仕様 | |
---|---|
① | 全ての魔法は敵/味方どちらも対象にすることができる |
② | バニシュは物理回避率が100%になる代わりに魔法回避率が0%になる |
裏技と言うか、仕様を並べてみたらどんな敵も絶対ワンパンアビリティが完成してしまったという感じですね。やり方は至って単純明快。まず敵にバニシュを付与して、それからデスをかけるだけです。
②の仕様により、敵の魔法回避率が消滅するためデスが確定で命中します。そして、何故か敵の即死耐性が消失しているため、困ったことに本来即死魔法を無効化するはずのボス敵でさえデスで倒せるようになります。
アンデッド系のような「デスは効くけど復活する」敵に対しては流石にダメですけどね。基本的にアンデッド以外のボスであればブラキオレイドスですら一撃です。これを使った稼ぎも存在します。
ボスにも有効?
そもそもバニシュ自体を無効化するボスに関しては効きません。前提条件が異なってしまいますからね。
アンデッド系に関しては、デスではなくデジョンで処理することが一応可能です。ただし、内部処理的にはデジョンは倒したのではなく逃走扱いになるそうで。一部イベントがおかしくなります。
初期ROM限定で、ラスボスすらバニシュデスで倒せるそうです。しかし、後期出荷ROMではできないとのこと。気付いていて修正されたのか、そもそも初期ROMなら倒せるがデマなのか……。初期ROMのFF6自体希少価値が高そうなので、現状確認できる環境が限られそうですね。
まあ、そもそもラスボスを弐撃決殺すると達成感も何もあったもんじゃないのですが。RTAで役立つかもしれません。
④スリースターズ量産法
魔法を使う際の消費MPが1になる脅威のアクセサリー「スリースターズ」。コロシアムでガリュプデスと戦い、「皆伝の証+源氏の小手+盗賊のナイフ」による8連続ぶんどる攻撃で盗むと量産が容易です。ロックかゴゴで普通に盗むのもありっちゃあり。
ガリュプデスと戦うためには、カイエンの武器で上から2番目の性能を誇る「天叢雲」を賭ける必要があります。しかし、天叢雲を賭けて手に入るホーリーランスを再び賭ければ天叢雲に戻るため、好きなだけガリュプデスと戦えるのです。
ドラゴンクエストの産みの親である堀井雄二さんが、このやり方で人数分スリースターズを確保したという逸話があります。さすがのやり込みの程です。パーティメンバー全員の消費MPが1になれば、後はもうやりたい放題でしょう。
⑤必殺技簡易入力
マッシュの必殺技は「↓↙←+A」というような、キー入力が必要なアビリティです。俗に竜巻コマンドやスクリューコマンドとも呼ばれる入力で、慣れていない人はなかなか任意の必殺技を出せないことがあるでしょう。
実はこのキー入力、斜め入力の判定はかなり甘いです。「↓↙←」であれば、「↓↓←」あるいは「↓←←」でも成立します。
斜め入力やずらし押しが不慣れな人でも、後者のコマンドであれば成立させるのは簡単でしょう。このような簡易コマンドを知っておくと、確定でオーラキャノンを撃ててマッシュが採用候補に上がる方もいるのではないでしょうか。
⑥複数エンディング
FF6のエンディングは、ラスボス撃破時点で加入しているメンバーによって内容が変化する仕様となっています。崩壊する瓦礫の塔から、魔法の力を使わずに脱出していく様子が描かれます。
加入済みメンバーはそれぞれの特徴を活かして進んでいくのですが、加入していないメンバーは出身地と顔グラフィックが表示されるだけです。欠席者の卒業写真か。
しかし、セリス/エドガー/リルムの3人は、それぞれロック/マッシュ/ストラゴスの加入有無によってエンディングの内容が変化します。以下は変化の内容です。
キャラ名 | エンディングの内容 |
---|---|
セリス | 脱出中にロックのバンダナを落としてしまい、拾っていたら崩壊に巻き込まれて命を落としそうになる。 ロック加入時はロックが助けてくれ、未加入時はセッツァーに助けられる。その後の会話の内容も大きく異なる。 |
エドガー | 巨大な鉄骨が道を塞いでしまい、エドガー/セッツァー/セリスの3人でどかすことになる。 その時エドガーが「こんな時にマッシュがいればな……」と漏らす。 マッシュが加入している場合はマッシュが1人で鉄骨を受け止め、潰れそうになっていたエドガーの窮地を救う。 そしてエドガーに王位を譲った真意を語ってくれる。 |
リルム | 脱出を諦めるストラゴスを叱咤激励し、自分が担いで連れて行く。リルムの家族想いな面が強調されているエンディング。 一方ストラゴス未加入の場合、どんどん先に進んでしまうセリス/エドガー/セッツァーに「似顔絵描くぞ!」と脅し、その隙に先に進んでしまうコメディエンドになる。 |
⑦差別か?
フィガロ城では、王であるエドガーを先頭にして店主と会話すると通常の半額の値段で買い物ができます。機械を複数個購入する場合は積極的に活用することになるでしょう。
が、マッシュを先頭にして買い物に入っても通常料金での購入となります。王じゃないからいいと思っているのか、10年も経つと王の親族とはいえ顔を忘れられてしまうのか……。
⑧どこでもセーブ
パーティ分割ダンジョンでできるテクニックです。パーティAをセーブポイントの上に立たせてパーティBに切り替えると、セーブポイントに立っていないパーティBでもセーブができるしテントを使えます。
1パーティがセーブポイントにたどり着くだけで全員を回復できるので、早期にフェニックスの洞窟をクリアしようとする場合などは重宝します。
GBA版でも使えました。と言うか、この方法でセーブしないとレッドドラゴン戦がきつかったです。
発展形
どうも歩数がフラグになっているらしく、パーティAがセーブポイントを踏んでパーティBに交代しても歩数が変わらないため、パーティBでもセーブポイントを使用できるという仕様のようです。
そのため、ダンジョンでセーブポイントを踏んでテレポで脱出。そして飛空艇に乗るとセーブポイントを使える状態を維持したまま飛空艇に乗って世界中を旅できるようになりました。そりゃあ歩いてないけどさ。
この裏技が発展していった結果、ラストダンジョンである瓦礫の塔は0歩でクリアできるそうです。
⑨ケフカの台詞カット
FFシリーズにおいては、戦闘中に会話することは珍しくありません。FF6では最初のユミール戦でも、戦闘内会話で攻略のヒントをくれますからね。
そんなケフカの戦闘内会話ですが、事前に全員をジャンプさせて空中に待機させておき、最終戦開始直後に落下するように調整しておくと台詞をカットしてトドメを刺せます。ちなみにカットできるセリフは「夢……希望……どこから来て、どこへ行く? そんなものは……このわたしが破壊する!!」
最終決戦のラスボスの決め台詞をカットして倒せるなんてあんまりである。
FF8で対策された
ラスボスの台詞がカットされるという仕様があんまりだったので、FF8では対策されました。
FF8のラスボスは、特定の台詞を言う前にHPを0にしてしまうと残りHP僅かの状態で蘇生するという仕様になっています。FF8にリレイズはないのですが、決め台詞を言いたい魔女の執念が為せる技なのでしょう。
つまりジエンドでトドメを刺すのは難しいです。ジエンドを撃った後に通常攻撃を撃ち続けましょう。
⑩回避率の不具合
FF6における物理回避率は、実は意味がありません。物理回避率はいくら上げても効果がなく、その代わり魔法回避率の数値分だけ物理も魔法も回避できるようになっています(GBA版では修正済みだったので、GBA版以降の機種では恐らく対応済み)。
物理回避率が飾りなので、暗闇状態も何の意味もありません。暗闇状態でも物理攻撃の必中具合は変わらないので、キャラにサングラスをかけたい場合はむしろ積極的に暗闇になっておきましょう。
ただし、ストラゴスのみ例外です。FF6のラーニングは自分が食らう以外に「仲間が食らう様子を目撃する」でもラーニングできます。暗闇状態だと仲間が被弾する様子を目撃できないため、ラーニングできません。
⑪オークションの支配者
魔石ゾーナ・シーカーやゴーレム、GBA版ではエクスカリパーなど重要アイテムが入手できる競売ですが、アイテムの販売はランダムなので全て参加していると結構な時間がかかってしまいます。金持ち親子のやり取りを連続で見せられたりね。
が、実は競売のアイテムは乱数である程度確認可能です。具体的には競売会場から出た時に左下の女性が歩く方向によって、ある程度競売にかけられる商品がわかるのです。
世界崩壊前/後や、既にゴーレムやゾーナ・シーカーの魔石を購入済みか否かなどの条件で多少変わるものの、例えば「目的のアイテムを出される可能性があるのは右を向いている場合のみである」などの条件付けができていれば、右を向くまで競売会場の出入りを繰り返すことで乱数を消費できます。
まとめ
翔んでる!平賀源内の話とかもしたかったけど、流石にマニアック過ぎるとお蔵入りになりました。普通にプレイする範囲で気付く、攻略に応用できる小ネタという範囲で言うと、上の11個くらいではないでしょうか。
最近のFF6界隈は、52回全滅することでエンディングを呼び出して300歩程度でクリアできるとか、なかなか愉快な環境になっているそうですね。今でも(色んな意味で)遊んでもらえるなんて、開発者冥利に尽きるでしょう。
52回全滅バグというのは流石にやってことがありませんが、ロマサガ2で64回全滅して皇帝候補を消滅させ、最終皇帝を呼び出すやつならやったことがあります。インペリアルクロスだけで戦い抜かせるとか狂気の沙汰だと思うプレイでした。
FF6イベント開催中
FF6イベント、積極的に参加されていますか? 1日1回開催されていたボーナスモンスタークエストが失くなってしまったので、セレチケを全て回収するためにはかなりガッツリ周回する必要がありますよ。
体力回復薬突っ込んで星5確定チケットまでは取りました。結果はルールー(1体目)。
………………こんな時、どういう顔したらいいか分からないの。
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